東京のご当地料理店開拓 大分編 ~地方を旅する気分で訪れたい~

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こんにちは! メシ通レポーターのタベアルキストKikutaniです。

マニア道企画からスピンオフしまして、「東京で全国47都道府県の味を堪能する」企画、東京ご当地料理店開拓がスタートしました。

タベアルキストご当地料理担当目線で、ディープでマニアックなご当地料理をお届けしたいと思います!

ご当地料理の分類などは、青森編をご覧ください。

www.hotpepper.jp

 

のれんをくぐればそこは大分

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2回目の旅先は、大分県! 別府市の「湯~園地」プロジェクトが話題沸騰中ですね!

温泉はありませんが、「ウラニワ 高田馬場店」は大分のおいしい物がてんこ盛りです。

 

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旅のアテンダントは、翔也さん(左)とあさちゃん(右)。

お二人とも大分県外出身ながら、大分愛MAX。

とても気さくな方たちなので、いろいろと教えてもらいましょう。

 

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旅のガイドブックはメニューブック。

大分の旧国名は、豊前・豊後の国。そう、食が非常に豊かな国。極太フォントの「名物料理」にプライドを感じます。

 

さっそく大分食の旅へ

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▲ウスキボウル 1,393円

 

旅のスタートはドリンクのオーダーから。

「まずはビール!」は、もったいない!! せっかくのご当地旅。1杯目からご当地ドリンクと参りましょう。

まず飲んでいただきたいのが、こちらの「ウスキボウル」。臼杵(ウスキ)産の麦焼酎「常蔵」をボウルに入れ、臼杵産のかぼすを浮かべた涼やかな一杯。たっぷり入っているので、数人でシェアしましょう。

柔らかい口当たりと、爽やかなかぼすの香りでスイスイ行けます。これからのシーズンにピッタリです。

 

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▲かぼすジュース 270円

 

ノンアル派の方には「かぼすジュース」がおすすめ。

かぼすのスッキリとした甘さと香りで食事を邪魔しません。

 

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▲りゅうきゅう 594円

 

まず押さえておきたいのが、こちら「りゅうきゅう」。刺身を九州特有の甘口醤油で漬け込んだ、大分の代表的な郷土料理です。

とろりと口の中でとろけるような、普通の漬けとは一風異なる味わいが特徴です。

 

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▲自家製 吉四六漬け 216円

 

 216円という抜群のコスパを誇る一品。きゅうりをもろみで漬け込んだ自家製の漬物は、パリパリとした食感が心地よい飯泥棒。

ちなみに吉四六とは大分の民話に出てくる、とんち話のきっちょむさんのこと。

 

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▲鮪ガツキムチ 486円

 

大分久見産の鮪(マグロ)の胃袋で作ったキムチ。魚のホルモンメニューということで、かなり珍しい、レア食材枠の一品。辛さは抑え目で、コリコリとした独特の食感が面白いです。

 

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▲もみじの姿揚げ 86円(一本)

 

もみじとは鶏の足のこと。東京ではラーメンの出汁用食材として知られているぐらいでしょうか? 日田市では結構メジャーな食べ方だそうです。

しっかりと生姜を効かせた味わいで、パリパリの皮と、ムチムチコラーゲンが一度に楽しめます。少々食べづらい点はご愛嬌(あいきょう)。

 

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▲乙姫にんにくの髭天 486円

 

今回のレア食材枠その2。ニンニクを一片ずつバラシて、水耕栽培、芽を出した状態で販売するという変わり種。芽だけでなく、ひげ根までまとめていただけます。

茎はサクサク、身はホクホク、かじればニンニクの香りがぶわっと広がるのに、翌日には臭わない。不思議。

 

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▲関サバの一夜干し 1,026円

 

今回のブランド食材枠、関サバ! 関アジと並んで、大分のブランド魚の筆頭に挙げられる逸品です。

小ぶりだけど、脂の乗りは十分、一夜干したことで程よく水分も抜け、濃縮されたうま味と、力強い弾力を楽しむことができます。さすがの関サバ。

 

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▲とり天 302円

 

メインディッシュの「とり天」!

双璧として、中津から揚げも捨てがたいのですが、こちらのお店はどちらかというと、「とり天」推しの様子。

 

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なにしろ、入り口から「とり天食べちょん??」と聞いてきてますので。

 

熱々、さっくりと揚げられた「とり天」を、かぼすポン酢でいただけば、大分のソウルフードを感じることができます。ポン酢との相性を重視し、下味は付けずに揚げるのがウラニワ流とのこと。

 

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▲やせうま 410円

 

大分のソウルスイーツ「やせうま」。ほうとうのような幅広の専用麺にたっぷりのきな粉をまぶした一品。麺のようなコシがあるわけでもなく、餅のようなもちもち感があるわけでもなく。独特の食感は、「やせうま」としか表現のしようがない。

 

ご当地料理の醍醐味(だいごみ) 発掘系グルメ「ぱっちん焼きそば」

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▲ぱっちん焼きそば 518円

 

今回、「ウラニワ」を取材先にした理由が、この「ぱっちん焼きそば」。初耳のご当地グルメを食すべく選んだのでした。大分市の夏祭り府内戦紙(ふないぱっちん)の屋台メニューの味を再現したそうです。

 

鶏肉ともやし、かつお節とたっぷりののり。シンプルな具でいかにも屋台という感じです。

そして最大の特徴は、ソースを使っていないこと!

かぼすポン酢と、出汁、塩、コショウで生み出す、スパイシーで酸味のある味わいは絶品。ツルッといける、焼きそばらしからぬ食感もgoodです。

 

ポン酢で作る焼きそば。これは参考になります。また新しい味を発掘してしまいました。

 

大分の旅、いかがでしたでしょうか?

東京のど真ん中で大分に旅できる「ウラニワ」、いかがでしたでしょうか。

ご当地料理は、味だけでなくその土地の食文化や歴史も合わせて知ることができる点が魅力です。「情報を食べている」と揶揄(やゆ)されることもありますが、ご当地料理に関して言えば、情報も食べ、相手に対する理解を深めることも重要なポイントと考えております。

 

とはいえ、東京で味わえるご当地料理は、真の実力の70%。残りの30%は、風土や人が生み出す空気感と、圧倒的な鮮度の差。こればっかりは東京ではどうにもなりません。もし、おいしいと感じたなら、今度は現地へ本当の旅に出かけましょう!

日本中のおいしいを食べる楽しさを、少しでも感じていただけたら、とてもうれしいです。

 

お店情報

ウラニワ 高田馬場

住所:東京新宿高田馬場3-4-11
電話番号:03-3365-5875
営業時間:11:30~14:00、17:00~23:00(LO)
定休日:不定休
ウェブサイト: http://uraniwa-group.com/

www.hotpepper.jp

※この記事は2017年4月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:Kazushi Kikutani

Kazushi Kikutani

ご当地グルメフリークで、野菜ソムリエの資格をもつタベアルキスト。B級グルメや郷土食、旬や特産品を活用した料理に目がない。食べ歩きに際しては、情報よりも店舗から感じるインスピレーションを重視。「美味しいもイマイチも丸ごとひっくるめて楽しむのが食べ歩きの醍醐味」と語る。

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