すき焼きのハードルをいい感じに下げる「アレンジすき焼きレシピ」まとめ。鶏むね肉でもフライパンでもOK

好きな材料を切って（カット野菜なら切る手間もなし）鍋に入れ、味付けはざっくりでも大ハズレなく食べられるのが鍋料理のいいところ。ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもなって、そのうえ野菜も食べられて、寒い季節の家メシの定番ですね。

そんな鍋料理のなかから今回は、最近何かと話題の「すき焼き」に注目。『メシ通』でご紹介してきたすき焼きレシピから、鉄鍋や牛肉を用意しなくても、いつものフライパンや調味料、買いやすい鶏むね肉、豚バラ肉で気軽に食べられるアレンジすき焼きを集めました。

甘じょっぱい割り下がジュワッとしみた肉と野菜を、たっぷりご堪能ください！

INDEX

料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人さんに教えてもらったのは、鶏のうま味をこれでもかと味わえる「鶏むね肉のフライパンすき焼き」です。

身からはがした鶏皮をフライパンでじっくり焼いて、ジュワッと出てきた鶏油で具材を焼くのがおいしく作るポイント。うま味とコクのある激ウマすき焼きで飲むビールは最高ですよ！

片栗粉、日本酒をもみ込んだ鶏むね肉は加熱してもかたくなりにくく、たっぷり食べられます。シメのおじやは豆腐でカサ増しすれば、少ないご飯でお腹も満足です。

調味料をあれこれ用意して割り下を作るのは面倒だけど、市販のすき焼きのたれを買っても使い切れなさそうでもったいない……。そんな人におすすめなのが、家メシの頼れる味方、めんつゆに砂糖を加えて、カット野菜ともやし、豚バラ肉、豆腐を煮て作るこちら。

野菜を豚バラ肉で巻き、溶き卵に漬け、七味唐辛子をふって食べるのがおすすめの食べ方。200gくらい入ったカット野菜も1人でペロリですよ！

甘じょっぱいすき焼きに、ほどよい酸味のトマトがマッチした「トマトすき焼き」という食べ方がありますね。こちらはしょうゆ、砂糖の割り下にうま味凝縮のトマトケチャップをプラス！　にんにくと唐辛子をばっちり効かせた、ピリッと辛いトマト風味の1人すき焼きです。

小鍋や小さめのフライパンで作って、そのままテーブルへ運んで食べるのがおすすめ。チリトマトっぽさもあって、お酒がすすみますよ。黒こしょうをふって、さらにスパイシーに仕上げるのもいいですね。

鶏もも肉、長ねぎをごま油で軽く炒めてから焼き豆腐、しらたきと煮込んだ、肉豆腐のような鶏すきのような一品。最後にラー油と花椒でシビ辛に仕上げて完成です。

花椒とラー油、春菊の代わりに入れるパクチーの相性が抜群！　割り下のよくしみたしらたきは、シビ辛の油そばのようにツルツル食べられてクセになる美味しさですよ。花椒とラー油は追いがけしてお好きな辛さに仕上げてくださいね。

鶏むね肉料理を作るときに取り外した皮は、ラップで包んで冷凍しているという筋肉料理人さん。こちらは、その冷凍しておいた鶏皮を使った、フライパンで1人分だけ簡単にできるすき焼きレシピです。

じっくり炒めて余分な脂を抜いた鶏皮は、プリッとした食感が絶妙。甘めの煮汁がからんで晩酌のおともにもってこいです。鶏皮から出た鶏のうま味がしみた野菜と豆腐がまたウマい！

シメは、煮汁を卵でとじてオンザライスするのをお忘れなく。ふわとろ半熟の甘～い卵がご飯にからんで絶品です！

すき焼きのシメは断然うどん！　という人には、最初からうどんを入れてしまう「すき焼き風鍋焼きうどん」がおすすめ。スープの味付けはめんつゆでラクラク。具材もコンビニで揃うもので美味しく作れますよ。

食べるときには、うどんも野菜もすき焼きのように溶き卵につけ、お好みで七味唐辛子をふって。カット野菜ともやしで野菜たっぷり400g入りですが、煮込むとカサが減るのでどんどん食べすすめられます。甘めのスープで煮たウインナーも甘じょっぱくてウマいんです。

やさしい甘さのスープで、じんわ～り温まってくださいね。

最後は、火を使わずにシメのうどんが食べられる究極の“いいとこどり”レシピ。耐熱ボウルに冷凍うどん、肉、野菜を入れて電子レンジに入れてチンするだけで、味シミシミのうどんが食べられます！

うどんは先に解凍しておく必要はないですし、調味料もとってもシンプルなので、一度作れば覚えられる簡単さ。記事では牛肉を使っていますが、豚肉でもOK！　こま切れ、バラ、ロースなどお好みのものでどうぞ。

＊＊＊

ちょっと特別感のあるすき焼きのハードルを、いい感じに下げてくれるアレンジレシピの数々。気になったレシピを参考に、熱々のすき焼きを楽しんでくださいね。お好きな具材でさらにアレンジするのは大歓迎です！

メシ通 Produced by RECRUIT