バンコクのkawaiiが詰まった「ユニコーンカフェ」で虹色チーズバーガーを食べた【別視点ガイド】

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世界に飛び立つ日本のkawaii(かわいい)文化!

当然、タイも例外ではない。

 

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タイ・バンコクにある「ユニコーンカフェ」は、kawaiiがぎっしり詰まった空間。

ユニコーンがメインモチーフ。カラフルに光輝く店内はきゃりーぱみゅぱみゅのPVの世界をほうふつとさせる。

 

Chong Nonsi駅から徒歩2分程度だが、歓楽街からはすこし離れた場所にある。

それなりに人通りはあるものの、わりと落ち着いたエリアに、ド派手でポップなお店が現れるので異世界感が半端じゃない。

 

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外から眺めるだけで、この存在感!

タイのkawaiiは力強い。

 

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ファンシーでガーリーな店内には、やはり女性客が多い。

観光客から地元の若い子まで、写真をパシャパシャ撮りながらこの空間を楽しんでいる。

 

スタッフ全員がカワイイ系というわけじゃなく、屋台で焼き鳥でも売ってそうな無骨な男性スタッフもたくさんいる。男性グループだけで入店しても別に気恥ずかしいことはない。遠慮なく入店しよう。

 

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天井から無数のユニコーンがぶら下げられている。

自由に飛びまわっているというより、首にヒモをくくりつけられダラりとしている、のがメランコリックである。

 

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電源コンセントもラメラメでkawaii。

 

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クッションだってユニコーン。

江ノ島に遊びに行ったとき、たこを1匹丸ごとプレスした、たこせんべいが売れていたが、それを想起した。

 

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ユニコーンTシャツやユニコーン人形などオリジナルグッズも豊富。

 

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トイレの表示もユニコーン仕立て。凝っている。

さぞカラフルなトイレだろうと入ってみると、案外とほの暗く、蛍光灯もチカチカしていて、kawaii系の心を闇をのぞいてしまったようであった。 

 

クレープもチーズバーガーも虹色だ!

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虹色の層を成す「ユニコーンクレープケーキ」は130バーツ。日本円で450円ぐらい。

 

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赤いイチゴソースをたっぷりかけたら、狩られてしまったユニコーンといった風情になった。

見た目こそ奇抜だが、味のほうは安心安全のクオリティー。甘くておいしいミルクレープだ。角の部分はマシュマロ。

 

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見た目でいうと、これもすごい。

4本の色つきクレープのうえに生クリームがこんもり盛られ、そこに綿菓子がくっついている。皿も色なら、菓子も色。色、色、色、色の大洪水だ!

本来白い生クリームすらピンクであり、トッピングのバランスも妙に不安定。心落ち着く場所のない紛争地みたいな食べ物だ。

お値段は220バーツ、日本円で770円ぐらい。

 

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クレープは色によって味が違う。赤はイチゴ、黄色がバナナ、青がチョコで、紫には綿菓子が詰まっている。

見た目はすさまじいけれど、味のほうはまあおいしい。

 

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スイーツがカラフルなのは分かる。色鮮やかなケーキ自体は珍しくないから。でも、こんなチーズバーガーは見たことない。

「ユニコーンチーズバーガー」と言って250バーツ、日本円で900円ぐらい。

ハンバーガーのまわりにあるカラフルな物体は、色がついたチーズ片。水色、ピンク色、紫色と色鮮やかなチーズたち。どの色でも味は同じ。

 

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肉とバンズに挟まれたカラフルな地層。複雑な地球の歴史を物語っている。

 

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食べ慣れていない色味の食べ物は、本能的になんだかドキドキする。

 

バンコクで現地化したkawaiiを、五感で感じられるカフェ。観光で寄ってみると面白い。

 

 

お店情報

Unicorn Cafe

住所:Soi Sathorn 8, Bangkok, Thailand
営業時間:12:00~20:00
定休日:月曜日

 

書いた人:松澤茂信

松澤茂信

観光会社「別視点」の代表。「東京別視点ガイド」を書いてます。

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