【永久保存版】とろウマな豚の角煮レシピをホマレ姉さんが懇切丁寧に教えます!

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こんにちは、メシ通レポーターのホマレ姉さんです。

突然ですが豚の角煮って美味しいですよねぇ〜!

みんな大好きだと思うけど、特に男子は例外なくと言っていいほど好きなんじゃないかしら?

実は、姉さんが豚の角煮を作るようになったのは夫と付き合うようになってから……。角煮は彼の大好物なんですよ。

気づいてみればウン十年、たくさん失敗もありました。

上手に味がしみ込まなかったり、臭みがちゃんと取れなかったり、肉が固くて美味しくなかったり……。

色々と試行錯誤を重ねてたどり着いた豚の角煮レシピを今日はご紹介しますね。

初心者でも分かりやすいよう、ポイントを押さえながら解説していきたいと思いますので是非読んでください。

豚の角煮は作るのに時間がかかるイメージがありますが、手間自体はさほどかかりません。

煮込んでいる間はテレビを見たり、インターネットをしたり、好きなことをしてればいいんです。

圧力鍋を使えば時短できますが、今回は特別な調理器具が無くても作れるレシピにしていますので、誰でもチャレンジできますよ。

 

材料(4人分)

  • 豚バラ肉(かたまり)   700g
  • おから   200g
  • 長ネギ(青い部分)   1本分
  • 生姜   20g
  • サラダ油   100ml
  • 卵   4個
  • 煮汁用材料
    • 水   2カップ
    • 紹興酒(無ければ酒、焼酎)   100ml
    • きび砂糖   大さじ2
    • みりん   大さじ2
    • 醤油   大さじ3

 

作り方

  1. 豚肉1本を4等分に切り分ける。

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※ 肉が縮むので3口くらいの大きさに切る。ちょっと大きいんじゃない……くらいが丁度よい。

 

  1. フライパンにサラダ油を入れ熱し、1.の豚肉を並べ入れキツネ色になったら裏返し、全面を焼くようにする。

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※ 最初に脂肪の多い面を下にして焼くと良い。

 

  1. バットの上にキッチンタオルを敷き、2.の肉をのせたら上からもキッチンタオルで押さえ、全面の脂を拭き取る。

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※ 脂を丁寧に拭き取ることで味がしみやすくなり、更にカロリーカットの効果も……。

 

  1. 2ℓは入る大きめの鍋に3.の豚肉、おから、ネギ(青い部分)、皮ごとスライスした生姜と水2ℓを入れ、落としぶたをして強火にかける。

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※ おからは肉の脂を吸収してくれ、臭みも和らげる。ネギと生姜も臭い消しのために入れる。

 

  1. 4.が煮立ったら弱めの中火にし2時間〜2時間半くらい、竹串がスーッと通るまで茹でる。

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※ 1時間程度ではまだ固く脂っぽい感じです。

 

  1. 下茹で中にゆで卵を作っておく。

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※ ゆで卵の作り方は下記参考

 

  1. 5.の鍋から豚肉をボウルなどに取り出し、丁寧に脂とおからを洗い出す。

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※ 落としにくい場合は優しく流水をかけて流し落とすとよい。

 

  1. キッチンタオルで7.の肉の水気を拭き取り、煮汁用の材料を入れた鍋に入れて火にかけ、煮立ったら落としぶたをして弱火で煮込む。

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※ 落としぶたをすることで煮崩れを防ぎ、少ない煮汁でも味が均一にしみ込む。

 

  1. 15〜30分くらい経ったらゆで卵を加えて更に1時間煮込む。

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※ 弱火でじっくりと、ただひたすら辛抱あるのみ……。

 

  1. 煮汁が少なくなってきたら煮汁を回しながら肉に絡めて仕上げる。

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※ あまり乱暴にやると肉が崩れるので優しくね。

 

  1. 10.を器に盛れば完成!

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※ 何か青いもの(今回はオクラ)があれば添えてあげると良い。好みで練りからしを添えてください。

 

簡単な落としぶたの作り方

  • クッキングシートを鍋のふたに合わせて切り、中央にはさみで穴を開けておく。クッキングシートがない場合は、アルミホイルを鍋ぶたの形に整えて中央に穴を開けても良い。

 

ゆで卵の作り方

  1. 鍋に水を入れ沸かしておく。
  2. 卵のお尻に小さな穴を開けておく。(卵の穴開け器は100円ショップなどで販売しているよ!)

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  1. 沸騰したお湯に優しく2.の卵を入れ、9分茹でる。
  2. 冷水に3.の卵を取り殻をむく。(むきにくいときは流水をかけながらむくとよい)

 

※ 卵の白身には炭酸ガスが含まれてます。炭酸ガスは新鮮な卵に特に多く、茹でる際に白身を膨張させ殻に押し付けてしまったり、ひどいときには殻を突き破り白身が外に出る場合もあります。

そうなるとキレイに殻をむくのが困難な状態になりますが、予め小さな穴を開けておくことで炭酸ガスの逃げる道ができ、白身の膨張を押さえて殻のむきやすいゆで卵ができることになります。

穴は画鋲などで開けてもいいですが、100円ショップで卵の穴開け器が売っているので買っておいても損は無いと思います。

 

§

 

いかがでしたでしょうか?

豚の角煮は作り置きができるので、多めに作っておいてもいいですね。

でも明日の分も……って多めに作った気でいても、その日のうちにペロリと平らげられてしまい予定外となることも……。

でも家族だったり、彼氏だったり、あるいは彼女かも……が喜んで食べてくれるならうれしい限りですよね。

是非、あなたの大切な人に豚の角煮を作ってあげてみてください。

 

古地図片手に江戸散歩! 今川焼き&人形焼きのルーツを探る旅【歩き旅応援舎】

 

先日、テレビを見ていてふと引き込まれた「まち歩き」の番組がありました。

いかにもな名所旧跡をたずねるのではなく、現代にすっかり同化した何気ないスポットを紹介しながら、江戸の昔を感じさせるそのスタイル、語り口がなんとも魅力的。案内をされていたのは、「歩き旅応援舎」代表の岡本永義さんでした。

『メシ通』でもぜひご登場願いたいと思い、さっそく取材を申し込みましたよ。食にからめたまち歩きのガイドをお願いしてみました。

今日はよろしくお願いします!

 

岡本永義さん

案内する人:岡本永義さん

「歩き旅応援舎」代表。江戸のまち歩き歴は約20年。江戸時代の古地図を片手に東京を歩き続け、盛んな好奇心と探求心から今も新たな発見を求め続ける。セブンカルチャークラブやよみうりカルチャーなどで講師もつとめる。 著書に『平成東海道五十三次―歩いて見て楽しむ』『東海道五十三次四百年の歴史をあるく』(共に、けやき出版)がある。

 

意外に知らない日本橋の歴史

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大学時代から日本史や史跡めぐりが好きでした。古地図を片手にまち歩きをするイベントを企画・開催しています。現代に残る、"江戸が香る"ポイントをお教えしますよ。今日はよろしくお願いします。(岡本さん)

 

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本日の待ち合わせはお江戸・日本橋。さっそく古地図を取り出した岡本さん、現在位置を示してくれました。約150年ほど前のこの場所は……。

 

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ここですね。きょうは日本橋から北上していきましょう。地図の青い部分は川なんです。以前このあたりは魚市場で、魚が舟で運ばれていました。この魚市場が移転していまの築地ができたんですよ。

 

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日本橋は五街道、つまり東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の5つの起点となるポイントです。この先の左側に、道路元票(どうろげんぴょう)が埋め込まれているので、見てみましょうか。

 

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 これですね。本当は道路となっている日本橋の中央部にあるんですが、車の通行があって危いので、見学用に道脇に同じデザインのものが飾られているんです。この文字は元首相の佐藤栄作氏によるものなんですよ。

  

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現在の日本橋の真上には高速道路が走っていますが、このように走行中でも「今、日本橋の上を通過したんだ」と分かるようになっています。あの街灯の下にある横長の棒のようなものは昔、日本橋を走っていた路面電車のパンダグラフの名残。もちろん、本来は日本橋の上に建てられていました。

 

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と、日本橋ひとつとっても歴史の逸話が止まらない岡本さん。このままずっと聞いていたい気持ちをおさえつつ、三越本店を左に見て、中央通りを室町方面に進みます。

 

庶民に時刻を知らせた鐘つき堂

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しばらく歩くと室町3丁目の交差点に。

 

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 古地図でいうとこの交差点になります。ここを過ぎてひとつ目の細い道を右折しますよ。

 

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それがちょうど、この地点。ああ、江戸の面影は遠く。すっかり現代的な風景ですね。

 

そうなんですけどね、道脇を見てみましょう。

 

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江戸時代、庶民に時刻を知らせた時の鐘、つまり鐘つき堂がここにあったんです。 鐘つき堂というのは江戸城を中心に円をえがきながら点在したんですが、まず最初に中心部から鐘をつくわけです。それが聞こえると次のポイントがつく。だんだん円状にひろがっていくわけですから、少しずつ時刻はズレていってたでしょうね(笑)。

 

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この道、「時の鐘通り」と名づけられているのですね! 日頃、こういう掲示をかなり見逃しているんだろうなあ……。

 

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さて、中央通りにもどってすぐ隣のブロック、室町4丁目の交差点へ。 このすぐ近くに……。

 

今川焼きの発祥地発見!?

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「今川橋跡」と刻まれた石碑が。つまりはここ、昔は橋だったんですね。舗装された大道路になったいまでは想像も難しい。しかしここで古地図に戻ってみると、

 

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この川をあらわす青い線、岡本さんの指先がまさに現在地。我々は橋のたもとにいるんですな!

 

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この川は外堀から神田川、隅田川に通じる運河で、竜閑川(りゅうかんがわ)と呼ばれていました。井上竜閑という人が近くに住んでいたことからついたそうです。江戸時代は流通経路として使われていたんですよ。昭和25年に竜閑川が埋め立てられて、そのとき一緒になくなった橋なんです。

 

さっきから何度「へええぇ……」と言っているか自分でもわかりません。仕事ではよく通っているこの通りに、そんな歴史があったとは……。

 

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ここが65年前ぐらいまでは川で、橋がかけられていたんだなあ……。

 

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当時の様子を描いた絵を持ってきました。見てみてください。 

 

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橋がかけられて、大勢の人が渡っているところが、今歩いてきた中央通りにあたるわけですね。 

 

うわー、なんかしみじみします! 人の営みは今も昔も変わらない……。なんだかいつもの道路が違って見えてきた。。 

 

ここでいきなりの食ネタなのですが、この橋の名前が今川橋ですね。何か思い当たる食べ物はありませんか?

 

今川がつくものといえば……今川焼ですか?

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そうです! 今川焼の名前の由来は諸説あるのですが、この今川橋付近にあったお店が作って売り出したため、という説もあるんです。ちなみに、橋の名前は当時このあたりに住んでいた今川善右衛門という人の名をとってつけられたようです。

 

ほおお……、その善右衛門さんは今川焼を食べたんでしょうかねえ。

 

牢屋敷の街、小伝馬町

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 さあ、次の目的地に向かいましょうか。目の前の細い道も昔は竜閑川です。川の上を歩いていきましょう!

 

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すたすたと昔の川の上を歩いていく岡本さん。歴史的な暗渠……と言っていいのかな?  なんだか水音が聞こえてくるかのよう。

 

さて、我々は首都高が上を走る昭和通り方面、岩本町や小伝馬町方面に歩いておりますよ。

 

しばし歩いて岡本さんが連れてきてくれたのは、中央区の複合施設、十思(じっし)スクエア。昭和初期に建てられた小学校を改修した建物で、ケアサポートセンターや保育園、公衆浴場などの施設があるところです。

 

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江戸時代の小伝馬町は、牢屋敷のあるところとして有名でした。今でいえば留置所ですね。入り口ホールにはその模型もあるんですが、この窓からは地中に残る牢屋敷の設備が見ることができるんです。

 

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四角いのが当時の井戸で、そこに繋がっているのが現在の水道管のようなもの。いわゆる“くさいメシ”をこの井戸の水で炊いていたのでしょうか……。屋敷内には取り調べをする部署もあり、「拷問蔵」なんてところも。まさに時代劇の世界ですな。

 

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これは発掘された当時の石垣。当時からこういうものでシャバと“あちら側”が分けられていたのですねえ。ちなみに牢屋敷の石塀は2.4mほどあったとか。その頃の平均身長は今よりかなり低いでしょうし、威圧感あったのだろうなあ。

 

江戸時代の宝くじって……?

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さて一行は隣の大伝馬町を通り越し、堀留町までやってきました。

 

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古地図でいうとこの赤いポイントが…… 。

 

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ここ、椙森(すぎのもり)神社になります。江戸時代には「富くじ」(今でいう宝くじ)がよく行われた場所でもあるんですよ。神社仏閣は移設されることもありますが、長年位置が変わらないことが多いので、古地図でまち歩きをするときはよい手掛かりになるんです。

 

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案内の前にお参りを済ませたので帽子をとっている岡本さん。こういった礼儀というかマナーも、まち歩きガイドをする上で大事なのでしょうね。

 

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岡本さんが指し示していたのは、富塚。富くじの記念碑ですね。大正時代に建立されたものの関東大震災で一度倒壊。その後に有志を募って昭和28年に再建されたそうです。

 

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こんなシャレのきいた張り紙が。

 

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近くには当時の富くじの様子を描いたブロックがありましたよ。富くじ、落語でもおなじみですね。

図のように札をひいて、当たり番号が出たら賞金がもらえる……という現在とほぼ同じスタイル。いろんな泣き笑いがあったんだろうなあ。

 

人形町といえばあのお菓子!

さて、次にめざすは人形町です! ここから歩いて5分ぐらい。

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現在の人形町の交差点。

 

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江戸時代の人形町の様子を描いたもの。当時は芝居小屋があり、大変なにぎわいをみせた時代があったのだとか。

 

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人形というのは、今も残る文楽人形のことなんです。当時の芝居といえば歌舞伎と文楽。その文楽人形をつくるお店が多かったことから、人形町の名前がつけられました。先のにぎわいを描いたあたりはこのへんと思われます。もう当時の雰囲気はさすがにありませんね。

 

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そして人形町といえば人形焼き! このまちが発祥といわれ、通りを歩けば甘い匂いに誘われます。 

訪れたのは、創業百年以上を数える「人形焼本舗 板倉屋」。

 

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カステラ生地の中にはあんこがみっちりと。文楽人形や七福神をモチーフにしたものが伝統的なスタイルですが、現在ではお店によってデザインもいろいろ。こちらは七福神をかたどった、昔ながらのものでした(1袋 500円)。焼きたてをいただきましたよ。

 

まち歩きをしたあとは、こういうおやつがうれしいですね、岡本さん!

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今日はあいにくと小雨が降ったりやんだりでしたが、これからの秋はまち歩きに良いシーズンです。江戸を感じられるいろいろなコースを企画していますので、またぜひ参加してみてください。いまの東京に続く様々な発見が待っていますよ。

 

お店情報

板倉屋

住所:東京都中央区日本橋人形町2-4-2
電話番号:03-3667-4818
営業時間:9:00~売り切れ次第終了
定休日:不定休
ウェブサイト:http://www.itakuraya.com/

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

取材協力:歩き旅応援舎

 

書いた人:白央篤司

白央篤司

フードライター。雑誌『栄養と料理』などで連載中。「食と健康」、郷土料理をメインテーマに執筆をつづける。著書に「にっぽんのおにぎり」「にっぽんのおやつ」(理論社)「ジャパめし。」(集英社)がある。

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エコか? ケチか? ドイツ人夫と日本人妻の、たぎる「ゆで卵バトル」

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独流ゆで卵はエコのたまもの!?

みなさんは、ゆで卵ってどう作ってますか?

お鍋に卵がかぶるくらいの水をはって、沸騰してから5~7分くらいでしょうか?

「はいそれ、エコじゃないからダメ~!」

……って、うちのドイツ人の夫なら言うかも。

というわけで、今日はドイツ人の「エコ意識」について書いてみたいと思います。申し遅れました、私、メシ通レポーターの溝口シュテルツ真帆といいます。2年ほど前にドイツ人と結婚し、以降ミュンヘンで暮らしています。

 

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30歳を優に超えてのはじめての外国暮らし、外国人夫との結婚生活。それはもう、いろいろあります。かつて食の雑誌を長く編集していたこともあり、人一倍食い意地のはっている私は、とくに食べ物に関する場面でかなりつらい思いをしています。

 

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勢いあまって『ドイツ夫は牛丼屋の夢を見る』という本も書いたので、そのあたりの苦労はぜひこちらをお買い上げいただけるとうれしいです!

 

さて、冒頭のゆで卵問題は、こちらの本のなかにも書いたエピソード。私が彼の前ではじめてゆで卵を作ったとき、

 

ちょ、ちょっとなにその作り方! ああっ、水もガスも使いすぎ! エコじゃない!

 

って、叱られたんです。「えっ、なにを言ってるの?」ってもう、ポカ~ン、ですよね。

夫の作り方はこれ。

卵の殻に専用ツールで穴を開け、1cmほどの深さの水に入れて火にかけふたをして、沸騰したら2、3分

水はごく少量なので、ゆで卵というより蒸し卵。火にかける時間も短いので、仕上がりはもちろんかなりの半熟(ドイツ人全般が柔らかめのゆで卵を好む傾向にあるようです)。

 

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夫好みのゆるゆるのゆで卵を食べるためには、エッグスタンドとスプーンが必須。ドイツに来てはじめてエッグスタンドの存在意義がわかりましたよ……! ナイフを使って殻の上部を上手に切り取るのも熟練の技(?)が必要です。

 

環境に配慮して水やガスを大切に使ったり、節電を心がけたりするのはとてもよいこと。でも、「ゆで卵くらい私の好きなように作らせてよ!」と言いたくなる。いまでも互いに我流を通している、どうしても相いれないケンカの火種なんです。

 

とまあ、そんな風に「エコ意識高い系」である夫。それは彼特有のものではなく、やはりドイツ社会全体に漂う雰囲気、そして母からの教えによって身に染みついたもののようです。そう、義母とのエコなバトルもありましたよ……。

 

“シュパーザム”な夫&義母に衝撃

結婚前、はじめて義母の家にお邪魔したクリスマス。天井まであるツリーや可愛い小物で飾られた室内はまさにヨーロッパ。思わず感嘆の声が漏れます。

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キッチンで忙しく立ち働く彼女を手伝いたくて食器洗いをはじめた私。すると、その手元を後ろから覗き込んだ彼女がぽそっと口にしたひと言は、

 

Es ist nicht sparsam

 

sparsam(シュパーザム)。そのときはまだドイツ語がわからなかったのですが、「ん? なんかネガティブっぽいことを言われたぞ」と後で調べてみれば、「倹約的な、つつましい、節約する」といった意味のドイツ語。つまり彼女が言ったのは「それはシュパーザムじゃない」。私が水を使い過ぎているというお小言だったのです。

 

洗浄機に入れたくない食器類を手洗いすることはあっても、流水で洗剤分を落とすのは水の無駄遣い。おけなどに張った水にさっと通せばそれでOKだというのです。もちろんちょっとぬるっとしていてもおかまいなしの様子。

 

この“雑”な食器洗いの方法に関してはイギリスやオーストラリアなどほかの国でも同様だと聞いたことがありますが、この「シュパーザム」という言葉が、ドイツらしいなあ、と思うのです。

 

もちろん、水資源の豊かな日本と比べて、ドイツでの水道代はやや割高。これでもけっこう気を使っているつもりなのですが、それでも夫や義母にとっては「じゃぶじゃぶ水を使う嫁」なんでしょう。(その後、私のシャワーの浴び方についてもチクチク言っていたとずいぶん後になって夫から聞かされました……)

 

合理的という名の「ケチ」

あるときドイツ歴の長い日本人女性と話をしていて、彼女の言葉にはっとさせられたことがあります。

 

「ドイツ人は、合理的なんじゃなくて、ケチなの」

 

なるほど! と膝を打つ思い。

「エコ」なんて言っちゃう夫ですが、たぶん根底にあるこの「シュパーザム」、要は「ケチ」。「環境に配慮しようよ! それに、節約にもなるしね(←こっちが本音)」といったところなのでしょう。義母と夫のエコ、もとい「シュパーザム」なエピソードはまだまだあります。

 

ドイツの暖房設備はえてして優秀ですが、そのポテンシャルが発揮されているとは言い難く、義母宅では「5」まである目盛りが真冬でも「2」か「3」くらい。

 

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「ちょっと寒いんだけど……」なんて言うと、「あらそう?」と分厚い毛布をドサッと手渡してくれます。いや、その前にその目盛りを……。

義家族のなかでは私は「いつも凍えているマホ」。「今日は寒くない? 大丈夫?」と優しく心配してくれますが、いや、その前にその目盛りを……。

 

ごちそうなのに夫婦ゲンカ。その訳は……

つい最近も、こんなことがありました。

家での料理担当は私。でも、どうしてもマンネリは避けられないし、買い物に行くのが面倒なときもある。そんなときに、友人が気に入って利用しているというレシピ&食材宅配サービスを紹介してくれました(食材や調味料、その献立のレシピを添えたお料理セット。なにを作ろうか? と悩むこともなく、材料もまとめてそろうので便利)。

自分では決して思いつかないおしゃれなレシピに、普段使わないようなスパイスやハーブ。使い切れる便利な量。もちろんやや割高ではありますが、私にとってはそれを補ってあまりあるサービスでした。

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どうでしょうこれ? なかなか美味しそうだと思いませんか? 

じゃがいもはオーブンでホイル焼きにしてじゃがバタ風に。パウチになっている市販品のザワークラウトに、みじん切りにしたりんごやにんじんなどの野菜を加えるというのも私にとってはなるほどなアイディアでした。

 

しかし、これが久々に険悪なケンカを引き起こしました。

夫「こんなにゴミが出るなんてエコじゃない」

私「いやいや、保冷材や段ボールは引き取って再利用するって書いてあるよ」

夫「このレシピなら本にも載ってるし」

私「でも、買い物するのも大変なんだよ」

次第に語気が荒くなる私たち。

夫「スーパーで揃えれば半額以下じゃん!」

私「買ってるのも作ってるのも私だ!」

夫「でも、このソーセージとザワークラウトなんて、普通すぎじゃない?」

私「私には普通じゃないの! 文句を言うなら食うんじゃなーい!!」

覚えたてのドイツ語を使ってさらに言い募ります。

私「あなたのは『シュパーザム』じゃなくて、『ガイツィヒ』だ!」

「シュパーザム」がどちらかというとポジティブな響きなのに対して、「geizig(ガイツィヒ)」はその逆。日本語で言うなら、「シュパーザム」=つつましい、「ガイツィヒ」=しみったれ、といったところでしょうか。しまいにいつものケンカの結末と同じく、むっつりと黙り込む私たち。こうなると、ドイツの効率的な働き方も、ムーディーな間接照明も、DIYも「てゆうかケチだからでしょ?」と言いたくなってくる。

そういえば夫が手をかけて育てているベランダ菜園も、使えるハーブ類ばかり……。

 

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合理的でエコ、もとい「シュパーザム」で「ガイツィヒ」な国での闘いはまだまだ続きそうです……。

 

※溝口シュテルツ真帆さんには以前にこんな記事も作成していただきました。ドイツで恋しくなった日本の味に、現地の食材でトライ! ぜひぜひ読んでみてくださいね。(メシ通編集部)


書いた人:溝口シュテルツ真帆

溝口シュテルツ真帆

1982年、石川県生まれの編集者。(株)講談社にて楽しく週刊誌→グルメ誌編集者をしていたはずなのに、なんのご縁か2014年、ドイツに嫁ぐことに(自分でもびっくり!)。現在はフリーランスとしてドイツのあれこれなどを研究、発信中。

ウェブサイト:南ドイツの旅と暮らし / am Wochenende

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美人ママ&いかついマスターに会って週明けのネタにしちゃう?【まとめ記事】

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リア充になりたいと願う、メシ通編集部です。

普通の人物に見られたいという思いと、ちょっと変わった人だと思われたいという相反する思いを、同時に抱えていたりしませんか。日常モードの自分を脱ぎ捨て、今まで知らなかった自分に、出会えるかもしれない世界へ飛び込んでみましょう!

 

未知の世界で会えるのは、変わり種の美人ママ&マスターたち。

 

まずはメシ通「美人ママさんシリーズ」の中でも特に個性的なお店&ママをピック。

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こちらは、高円寺駅中通商店街にある薬酒バーの「いとこママ」。

アンニュイな雰囲気を醸し出しています。

薬膳酒を置いてるこの薬膳バーは、まずメニューが変わってます。

 

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えっ……。

 

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朝鮮人参を漬けた薬膳酒を嗅ぐ「いとこママ」。ものすごく臭くてまずいそうです……。

 

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薬膳ビール。

 

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お店へ通じる階段には、なぜか「滑り台」を設置しているというカオス……。

 

「いとこママ」は流しのママ? のため、新宿ゴールデン街やDJブースなどにもときおり出没するそう。

詳しくはこちら↓

 

お次は、元警視庁勤務のマスターが営む占いスナック。

予約でいっぱいの超話題店だそうです。

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とってもいかついマスター、大清水高山氏が登場! マスターは、かつて警視庁に勤め、さまざまな人物を見てきた経験をいかし、ここ高円寺にて20年このお店を続けているのだ。

マスターの占いは「人間鑑識学」というタイプのもので、参考までに手相も見るが、お店に入ってきた瞬間の表情から、すでに占いは始まっているのだという。

 

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記入した名前や生年月日、参考までの手相、顔相などを元に占う。

当然レポーターも占ってもらうのだが、

 

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果たして結果は……!?

続きは本編でどうぞ。

 

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ちなみに、取材中には新たな予約の電話が鳴り、手元の予約表には、びっしりと占いの予定が詰まっていたそうです。 

最後は池袋のスナック「パントマイム」の美人ママさん。

なんと「叱られたくて」くるお客さんも多いんだとか。

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お店の名前は「パントマイム」ですが、けっしてママさんがパントマイムができるからこの名前、ではないそうです。

 

ママがこのお店を始めてから31年。社会的地位のあるお客さんが、怒られたい、叱られたいという理由でよく訪れるのだとか。

 

お店のカウンターからさまざまな人生を見てきたママさんに、叱られに行ってみるのもアリかも!?

 

決してアウトローな世界ではなく、でも日常的に通うわけでもない。そんなお店にたまには行ってみると、いい出会いがあってついつい人に話したくなるネタの一つや二つ、できるかもしれませんね。

 

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:「メシ通」編集部

メシ通編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。

JR博多駅にある「角打ち」は会話を楽しむ大人の社交場【福岡・博多】

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「角打ち」って何? という方へ

こんにちは。三度の飯も大好きですが、それ以上に美味しいお酒に目が無いメシ通レポーターの桂です。

そして今回のテーマは大好きなお酒が思いっきり堪能できる博多の「角打ち」を取り上げたいと思います。

プライベートでもよく「角打ち」に行くのですが、こんなところに「角打ち」があったのか! と思わせるお店が今回お邪魔する「住吉酒販」です。

ところで、「角打ち」って言葉、全国的には通じない単語なんですね。ここ福岡ではビジネスマンの日常会話に頻繁に登場しますし、東京でも通用した記憶があるのですが、どうやら全国区ではないようです。

「角打ち」を簡単に説明すると、「酒屋さんの店内にあり簡単なおつまみも食べることができる立ち飲みスペース」です。

そう、人々のオアシスであり、美味しいお酒をいただきながら見知らぬお客さん同士、会話を楽しむという日本の酒文化に無くてはならないスペースなのです(断言)!

 

この立地環境は博多ならでは!

さて、「住吉酒販」ですが、場所がまたすばらしいところにあります。

出張族や博多駅を利用する通勤客にとってこの上なく利便性の高い、駅の土産物コーナーの中です。

JRと地下鉄あわせて1日の乗降客数20万人近くを誇る九州の玄関口博多駅の中ですよ、おとーさん!(誰?)

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博多駅筑紫口(新幹線口)の改札を出てすぐのところにある、JR博多駅のみやげもん市場。ここの入り口から少し奥に進んでいき、福岡銘菓が並ぶ土産物店を横に見ながらさらに奥へ進むと、

 

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左手に一升瓶がずらりと並んだ酒屋さんがあります。この奥が「角打ち」となっており、店頭に並んでいるお酒をその場で飲むことができる、まさに都会のオアシス的なスペースなんですね。

 

さっそく店内へ。目につくのは所狭しと並べられた九州の地酒や焼酎

もちろん、酒屋さんですから棚にはお酒がずらり。

ほぼすべてが九州の地酒や焼酎なのですが、九州人の私ですらこんなに九州のお酒があったとは知りませんでした。酒好きとして深く反省いたします。

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店長の松窪さんに聞いてみたところ、

九州と言うと一般的には焼酎のイメージが強いのですが、実は日本酒も豊富です。日本酒の名産地と言われている新潟や東北方面に引けを取らない美味しい日本酒がたくさんあるんですよ。

とのこと。

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「角打ち」コーナーは花札で清算するシステム

ということで、さっそく九州の地酒を「角打ち」コーナーで味わうとしましょう。

カウンターに陣取ると、まずは10枚の花札が手渡されます。

お酒やおつまみを注文する際にはこの花札で支払い、会計時は使用した花札の枚数で清算するシステムです。料金は札1枚324円換算です。例えば札5枚使ったら324円×5枚=1,620円ですね。

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もし、最初に渡された花札の中に「月見で一杯」や「花見で一杯」等の「役」があると、日本酒1杯サービスとのこと!

 

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メニューにはこのように、花札の枚数が料金代わりに表示されています。

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それでは早速この「名物イロハニ升」を注文。(札3枚 ⇒ 972円)

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升の中に4つの小さなグラスが並べられ、それぞれ風味や味の異なる4種類のお酒を楽しむことができるメニューです。

飲んでいる途中でどのグラスがどのお酒だったか忘れないように、升にはイロハニの文字があり、それぞれの場所に応じたグラスに注がれたお酒は分かりやすいように目の前に置いて飲むことができるのです。

 

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の「六十餘洲」は長崎県東彼杵郡波佐見の今里酒造で作られた純米吟醸酒。甘味がクセになりそうな味で、しっとりとした飲み口です。

のラベルがカワイイ「nonal」は「ノーナル」と読みます。これは博多弁の「のうなる(=無くなること)」にかけており、美味しすぎてすぐに瓶が空いてしまうことから名付けられたそう。キレがあって芳香な香りを楽しめる逸品です。ちなみに、この「nonal」は住吉酒販オリジナル商品とのこと。
の「花の露」、

の「菊」ともに個性のある味わいで、
こんなにおいしい日本酒を一度に飲み比べたのは初めてではないかなと。店の入り口前をせわしく通りすぎる人々を目にしながらゆっくりと流れる店の奥の空間で、実に贅沢な時間が過ぎていきます。

 

美味しい九州産の日本酒には同じく九州産のおつまみを

さて、飲んでばかりじゃ食レポになりません。次はこのお店自慢の酒に合うおつまみをオーダーしてみましょう。おつまみにもいろいろあって目移りするのですが、まずは鶏皮ポン酢。博多の鶏肉専門店「とり祥」のものです。ゆず胡椒のアクセントが鶏皮のうまさを引き立てます。

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▲鶏皮ポン酢(札1枚 ⇒ 324円)

 

次は熊本県の玉名牧場のチーズ3種盛りです。日本酒とチーズって意外と合うんですよね~。

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▲チーズ3種盛り(札3枚 ⇒ 972円)

 

そしてもう1品、まぼろしの厚揚げ。佐賀県鹿島市、三原豆腐店のものです。

 

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▲まぼろしの厚揚げ(札1枚 ⇒ 324円)

 

ご覧の通り、このお店は「角打ち」といえど器にも強くこだわっており、唐の隆太窯で作られたものを使用しておつまみを提供しています。器も味のうちとはよくいったものですね。

 

そして最後にこのお店一押しの日本酒、福岡県糸島市の白糸酒造が満を持して世に送り出した銘酒「田中六五」をいただきます。

 

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▲日本酒1杯売り(札2枚 ⇒ 648円)

 

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やさしい甘味とフルーティな味わいがもう最高。

こんな美味しいお酒が九州にあったなんて驚きです。あ~福岡人でよかった!

 

このお店の魅力はお酒やおつまみだけではない!

もちろん、男一人でシブくキメるのもよいですが、やっぱりお酒はワイワイしながら飲みたいもの。この「住吉酒販」は駅構内にあるため付近で働く人がふらっとひとりで来ることも多いそうですが、「角打ち」と言うもの、例えひとりで来ても中に入れば見知らぬ同士が肩を並べて飲む社交場。入れ代わり立ち代わり来る様々な人達と会話が弾みます。

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この日も、京都から出張で来ているビジネスマンや福岡で泡盛を普及させる会の方、大阪から来た旅行客等、様々な人達ととりとめのない会話を楽しみ、美味しいお酒とおつまみを堪能しました。

また、松窪店長をはじめ、お店のスタッフの皆さんもフレンドリーで話好きのため、積極的に話しかけてくれるので退屈することがありません。

 

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この立地、そして品揃え、お店の雰囲気、すべてが高いレベルで融合している「住吉酒販」。帰宅する途中で寄ってみるもよし、出張帰りの新幹線までの待ち時間に立ち寄るもよし、帰省先へのお土産を買うために試飲してみるのもよし。

駅構内にこんなすばらしいお店があったとは、福岡の酒文化恐るべし、といったところでしょうか。

 

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お店情報

住吉酒販 博多駅店

住所:福岡福岡博多博多駅中央街1-1 JR博多博多デイトス1F
電話番号:092-473-7941
営業時間:8:00~21:00 (角打ちLO 20:00)
定休日:無休
ウェブサイト:http://sumiyoshi-sake.jp/

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:桂浩一

桂浩一

1968年生まれ。福岡出身。東京で就職するも福岡の味が忘れられず、何のあてもあなく退職してUターン。 現在フリーライターとして活動中。メシと酒とホークスをこよなく愛する自由人。 一応、人事組織コンサルタントみたいなこともやっているが本業は食べ歩きと思っている。

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