炊きたてご飯にいかの塩辛をのっけてパクっ。最高に美味いですよね。だったら一緒に炒めてもウマいはず、というわけで今回は「塩辛チャーハン」です。いかの塩辛を調味料として具材として使ったこの1品。とっても美味しいですよ~。
そして、これに絶対に合うのがにんにく。夏の疲れが残っているので、にんにくとにんにくの芽で、ダブルにんにくパワーでいきますよ。
魚屋三代目の「にんにく塩辛チャーハン」
【材料】2人前
- ごはん 茶碗2杯分くらい(400g前後)
- いかの塩辛(市販品) 大さじ4
- 卵 2個
- にんにくの芽 3~4本(小口切り)
- にんにく 1片(みじん切り)
- 油(サラダ油など) 大さじ2
- 塩、胡椒 適量
- しょうゆ 少々
- 薬味ネギ(小口切り) お好みの量
- 紅ショウガ お好みで
作り方
1. ボウルに温かいご飯を入れ、よく溶いた卵を回しかけたら、
混ぜ合わせておきます。
2. フライパンに油をひき、にんにくを入れて点火して中火で炒め、
香りが出てきたらにんにくの芽も加えます。
3. にんにくが色付いてきたら、塩辛を加え、
炒め合わせます。
4. フライパンに1のご飯を加え、
平らにならしたら、中強火くらいの火加減でご飯を焼きます。
この時フライパンを振ったり、木べらなどで混ぜ合わせる必要はありません。混ぜすぎるとべちゃべちゃになるので、フライパンに接しているご飯に焼き色が付いてきたら、ひっくり返し、同じように焼いていきます。
5. ある程度焼くとご飯がばらけてくるので、胡椒を振り、味見をして塩で味を調えます。
6. 最後は強火にして、薬味ネギ(仕上げ用に少し残しておきましょう)を加え、
鍋肌からしょうゆを回しかけ、全体をよく炒め合わせたら器に盛り、残りの薬味ネギを散らし、お好みで紅ショウガを添えます。
塩辛の量はお好みで! バターや揚げ玉を入れてもウマい
いかの塩辛入りのにんにくチャーハン、パンチ力抜群です。クセになる美味しさでレンゲが止まらない。あっという間に平らげてしまった……。ふぅ、大満足。
このままでも十分なのですが、バターや揚げ玉を加えるとさらにパンチが増します。お好みでどうぞ。
主役のいかの塩辛は、メーカーによって塩気や甘さなどが違ってきます。仕上げで味見をして塩で調節してください。
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
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