卵料理は世界中に数あれど、日本の食卓にのぼってきたTKG(たまごかけごはん)、ゆで卵、目玉焼きも、立派な卵料理です。しかも身近なだけに見逃しがちですが、どれも実に奥が深い。『メシ通』では、これまでにこれら身近な卵料理をしっかり掘り下げてきました。卵好きの『メシ通』読者のみなさん、ゆで卵、つるんとむけてましたか? 余った卵白、どうしてましたか? これまでの自分を振り返りながら、改めて身近な卵料理をまとめて向き合って掘り下げよう企画、まずはTKG【準備編】からスタートです。
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01:TKGを知り尽くす「日本たまごかけごはん研究所」が教える、究極の卵かけご飯の作り方【準備編】
卵を生で食べる国はかなり少ないそうで、TKGなんて「まじかよ日本人!?」案件なのだとか。まあでも、少し前まで「魚を生で食べるなんて」と言われていたのが、今や「I Love SUSHI!」な訳ですから、TKGが「訪日したら食べたい和食No.1」になるのも時間の問題でしょう(個人の意見です)。我々にとって最も身近な卵料理と言っても過言ではないTKGについて、実はあまり深く考えたことってなくないですか? 「一般社団法人 日本たまごかけごはん研究所」なる団体の代表理事が、TKGに合うお米や卵など、基本的なことを教えてくれました。
02:TKGを知り尽くす、「日本たまごかけごはん研究所」が教える究極の卵かけご飯の作り方【作り方編】
TKG【準備編】に続いて【作り方編】をお届けします。TKG【準備編】で紹介したTKGのスタイルみなさんのTKGは何スタイルでしたか? 編集Kは「The Fall」からの「Shooting Star」、時々「Typhoon」でした。無意識でしたが、意外といろんなスタイルをまたいでTKGを堪能していたんだな、と驚きました。【作り方編】では、TKGをスタイル別に詳しく解説、さらにおすすめのアレンジも紹介されています。日常使いとハレの日、それぞれのTKGを思う存分楽しみましょう!
03:時短! 節約! 手間いらず! 超簡単な「ゆで卵」のつくり方と失敗しない早ワザ殻むき
一番最初に学校で教わった卵料理、ゆで卵って人、多いかもしれません。かぶるぐらいの水に入れて、半熟何分、固ゆで何分ゆでて、時間になったら水にとって冷ましてからむくって、当時の教科書に書いてありました。ゆで卵の作り方にこれ以上もこれ以下もないと信じて疑わなかったのに、いざ大人になって作ってみたら、全然つるんとむけないやんか! というイライラが待ち受けていたわけです。ところがこの記事を読んでみたら、教科書より、みんなが見つけた卵ハックのほうがずっとずっと効率いいやんか! という喜びがあったのです。
04:卵同士をぶつける?「日本卵業協会」が教える、正しい卵の割り方&目玉焼きのつくり方
野菜をたくさん食べたほうがいいのはわかっています。何にいいかはちょっとわかりませんが、何かといいっぽいですもんね。ただ、自炊で色とりどりの野菜を摂るのがどんなに難しいか、我々は嫌ってほど知っています。まず、売っている量がこちらの需要と合わない。多すぎたり足りなかったり、うまいこといかないんですよ。その上、買ったら傷んでたり、美味しくなかったりするでしょ。しかも、日持ちがしない。←これ! せっかく買ってもすぐダメになっちゃうのがもったいないんですよね。ということで、ここでは野菜の目利きと保存方法を学びます。さらば、フードロス。
05:激ウマ節約つまみ! 噂の筋肉料理人の「15分で作れる! 美味すぎる温玉納豆」
あったら嬉しい卵料理と言えば、温泉卵ではないでしょうか。自炊したとき、仕上げにのせたいな、って思ってもそうそう都合よく冷蔵庫には入っていないし、入っていたら食べちゃうし。旅館の朝ごはんで食べるしかなかった温泉卵がスーパーで買えるようになっただけでもかなりの衝撃でしたが、もしも自宅で簡単に作れるとしたら、これはなかなか嬉しくないですか? 作りましょう、温泉卵。
06:【高タンパク】卵黄だけ使って卵白を捨てる人に読んでほしい「卵白レシピ」3選
温泉卵だけでなく、卵黄を料理の仕上げにのせることもありますよね。そういうとき、卵白はどうしていますか? 編集Kは、卵白の使い道なんてメレンゲくらいしか思い浮かばず、卵白を捨てるのがもったいないので、卵黄だけ使う料理はしない、という選択をしてきました。想像力の欠如、お恥ずかしい限りです。『メシ通』読者のみなさんはそんなことないと思いますが、卵白レシピの記事もぜひ読んでみてください。この記事を読んでると、他にもアイディアが浮かんできそうですよね。
07:全国で9戸しかない生卵を卸しているうずら農家の挑戦
最後に、うずらの卵に関する記事を紹介します。うずらの卵も美味しいですよね。ゆでたうずらの卵の食感って、鶏卵のそれとはちょっと違って、卵白にほんの少しコシがあって、卵黄はなめらかで、2つ3つと食べたくなります。最後に、うずらの卵に関する記事を紹介します。時勢や感染症の影響もあってうずら農家が減少し続けるなかで、安全で健康なうずらの卵を生産し続ける生産者の声に繊細なうずらを飼育する難しさを感じながらも、無性にうずらの卵を食べたくなります。うずらの卵、買って帰ろうかな。
さて、ひたすら卵に向き合って掘り下げた結果、意外と知らないことやわかってなかったことがありました。たかがTKGと侮らず、粘りの少ないお米を炊いて、M玉のちょっといい卵を手に入れて、ハレの日に食します。ゆで卵はお尻に穴をあけて冷水で急冷してから転がしながら割ってむきます。生卵を割るときは角には当てないし、卵白も捨てません。身近だからこそ今までよりもう少しだけ丁寧に卵と向き合って、引き続き美味しくいただきたいと思った次第です。みなさんはどんな卵料理が好きですか? 卵料理レシピのリクエストもお待ちしています。