こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。
こう暑いと、どうしても食欲は落ちてしまいがち。でも、食べないとバテてしまうし……。そんなときにオススメなのが、顆粒だしで作る即席の冷た~いだし汁をかけた、具沢山の「冷やしだし茶漬け」です。キンキンに冷やしたご飯にだし汁をかけてひと口食べれば、食欲復活! 暑い日でもサラサラと食べられますよ。
そこに、今回はやさしい塩味とふんわりとした食感がご飯に合う釜揚げしらす、そして、わさびをトッピング。冷たいだし汁、わさびの香りと刺激でクセになりますよ。
魚屋三代目の「しらすの冷やしだし茶漬け」
【材料】1人前
- ご飯 1人分
- 釜揚げしらす 20g
- 水 150ml
- 和風だし(顆粒) 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1/4
- チューブ入りわさび、かつお節 適量
(トッピング用)
- 昆布の佃煮、ミョウガ(スライスする) お好みで適量
作り方
1. ご飯を茶碗によそい、温かければ冷ましてからラップをして、冷蔵庫で冷やします。
2. カップなどに水、和風だしを入れてよく混ぜて溶かし、
しょうゆも加えて混ぜ、こちらもラップをして冷蔵庫で冷やします。
ご飯もだし汁も、できれば30分くらい冷やすのがオススメです。
3. 冷やしたご飯に、だし汁を注ぎ、
かつお節をのせ、
釜揚げしらす、わさびを盛り付けて完成。
ここでは、チューブ入りのわさびを1.5cmほどのせて、ピリ辛に仕上げました。
お好みで、箸休め的に昆布の佃煮を添えたり、香りのいいミョウガを添えたりしても美味しいです。
わさびの刺激と甘みを感じます!
冷たいご飯とだし汁に、かつお節の風味と、あっさり塩味の釜揚げしらすがめっちゃ合う!
そして、なんといってもわさびの存在感がいいんです。わさびをだし汁に溶かしながら食べると、鼻に抜けるツーンとした辛さだけではなく、その中にある甘みが全体を引き締め、うま味も強化してくれますよ。刺激がガツンとほしい方は、わさびはたっぷりめでいっちゃってくださいね。
添える薬味はお好みで。薬味ねぎや大葉(青じそ)のせん切り、白いりごまなどもGood! 食べてみて味を濃くしたければ、しょうゆの量を増やしてください。
即席だし汁で作る、冷やしだし茶漬け。この一杯で、猛暑を乗り切りましょう!
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
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