以前、淡路島のたこせんべいを食べ歩く記事を書いた。
JR大阪駅から明石駅まで向かい、明石駅から歩いて10分ほどの場所にあるフェリー乗り場から「淡路ジェノバライン」という高速船に乗った。乗れば約13分という短時間であっという間に淡路島の岩屋港に到着。その時は「たこせんべいの里」という施設に向かうために港からすぐに路線バスに乗ったのだった。
あれから3年ほどが経ち、その間、何度か同じルートで岩屋港を訪ねた。港のまわりを歩くとちらほらと商店や飲食店が点在し、歴史あるたたずまいの銭湯があり、抜けのいい港の風景があり、のんびり散歩するのにちょうどいいエリアなのだ。
その岩屋港で美味しいハイボールが飲めるらしいという話を、酒好きの友達から聞いた。なんでも、閉店してしまった商店のスペースをそのまま使い、淡路島産のレモンで作ったハイボールを、しかも毎週土曜日限定で提供しているという。なんだか普通じゃないというか、気になるポイントが多い話だ。
その名も「淡路島ハイボール」というらしいその場所に、11月の晴れた日、ようやく行くことができた。
まずはタコ推しの町、明石へ
JR明石駅改札を出るといきなりタコの洗礼だ。
駅前の植え込みにも。
喫茶店の軒先にも。
やはり明石はタコ推しの町。活気あふれる魚の棚商店街で美味しいタコにかぶりつきたい気もするが、今日の目的はそれではない。
明石海峡をわたり淡路島へ
商店街を抜けて「淡路ジェノバライン」の乗り場へ急ぐ。
乗船券は片道530円。
海を渡るとどうしてもテンションが上がってしまうので発泡酒を買って乗ったけど、飲み切る前に着いてしまう。
秋の行楽日和で、お昼前に岩屋港に着く便にはたくさんの乗客がいた。みんなどこへ行くのだろうか。
港で釣りを楽しんでいる人も大勢いる。
船の着く港から数分歩くだけで「岩屋商店街」のアーチが見えてくる。
そのまま進んでいく。
さらに進むと見えてきたのが「淡路島ハイボール」。今日の目的地である。
趣き深い街並を散策してみる
オープンの12時までまだ少しある、準備中とのことなので周辺を少しウロウロしてみる。
近くには扇湯という、銭湯好きの間では“遺産”と呼ばれる歴史ある銭湯がある。これは営業時の写真だ。
まだこの時間は銭湯はあいておらず、かわりに入口で衣料品を売っていた。
なかなか不思議な光景だ。
味わい深い雑貨店がある。
もう閉業してしまっているが入口がかっこいい喫茶店がある。
そして商店街反対側の入口がある。
こんな雰囲気の商店街に「淡路島ハイボール」はあるのだ。
淡路産レモンを氷代わりにしたハイボール
「淡路島ハイボール」の場所は、銭湯ののれんが目印。2年前に閉店してしまった「八百年」という名の八百屋さんの建物をそのまま使っている。
お店の脇にも椅子が置かれ、ゆっくりできるようになっている。
さて、「淡路島ハイボール」がオープンする12時になったので、席に座らせていただき、さっそくハイボールを頼んでみる。
店名そのままのメニュー「淡路島ハイボール」は淡路島産のレモン丸ごと一個を氷がわりに使ったもので、一杯目は490円(岩屋の飲食店を利用すれば450円になる)、2杯目以降、同じカップに注ぎ足す場合は400円となっている。
こんな風に大きなレモンがゴロンと入った一杯。
絵になるぜ!
うーん、いい。
と写真ばかり撮った末にようやく飲んだのだが、口にした瞬間、色彩が浮かんでくるような味わい。フレッシュな酸味とスコッチウイスキーの香味が最高のバランスを保っていて驚いた。このレモンに合うようにとウイスキーには「ホワイトホース」を使っているそう。
つまみは持ち込みOK
お店には「自家製マスタード付きのソーセージ」(200円)、
淡路島産のアカモク、ワカメの佃煮、ちりめんがセットになった「岩屋セット」(250円)
などがあり、これをつまみながらハイボールを飲むのももちろん最高なのだが、この「淡路島ハイボール」のコンセプトは「持ち込み大歓迎!」というもの。
岩屋の飲食店の持ち帰り可能な惣菜を集めて、自分なりのアテでお酒を味わうことができるのである。
ちょうどお店にいらっしゃったお客さんから「ここの刺身、美味しいんですよ」とおすすめしてもらった近くの鮮魚店「林屋」さんへ行く。
行列ができるほどの繁盛ぶりで、併設された寿司店は予約のとれない名店として知られているそう。予算に応じて刺身の盛り合わせを作ってくれるとのことで、取材に同行してくれた友人と二人で1,000円分を注文したのだがこれがすごいボリューム。
また、これも近くにあるスーパー「マイマート」もおつまみの宝庫。
このマイマートは鉄火巻きが有名で、すぐに売り切れてしまうらしい。取材時、お昼時点でもう無かった。かわりにフライ類を買ってきた(どれもすべて100円)。
外買い、めちゃくちゃ楽しい
そして70年以上の歴史を誇るというお好み焼き店「紋六」。
ここも「淡路島ハイボール」で飲むなら外せないというお店らしい。
持ち帰りでオムそば(すじ、420円)をいただくことにした。
中にはぎっしりと焼きそばが。
と、こんな風に岩屋のグルメを好きなように集めてのんびり飲める、それが「淡路島ハイボール」なのである。めちゃくちゃに楽しい。
船に13分乗っただけで「空気が変わる」
こんな素晴らしい場所がなぜ生まれたのか知りたい。今回、事前にお願いをし「淡路島ハイボール」の発起人である松本康治さんにお話を伺うことができた。
一緒に淡路島ハイボールを飲みながら、林屋さんのお刺身をつまみながらのインタビューだ。
──ハイボールも美味しいですし、あちこちで集めたおつまみも美味しいし最高の場所ですね。
「そうでしょう。でもね、岩屋はお店がどんどんなくなってきてるんです」
──すぐ目の前の「さかた」さんも10月いっぱいで閉められたと聞きました。影響は大きいですか?
(2019年10月で閉店した「さかた」。「淡路島ハイボール」とは目と鼻の先)
「むしろあっちが本体みたいなものですからね(笑)。さかたさんのコロッケや揚げ物を買ってここで飲むというのが一番の楽しみ方だったのでね。もう、抜け殻みたいになっています」
──でも「林屋」のお刺身も「紋六」のオムそばも美味しいです。
「まだお店があることにはありますけど、ただ、さかたさんはここからも見える近さにあって、それがよかったんですけどね。もう50年営業して、十分ということでやめはって。まだ設備はそのまま残ってるんですけど、どうですか? やりませんか?」
──えっ! 私ですか? いやぁ……
「今日はその話しかしませんよ(笑)。絶対やった方がいいですよ! 週末だけでもどうですか?」
──ちょっと、一旦考えてみます。えーと、もともと松本さんが岩屋に来られたのは何がきっかけだったんですか?
「お風呂屋さんが好きなので、島のお風呂をめぐってみようかなと。それが14、15年前ですかね。その頃はもっとお店がいっぱいあって賑やかな通りやったんです。そこに古いお風呂やさん(扇湯のこと)がボンッとあって、めっちゃいい感じだったんですね。たまに船に乗ってこっちに渡ってくると空気が一変するというか」
▲松本康治さんは銭湯関連の著作を複数持つほどの銭湯好きだ
──本当に、明石とは一気に雰囲気が変わりますね。
「片道13分間の船に乗っただけなのに、魔法のように島の空気に包まれる、『このゆるい風、何?』みたいなね。紋六でお好み焼き食って、お風呂入って、お寺の階段に腰かけて夕方の鐘を聞いて帰っていくという。僕は神戸に住んでるんで、ほんまにすぐ来れるんですよね」
──それで普通に通われていたんですね。
「はい。たまにでしたけどね。はじめは」
きっかけは銭湯の応援活動
──そんな神戸住まいの松本さんが今のように深く関わるにはどういう経緯があったんでしょう?
「扇湯さんとは、僕の本でも紹介させてもらったりしておつきあいがあってよく通っていて、『釜が壊れたらもうやめるから』という話は聞いてたんですけど、3年ほど前に『いよいよ釜がもうイカれてきた』と。それで、たまたま私がお風呂に入っている時にとうとう釜に火がつかなくなったんです。お風呂に入ってたらおかみさんが入ってきて、『ついに壊れたわー!』って。『ちょっと待ってください! まずパンツ履かせてください!』と(笑)」
──すごいタイミング!
「それで業者さんに調べてもらって。結果、ボイラー本体はまだ大丈夫だったんです。付属部品が壊れていたんですね。ただ、扇湯は番台がおかみさんで、旦那さんがオーナーなんですけど、旦那さんはお仕事を定年退職されてゆっくりしてはるんです。とにかく古い銭湯なんで、あっちこっち壊れて、こんな負の遺産を残して死ねないと(笑)。きれいに片付けてから死にたいという思いがあって」
──なるほど。
「それこそ天井が落ちてケガ人でも出たりしたら人生最後の大汚点になってしまうと。平和な余生を送るために片付けたいと思ってはったんです」
──それはそれでわかりますね。
「わかりますよね。でもおかみさんはまだまだ元気で、岩屋のマドンナみたいな存在やし、もちろん我々お風呂ファンとしてはやめて欲しくないわけです。それでご主人とお話しして、とりあえず部品だけやったら僕が知り合いに当たって安く替えられるから、ボイラー本体がもってる間、もう少しやってもらえませんかと」
──松本さんが頼み込んだというか。
「そうです。ただ、町全体もお店がどんどん閉まって高齢化していってるからお客さんも減る一方なんです。だから集客とか掃除とか番台のお手伝いとか、その他もいろいろこちらで協力できることはしたいので、『もう少しだけおつきあいいただけませんか。ご主人がほんまにもう嫌になったらスーッと手を引きますので』とお願いしてね」
──扇湯を存続させるためにお手伝いをすることになったということですね。
「応援活動ですね。何名かのスタッフで、ビラまきからはじまって、番台に交代で座ったりとか。おかみさんからしたら今まで一人でやってたんが楽しくできるようにはなってきたんですよね。だけど、それをやってる間にも、まわりのお店がどんどんなくなっていく。扇湯を応援する輪はできたけど、町はそのままで風呂屋さんだけを応援してても先が見えているでしょう」
──町自体をもっと活気づけないといけない。
「で、ここ、八百屋さんやったんですよ。この辺に来るたびに一番かっこいいお店やなと思ってたんですけど、扇湯さんを応援しだして半年目に閉まってしまったんですよ。それがあまりに寂しくて、『せめて土曜日だけでも賑やかしで何かやらせてもらえませんか』とオーナーの方にお願いして、それで1年半前から始めたのが『淡路島ハイボール』なんです」
平岡農園のレモンが一番合う
──閉店してしまった八百屋さんに頼み込んで、週末だけ「淡路島ハイボール」を始めたそうですが、当初はどんな受け止められ方だったんですか。
「最初は軒先だけでやってたんです。お店の中はぎっしり食料品とか洗剤とか残ってたんで。それをじわじわ片付けて浸食していったんです(笑)。残っていた食料品をお店の前で売らしてもらって減らしていったりしてね。半年ぐらいかけて。でもオープンして最初の日からお客さんがいっぱい来てくださって、この『淡路島ハイボール』が結構評判でね」
──これ、本当に美味しいですねー!
「もともとは神戸の居酒屋さんで似たようなものを飲んで、レモンを凍らせて使って香りがいいし、そこに何杯でも注ぎ足して飲めると。これ絶対マネしたろと(笑)。でも、そこは普通のレモンを使ってたんですけど、これを淡路島の平岡農園のレモンにしたらどうかと思ったんです。近くの道の駅にいろんな農家の人がレモンを売りに来はるんですけど、比べてみてここのが一番合うなと。それでその平岡農園に行って、ちょっと小ぶりなレモンとか、黒ずんでるやつとかを安く譲ってもらって、こうやって冷凍して」
──その平岡農園のレモンとの出会いも大きかったんですね。
「すごく有名な農園なので欲しいだけ手に入るわけじゃなくて、少しずつ仕入れさせてもらってます」
──この店内ののれんは、なんですか?
「銭湯マニアの人ってお風呂屋さんに通ってると仲良くなって、お風呂屋さんが廃業しはる時にもらったりするんです。あの『溝田旗工業』のやつなんか貴重ですよ」
──のれんの雰囲気もあって、いい空間になっている気がします。
情報発信すれば日本中から来てくれる
──ところで「淡路島ハイボール」にはどんな人が来ますか?
「外からもですけど、地元の人も来ますよ。最初は地元の人は完全にスルーしてましたけど(笑)、1年かかって徐々に漁師さんが来てくれたり。だいたい夕方の17時ぐらいまでは島外の方々が来てくれて、17時以降は地元の常連さんたちでいっぱいになるかな」
──せっかくそうやって定着してきたと聞くと、ますますこれからも続けてほしいですけど、どうですか?
「なので、さかたさんをぜひ継いでください(笑)。それにかかってますよ。家で天ぷらの練習から始めるのはどうでしょうか」
──私は料理の才能がなくて……でも、もしやるっていう人がいたらどうでしょうか。
「私が間に入って交渉しますよ! なんとか誰か若い人に入ってもらえないかと。ここをやり始めて、1年半の間で6軒はお店を閉めてるんですよ。もともと10軒ぐらいしかなかったのに、6軒も」
──そう聞くと、かなり急速に町が静かになってきてしまっている感じがしますね。
「僕も最初はただの傍観者というか、お風呂が好きで来てるだけやったんですけどね。やってみて一番の驚きは、情報の発信の仕方を工夫すれば日本中から来てくれるんやなと。あと、地元の人たちとじわじわと交わっていく面白さね。そんなん経験したことなかったから。最初はお風呂を残すことだけが目的だったんですけど、やってるうちに、お風呂だけを残すって無理なんやなってわかって、風呂を残すことイコール町を残す、ということなんやなと」
──そこでこういう酒場を作るという発想が最高だなと思うんですけど。
「はじめはね。淡路島のいろんなものを売ってたんですけど、物を売るよりお酒を売る方がボロい。効率がいいんですよ(笑)。例えばここでレモンスカッシュも出してるんですけど、レモンスカッシュって何杯も飲まないでしょう。酒やったら何杯でも飲みますやん!」
──ははは。すでに私も数杯飲ませてもらってますもんね。ここって冬の間も土曜日はやっているんですか?
「去年の冬はやったんですけどね、ビニールシート敷いてストーブ焚いて。でもね、寒いし辛いしお客さんこないし、やりたくないんですよ(笑)。冬はお風呂屋さんにくるお客さん自体も減るんですよね」
──じゃあ今後いつまでオープンしているかは未定ということですね。お越しになる方は島風呂隊のツイッターアカウントを見てくるのが一番いいですね。
「ここも、誰かが面白がってやってくれるならお任せしたいんですけどね。買い取って大改修するようなお金もないですし。お風呂屋さんが日本中でなくなっていってるんで、よそも気になって仕方ないんですよ」
──廃湯していく銭湯がたくさんあるんでしょうね。
「日本中の銭湯をめぐってるとね、1巡目と2巡目と3巡目で気持ちが変わってくるんです。1巡目は発見の喜びがあって、これは『興奮の1巡目』と呼んでるんです。2巡目は、前にまわったところが半分ぐらい潰れてるんで『絶望の2巡目』と呼んでいて、3巡目でこうやって、『立ち上がるしかない』と、『もう自分でできることをやるかしかない!』と思うんです。『悟りの3巡目』、『開き直りの3巡目』とも言う(笑)」
──まさにそうして生まれたのがこの「淡路島ハイボール」なんですね。
松本さんにお話を聞いていると、先ほどのお話にも登場した扇湯のオーナーが飲みにやってきた。
松本さんが「今、取材を受けてるんですよ」と説明すると「何の?」と言う。松本さんが「WEBメディア、いうてもわからんかもしれないですけど、この辺に、なんていうか、微粒子みたいなものが飛んでいて、スマホで見れるんですね。それを書いている人で」と説明してくださったのだが、オーナーがそれを聞き、「へえー、それは、ウイルスではないの?」と言った場面がなんだか面白くて印象に残った。
静かな島の夜にポツンと明かりがともる
夕方になり、松本さんが言う通り、徐々に地元の方が増え始める。私と同行の友人は、酔い覚ましに近くのお寺、観音寺の石段を登ってみた。
ハァハァ言いつつ高い石段を登ると、夕暮れ間近の海が見えた。
地元の方が石段に座って眺めているのはこの風景。さらに「鳥の山展望台」まで足を伸ばして海の広がりをゆっくり見渡し、酔いが引いたところで扇湯に向かい、ひとっ風呂浴びることに。
扇湯のお風呂はちょっと変わっていて、卵型の湯舟の外側に腰かけられるようになっており、湯船からお湯を汲んで体を洗うスタイル。地元の方が体を向き合って体を洗いながらのんびりしゃべっている様子がなんともいい。
「風呂上がりの一杯が格別」と聞いていたので、再び「淡路島ハイボール」へ戻る。すっかり日が落ちた店先はご常連さんで賑やか。
静かな島の夜にここだけポツンと明かりがともり、みんなで身を寄せ合って飲んでいる感じがたまらない。
淡路島でしか出回らないという千年一酒造の特別純米酒「杯千酒(はいせんす、450円)」もいただき、ほろ酔いだ。
お昼からお店を切り盛りしていたスタッフの槙さん(記事冒頭の写真でのれんから顔を出している女性が槙さん)は、扇湯の番台をおかみさんと代わるためにお店を出ていく。今日は本当にのんびり、いいお酒を飲んでいただけで時間が過ぎていった。
淡路島ハイボールから少し歩いた場所にある公衆トイレ(店内にトイレがないのでお客さんはみんなそこを使用する)で、扇湯のオーナーに会った。「若い者はみんなよそへ出ていくから、岩屋は人が減る一方よ」と言っていた。その流れを止めることはどうしたってできないのかもしれない。ここにこんないい時間があるのに、と、なんとも悔しいような、でも仕方がないのもわかる、複雑な気持ちだ。
そして帰路
お店を出て19時台のフェリーに乗って明石へ帰ることに。ちなみに淡路ジェノバラインの最終便は23時台まであるという。
路地から見える淡路サービスエリアの大観覧車が花火のようで驚いた。
淡路ジェノバラインの乗り場前の「絵島」は夜になるとライトアップされてすごい迫力。
明石の町は、お昼ほどの活気ではないものの、まだお店がたくさん営業していて明るくて、魔法がとけたような不思議な気分である。
これから、天気がいい土曜日には、いつも岩屋の淡路島ハイボールのことを思い出すことになりそうだ。
編集部よりお知らせ
当記事の執筆を担当したスズキナオさんの初単著『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)が11月1日に発売されました。スズキさんが訪ね歩いた味わい深いお店や、そこで出会った人たちのことなど。これまで「メシ通」で掲載されたナオさん執筆による記事も掲載されています。ぜひお買い求めください。
店舗情報
淡路島ハイボール
住所:兵庫県淡路市岩屋1361-1
営業時間:毎週土曜日12:00~19:00
※荒天時やジェノバライン運休時はお休みになる場合アリ
※営業に関する情報は島風呂隊Twitterアカウントをご参照ください。また岩屋のグルメ情報については、「淡路島ハイボール」のスタッフの方々が優しく教えてくれますのでいろいろ聞いてみてください!
書いた人:スズキナオ
1979年生まれ、東京育ち大阪在住のフリーライター。安い居酒屋とラーメンが大好きです。exciteやサイゾーなどのWEBサイトや週刊誌でB級グルメや街歩きのコラムを書いています。人力テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーでもあり、大阪中津にあるミニコミショップ「シカク」の店番もしており、パリッコさんとの酒ユニット「酒の穴」のメンバーでもあります。色々もがいています。