お魚がおいしいと評判の高い「佐渡」。
日本海に浮かぶ佐渡は、暖流と寒流が交差する場所のため、季節ごとに北上する魚、南下する魚の両方が集まり、さまざまな魚が水揚げされる地として知られています。
そんな佐渡では、一般的には「安くておいしい」というイメージの「回る寿司」でも、おいしいお魚の数々を楽しめるのです。
まず、佐渡に行くにはフェリーかジェットフォイルに乗り海を渡って行く事になります。
海から見た佐渡
佐渡はアルファベットの「S」 に似た形をしており、両津港がある両津湾は中央部右側に位置します。
それに対し、中央部左側には真野湾があります。
真野湾に面する佐和田地区は、大型店舗やスーパーなどが集中しており、島内でも栄えている地域です。
今回ご紹介するお店は、両津港から佐和田地区に行く途中にあり、佐和田経由で北の金山、南の小木地区のたらい舟など、観光名所に行く前の腹ごしらえの中継点としてもちょうど良い立地となっています。
「すしや まるいし」
店内は一般的な回る寿司スタイルのつくりとなっています。
メニュー。
本日のおすすめは……。
「かわはぎ」、「そい」といったところが回る寿司としては珍しく、その他も含め地魚満載である事がうかがえます。
「まずは汁物から」
と思い店内を見渡すと……。
本日のお味噌汁の案内。
▲佐渡産わかめのお味噌汁(130円)
「まるいし」では、佐渡の魚以外のお寿司も食べられるのですが、せっかく佐渡に行ったという事もあり、今回は佐渡で捕れるお魚をメインに注文していく事としました。
まずは、
▲まだい、あじ(各130円)
タイ、アジとお寿司の定番品を食べてみると、クオリティーの高さが光りますね!
ネタの鮮度の良さの他にも、ご飯のおいしさも際立ちます。
シャリには、佐渡産のコシヒカリを使っているのだとか。
佐渡はお魚だけでなく、お米もおいしい場所として有名です。
そんな魚とご飯のコラボを楽しめるのも佐渡の魅力の一つです。
ドンドンいきます!
続いてはこちら。
▲生だこ(200円)
はちきれんばかりの弾力感がすごい!
鮮度の良さが光る一品でした。
佐渡といえば……
やっぱりこちらの一皿ですよね。
▲ぶり(130円)
そして、さらに回る寿司では珍しい一品を!
▲焼きふぐ(130円)
程よい弾力感に加え、たんぱくな味わいながらもかむ程にあふれる滋味深いうま味が絶妙でした。
続いての2皿も回る寿司ではなかなか見かけない品です。
▲そい(200円)
▲あらばちめ(260円)
弾力感の強さがとても印象的でした。
▲かわはぎ(200円)
コリコリとかためな食感が特徴的です。
たんぱくな味わいの白身ですが、上品な甘みが何ともいえませんね。
▲活サザエ(200円)、甘えび(260円)
サザエは強烈な歯応えでした。
かなりかたいので、ガツンとくる歯応えを求める人はぜひお試し下さい。
甘エビは、新潟では南蛮海老と呼ばれる特産品となっています。
プリっとした柔らかさと適度な弾力感がおすすめです。
そして、新潟といえば……
やっぱりコチラです。
▲のどぐろ(390円)
ほどよく脂ののったのどぐろです。
うま味も豊富で味わい深く、ぜひお試しいただきたい一品です。
職人さんがその場で握るお寿司
「まるいし」では、鮮度の良いお魚を職人さんがその場で握ってくれます。
ちなみに、「まるいし」は、佐渡のお魚を全国に卸している水産業者の直営店となります。
全国に流通するおいしい佐渡のお魚を、回る寿司のリーズナブルな価格で食べられるのはうれしいですね。
逆にそうした流通の関係で、築地からまぐろを仕入れお店で提供しているそうです。
そういう事もあり、佐渡のおいしいお魚のみならず、島外のおいしいお魚も食べられるのですね。
そして、デザートも充実しています。
手作りデザートを各種提供しています。
▲手作りプリン(200円)
優しい甘さがお寿司を食べた後にぴったりです。
こうしたデザートを楽しめるのもうれしいですね。
佐渡に訪れた際は、手軽においしいお魚が食べられる「まるいし」にひぜ行ってみてはいかがでしょうか?
お店情報
すしや まるいし
住所:新潟県佐渡市泉1031-1
電話番号:0259-63-3066
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜日