鯖(さば)はノルウェー産の文化干し! ポテサラは買ってきた!!
「お総菜屋さんみたいなのやりたいなぁ」などと密かに思っている今日この頃(ここで書いた時点で密かではなくなった…… 汗)。その時にさばサンドをメニューに加えたいと考えていました。そう! それくらいにおいしいサンドイッチなのです!
そして今回、大々的にレシピを公開しちゃったから…… どうする!? 俺!! 簡単だし、すぐお家で作れちゃうよ。お総菜屋さんを開いたとしても、売るのは諦めよう。うん、どうしても! と言われて頼まれたら作ろう!(前向き発言)
魚屋三代目の「さばとポテサラの満腹サンド」
【材料】2人前
- さばの文化干し(文化さば/塩さば) 1枚(半身)
- ポテトサラダ(市販品) 1パック(150gくらい)
- トマト(スライスする) 4枚
- タマネギスライス 1/2玉分(私は紫タマネギを使用)
- フリルレタスなど葉物 適量
- パン(カンパーニュや柔らかめのバケットがオススメ) 適量
- マヨネーズ 大さじ1
- 粒マスタード 大さじ1
- 粗びき黒胡椒 適量
- 酢 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
作り方
1. さばはもちろん切り身でもOK! ですが、せっかくなのでここでは頭や血合い骨、腹骨つきのさばの切り方もちらっとご紹介。
まずは頭とカマを包丁で切り落とし、腹骨をそぎ取り半分に切ります。血合い骨の位置を指で確かめて切り落とします。そぎ取った腹骨の先には脂が乗った部位(ハラス)があるので切り落としておきましょう。(※ 切り落とした頭の部分、血合い骨、腹骨以外を使用します)
さばは国産よりも脂がのっているノルウェー産、それから生ではなく、塩さば、文化さばがオススメです!
2. 1のさばを焼き始めます。その間に、ボウルに酢と砂糖、塩を加えよく混ぜて甘酢を作り、気持ち厚めに切ったタマネギのスライスを漬け込んで混ぜておきます。マヨネーズと粒マスタードもよく混ぜておきます。
3. お好みパンにフリルレタスなどの葉物、ポテトサラダ、粗びき黒胡椒をふり、スライスしたトマトを2枚、甘酢に漬けたタマネギ、パンの大きさにあわせてカットしたさば、の順で乗せます。最後にマヨネーズと粒マスタードのソースを好きなだけかけたらパンでサンドします。
意外な組み合わせ、だけどウマし!
パンは「カンパーニュか柔らかいバケットがオススメ」だけど、ふつうの食パンでもコッペパンでも、バターロールでも大丈夫。好きなパンでサンドしちゃってください。酸味は粒マスタードや甘酢でプラスしているけど、More! More! な方はレモンを搾ってみてね~。
満腹サンドなので欲張ってアレもコレも増し増しにしたら…… 分厚くなって食べる時に顎が外れるかと思った(大汗)。みなさん、欲張りすぎに注意です。
※この記事は2017年3月の情報です。
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
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