こんにちは、高円寺メタルめしのヤスナリオです。
サッと作れて美味しい焼きそばは、お店のまかないメシでも定番。少ない具材でも美味しく、食べ飽きないように楽しくアレンジして食べるレシピをいろいろ考えています。
今回ご紹介したいアレンジは、香ばしく焼いたトーストにのっけた「塩焼きそばパン」。ソース焼きそばとドッグパンを組み合わせたものはおなじみですが、ごま油の風味の効いた塩焼きそばと、トーストした食パン、半熟の目玉焼きもベストマッチなんです!
ヤスナリオの「塩焼きそばパン」
材料:1人分
- 焼きそば麺(蒸し麺) 1玉
- ピーマン 1個
- スライスベーコン(ハーフカット) 1枚
- 食パン(今回は5枚切り) 1枚
- 卵 1個
- サラダ油 少量
- ごま油 小さじ1
- 水 60ml
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ2
- 粗びき黒こしょう 適量
作り方
1. まずはフライパンで目玉焼きを焼く。フライパンにサラダ油を少量入れて熱し、卵を割り入れたら、弱火で4~5分焼く。
フタをせずに弱火でじっくり焼くと、黄身が鮮やかな目玉焼きになりますよ。お店でもこの焼き方でお出ししています。
2. 目玉焼きを焼いている間に、焼きそば麺は内袋のまま(蒸気が逃げるように袋に少し切り込みを入れて)、電子レンジ600wで1分ほど加熱する。
焼きそば麺はあらかじめレンチンしておくと、炒めるときにほぐしやすいです。
3. ピーマンはヘタを落として半分に切り、種をとって縦に1cm幅に切る。ベーコンは1cm幅に切る。食パンはトースターやグリルなどでトーストする。
4. 目玉焼きが焼けたら取り出し、空いたフライパンにごま油を入れて中火で熱したら、ベーコン、ピーマンを炒める。
5. 2分ほど炒めてベーコン、ピーマンに火が通ったら、焼きそば麺、水を加え、麺がほぐれるまで炒める。
6. 焼きそば麺がほぐれたら、鶏がらスープの素を入れてよく混ぜる。
7. トーストしておいた食パンに、焼きそばと目玉焼きをのせる。粗びき黒こしょうをふる。
パンにのり切らない焼きそばは、冷蔵しておけばあとで“とりあえずのおつまみ”になりますよ。
パタンと折って、ガブッとかぶりつく!
塩焼きそばパンは、目玉焼きも一緒にパタンと折って、ガブッとかぶりつくのがオススメ。あっさり塩味の焼きそばとトーストの香ばしさ、コクうまの半熟目玉焼きで、ソース焼きそばの甘みのあるジャンクな焼きそばパンとはまったく違う、どこか中華おこげのような美味しさです。
鶏がらスープの素と一緒にチューブにんにくを入れて、パンチのある塩にんにく焼きそばにするのもあり。ビールのおともに間違いなしですよ。
ここではかろうじてキッチンにあったピーマンとベーコンで作りましたが、ツナ缶、玉ねぎなどお好きな食材で大丈夫ですし、もし何もなければ具なしで作ってしまってもOK。トーストの香ばしさと、半熟の目玉焼きがフォローしてくれるのでバッチリ美味しいです。EAT FAST! EAT HARD! YES! METAL MESHI!
作った人:ヤスナリオ
東京・高円寺の飲食店「高円寺メタルめし」のマスター。シンプルでカンタンな料理レシピをWEB、雑誌等で連載中。著書に『極ラクめし』(グラフィック社)、『メタルめし!』(DU BOOKS)。1972年生まれ。北海道札幌市出身。
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