みなさんこんにちは、メシ通編集部です。
ポカポカと暖かく過ごしやすい日々も束の間、梅雨入りしてからは時折肌寒く、体調管理が難しいですね。
今月は、就職しないことを選んだ若者、好きなことに没頭する名人、料理でうつから回復したアーティストなど、人に焦点を当てた記事が3本ランクイン。どの記事も、改めて自分を見つめ直すきっかけにもなりそうな興味深い内容です。
それでは、『メシ通』2019年5月の反響の大きかった記事を、ランキングで一緒に振り返ってみましょう!
※集計期間:2019年4月21日~2019年5月20日に公開した記事が対象
※基準:各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位:自家製ラー油の作り方を「四川料理のスゴイ人」に教わってきた【ハマる味】
「四川料理のスゴイ人」こと、人長さん企画の第3弾。「自家製ラー油」なんて聞くと何だが難しそうですが、人長さん曰く「本場でもわりとイイカゲンな感じ」なのだそう。どこでも手に入る食用油と唐辛子をベースに自宅キッチンで作れて、プラスチック容器に保存できるマジうまラー油の作り方は必見です。
第2 位:おにぎりを100レシピ握ってわかった「絶品おにぎりの握り方」と疲れた体にうれしい「ピーマンおにぎり」【北嶋佳奈】
管理栄養士・北嶋佳奈さんによる「ピーマンふりかけ」を使って握るおにぎり。「ピーマンふりかけ」はお酒のおつまみにもなるので、常備菜として時々作っておくと便利です。おにぎりの具にピーマン? と疑われる方もいらっしゃるでしょうが、これが病みつきになるおいしさなのです。
第3 位:【はたらくクルマ】約45分で200人分の食事を作れる「野外炊具1号」は、自衛隊が誇る最強のメシ炊きマシーンだ
陸上自衛隊の装備品のひとつ、牽引式野外調理器材「野外炊具1号」。災害派遣の際などにテレビで目にしたことがありませんか? これ、とっても優秀なんです。ごはんや味噌汁だけじゃなく、カレー味のザンギ(唐揚げ)だって作れるんです。今回は1962年の登場から現在までのモデルチェンジの変遷の他、隊員の皆さんの活動の様子に迫ります。
第4位: 「ジャンクなナポリタン」を超特急で作るチョイ技3つ【ヤスナリオ】
「長めに茹でる」「インスタントコーヒー(入れ過ぎ注意)」「マヨネーズ(ジャンク感出したい)」が、自宅キッチンのフライパンでケチャップと炒めるいつものナポリタンをバージョンアップさせちゃいます。アルデンテダメ、ゼッタイ!
第5 位:ハンバーガー好きなら一度は訪れたい「ラッキーピエロ」が愛される5つの理由【函館】
東京はもちろん札幌にもなく、函館周辺の道南エリアのみで展開している「ラッキーピエロ」というハンバーガーショップをご存じでしょうか? 一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」は道南のソウルフードと言っても過言ではないでしょう。各店舗が独自のコンセプトでインテリアを配置したり、オリジナルのお菓子やドリンクもあり、観光客からも大注目のスポットなんです。
第6 位:著書が話題の『しょぼい喫茶店』は、オープンから1年経ってもやっぱり「しょぼい」ままなのか
就職活動に疲れ果てた末に喫茶店の開業に至るまでを本にした『しょぼい喫茶店の本』。著者であり「しょぼい喫茶店」オーナーの池田さんはまだ弱冠24歳。パートナーである「おりんさん」との出会いから、出版業界にコネもツテもなかった若者の本が出版されるまでのお話をじっくりと聞いてきました。
第7 位:電子レンジで作ったのは秘密にしたい、洋食屋さんの味「ポークストロガノフ」にハマりました【Yuu】
あの「ビーフストロガノフ」を、お手頃な豚こま切れ肉でアレンジした「ポークストロガノフ」。なんと、電子レンジで作れます。「ストロガノフ」の定番材料である「デミグラスソース缶」や「生クリーム」は不要、家にある調味料で作れちゃいます。今回のレシピの肝は、お肉をしっとり柔らかにする「舞茸」です。
第8 位:目白「蝶屋」は現代の竜宮城?5000匹の羽ばたきに導かれ「蝶取り名人」の人生哲学に触れた夜
その界隈では「蝶捕り名人」として名を馳せる柿澤清美さんが、目白で営む水曜日だけ開くお店「蝶屋」。壁を埋めるのは約5,000匹の蝶の標本。買うこともできます。料理は柿澤さんが蝶を捕るために出かける「遠征先」によって決まるので、山に入れば山菜やきのこ、浜辺でいい漁師さんに出会えれば魚料理になるそうで。「好きなことしかやらない」を極めた粋人の本音に迫りました。
第9 位:料理で「うつ」から回復する ──『cook』著者・坂口恭平さんに聞く「明日を生き延びるための方法」
小説を書いて絵も描いて歌も歌う坂口恭平さんは、自らが20年来の躁うつ病であることを公表してきました。 今年の春に精神科への通院を終了、薬を飲む必要もなくなったという坂口さん。闘病中朝昼晩の1日3回食事をつくる様子を写真と文章とイラストで綴った記録『COOK』には、調理を通して症状が改善されていく過程と、その間の思考の変化が描かれています。
第10位:台湾初体験で食べた「おいしかったものベスト5」!そして帰国のピンチに現れた台湾の神
台湾・台北で地元民が美味しいと勧める店だけを食べ歩く3日目。ルールは「ガイドさん、通訳さんはなし/すべて人に聞いて目的地まで動く/食べる物は地元の人が勧める物限定」とします。顔よりでっかい鶏の唐揚げや、またまた日本でブームとなっているタピオカドリンク(なんと、日本円で160円でした)は外してません!
編集部おすすめ記事
残念ながらランキングには入りませんでしたが、これはぜひ読んで欲しい! メシ通編集部がおすすめする記事10選です。
ウニは雑食で、タイヤやプラスチックまで食べてしまうんだそうです。そんな環境で過ごしたウニはおいしいはずもなく……北三陸・岩手県洋野町(ひろのちょう)に、最高品質の「北紫ウニ」を育てる「世界にひとつだけのうに牧場」を見つけました。
カツカレー好きによる永遠のテーマ「カツが上か、カレーが上か」。特にカツカレー好きじゃない人も、この議論には首を突っ込んできますよね? 机上で悩んでいても答えは出ないので、元祖のお店で4代目に真正面から聞いてみました。
にんにく料理専門店として24年の歴史を誇るお店が、2018年に東京・中野で3店舗目をオープン。立地を考慮し、ボリューム系のメニューにも力を入れているそうです。にんにくクイズに正解すると、にんにくにちなんだ景品をもらえるなど「にんにくづくし」のお店です。
www.hotpepper.jp
京都発祥のこってり系ラーメン「天下一品」。名古屋エリアのとあるお店には、トッピングとデザートが無料という夢のようなサービスがあるらしいのです。取材に行った日のデザートはドーナツでした!
身近な存在である醤油。特にタイプは気にせず、子供の頃から親しんでいる銘柄を選んでいる方もいらっしゃいますよね? 実は、醤油は6タイプにも分類できるのだそうです。どのタイプがどんな食べ物に合うのかを、職人醤油代表の高橋さんに伺いました。
現在も現役でリングに上がる「炎の飛龍」藤波辰爾選手。10代の日本プロレス新弟子時代から新日本プロレス旗揚げ後のアントニオ猪木さんの付き人時代、20代での海外遠征でのエピソードなど、興味深い「レスラーめし」についてたっぷり聞いてきました。
冷やし中華の季節ももうすぐ。一足早く、有機野菜農家のホマレ姉さんが、納豆&卵、梅、大根おろしを使ったアレンジメニューを提案。どれもお手軽に手に入る材料だけで、リーズナブルに作れます。茹で上がったら素早く冷水でシメるのがコツですよ!
合計来場者が10万人を突破し、盛況のうちに幕を閉じた「四川フェス」in新宿中央公園。話題の四川料理店がずらりと並んでいたので、麻婆豆腐を食べ比べてみました。一緒に会場をレポートしてくれたのは、激辛大好きの女優・豊田真希さんです!
小笠原諸島は自然豊かなアクティビティスポットというだけではなく、戦争の遺物が多数残されたダークツーリズムスポットでもあります。「戦跡ガイド」である田中善八さんにお話を伺い、戦争の跡をたどりつつ、島の食の変遷にも迫ります。
漫画家のなかむらみつのりさんが息子さんと一緒に山で採ってきた椎茸を、ごはんにもおつまみにもぴったりの、椎茸のおいしさを改めて感じる4つのレシピで調理。今回のベースは「味噌」です。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
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夏のレジャーに向けて節約を始められていたら、是非『メシ通』を読んでみてください。鶏むね肉など、リーズナブルな食材が簡単に美味しく食べられるレシピも沢山載っています。
ではまた、来月の「月間記事ランキング」をお楽しみに!