【メシ通のそうめん祭り】焼いたなすがすさまじく香ばしい「焼きなすそうめん」【ツジメシの付箋レシピ】

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こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。

ナンプラーの汁で鶏肉を煮て、相乗効果で美味しくなった汁で食べる「ナンプラー茹で鶏そうめん」、

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そして、手軽にめんつゆを使った、まるごとトマトの「トマトそうめん」

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に続く、素材1品そうめんシリーズ。今回は「焼きなす」です。

かつおぶしと昆布で取っただしに焼きなすを浸し、冷やして作るつゆでそうめんをいただきます。

今回のレシピメモはこちら。

 

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ツジメシの「焼きなすそうめん」

【材料】(1人分)

  • なす(中サイズ) 2本
  • かつおぶし 1パック(4~5g)
  • だし昆布 3cm角
  • 水 220ml
  • しょうゆ 大さじ1と1/2
  • みりん 大さじ1
  • そうめん 2束
  • おろししょうが 小さじ1/2
  • かつおぶし(トッピング用) 適量

 

作り方

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1. なすは、ヘタの部分にぐるりと切り込みを入れて、垂れ下がったがくを取る(おかっぱに切る、なんて言います)。

後で皮がむきやすいよう、皮には2~3cm幅に縦に浅く切り込みを入れておきます。

 

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2. 魚焼きグリルや焼き網、トースターで、強めの火加減で皮全体にしっかり焦げ目がつくまでなすを焼く。

 

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3. 写真のようなだし用の袋を用意して、かつおぶしと昆布を入れる。

 

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4. 小鍋に3、水を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして3分加熱し、しょうゆとみりんを加えて火を強め、再沸騰させて火を止める。

 

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5. なすは焼けたら取り出し、火傷に注意しながら皮をむく。

竹串を使い、なすの切り込みに竹串を刺して引っ張るようにするとむきやすいです。

 

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皮をむいて、これくらい茶色く色づくまで焼けていると、香ばしくて美味しいです。

 

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6. 皮をむいたなすは長さを半分に、さらに縦に半分に切る。

 

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7. ボウルになすを入れ、4を袋ごと注ぎ、冷めるまでおいておく。常温程度に冷めたら冷蔵庫に入れ、1~2時間しっかり冷やす。

急ぐときはボウルを冷水につけて急冷するといいです。

 

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8. そうめんを既定の時間茹でて流水で洗い、冷水で締め、ざるに押し付けるようにしてしっかり水気を切る。

 

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9. 器にそうめんを盛り、7からまずなすをのせ、つゆを注ぐ。おろししょうが、トッピング用のかつおぶしをのせていただく。

 

食欲のないときでもするすると

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だしの味がしみた冷たい焼きなすと、その焼きなすの香ばしさが加わったつゆ。さっぱり美味しくて、食欲のないときにもするする食べられますよ。

もしあれば、昆布とかつおぶしを入れた袋に、煮干しや干ししいたけ、干しえびなどを少し入れてみてください。より深みが増した味わいになります。なお、だしを取った昆布(干ししいたけ、干しえびも)は、刻んでそうめんのトッピングにも使えますよ。

 

作った人:ツジメシ

ツジメシ

本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。

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企画協力:フーディストノート

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