こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。
今回は、僕が以前からよくやっている、アジと納豆を合わせた丼です。
マグロと納豆を合わせたものはよくありますが、アジと納豆の組み合わせも美味しいです。叩いて粘りが出たアジが納豆とよく絡み、ご飯がすすみますよ。
ひきわり納豆を使ったお手軽バージョンと、豆の味がしっかりした大粒の納豆を叩き、アジも漬けにする濃厚バージョンの2つのレシピをご紹介します。
今回のレシピメモはこんな感じ。
まずは、ひきわり納豆を使ったお手軽バージョンです。
ツジメシの「アジ納豆丼」
【材料】(1人分)
- アジ(刺身用) 70~80g
- ひきわり納豆 1パック(40~50g)
- ご飯 1膳分
- ガリ(生姜甘酢漬け)、またはたくあん 適量
- 白いりごま 適量
- 卵黄 1個
- しょうゆ 適量
アジは刺身になっているものを使うと手軽です。
作り方
1. アジは3mmほどの幅に細切りにしてからさらに細かく切り、粘りが出るよう包丁で軽く叩く。
2. 叩いたアジをひきわり納豆と混ぜ合わせる
3. ご飯を器に盛り、汁気を切って粗く刻んだガリ(またはたくあん)、白いりごまを混ぜ込む
4. ご飯に2をのせ、卵黄ものせる。しょうゆをかけていただく。
食感のアクセントがうれしい
ねっとりしたアジと納豆に対し、ご飯にはガリ、ごまなどを混ぜ込んで食感のアクセントにしています。汁物があれば言うことなしです。
おろしショウガやわさび、刻みネギを添えるのも美味しいですよ。
それから、“残った白身どうする問題”ですが、僕は「白身を泡立ててご飯の下に忍ばせる」ことが多いです。詳しくはこちらで紹介しています。
次は、叩いた粒納豆に、漬けにしたアジを合わせる濃厚バージョンです。
より食べ応えあり「アジ納豆丼(漬けバージョン)」
【材料】(1人分)
- アジ(刺身用) 70~80g
- 粒納豆(大粒タイプ) 1パック(40~50g)
- ごはん 1膳分
- ガリ(生姜甘酢漬け)、またはたくあん 適量
- 卵黄 1個
- 大葉 2~3枚
(A)
- しょうゆ 小さじ2
- みりん 小さじ1
- 白すりごま 小さじ1/2
作り方
1. アジは5mmほどの幅に細切りにしてからさらに細かく切り、粘りが出るよう包丁で軽く叩く。
漬けにするため、やや大きめにします。
2. ボウルなどに叩いたアジ、(A)の材料を入れて混ぜ、ラップをして冷蔵庫に10分ほど入れておく。
お好みで、ごま油(分量外)を適量入れるとさらにコクと香りがアップします。
3. 納豆を包丁で叩く。
オーブンシートの上でやるとまな板が汚れず、後始末が便利です。
4. ご飯を器に盛り、汁気を切って刻んだガリ(またはたくあん)を混ぜ込む。
5. ご飯に、2、3、卵黄を盛り、刻んだ大葉を飾る。
口の中でご飯とアジ納豆を一緒に噛みしめると、漬けダレでさらに引き出されたアジの旨味と、納豆の豆っぽさやつぶつぶ感がたまりません。
なお、アジ納豆はご飯にのせず、そのまま、もしくは海苔で巻いて食べるとおつまみにも対応してくれます。秋の家飲みにぜひ。
作った人:ツジメシ
本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。
- ブログ:ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人
- X:@tsujimeshi
- Instagram:@tsujimeshi
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