【日本酒ライター友美がゆく! 蔵元が通う地元メシ】ガチでワガママに応えてくれる「中華賄い料理店」

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1蔵目:長野県・篠ノ井「本老の松」東飯田酒造店

はじめまして。メシ通レポーターの友美です!

全国々浦々、お酒を求めて駆けずり回る毎日。ある日、とある蔵からの帰り道「現地で美味しいものを食べるなら、やっぱり蔵元に聞くのが一番だな~!」「……はっ! 私だけの情報にしておくのはモッタイナイぞ!」とふとひらめき、『メシ通』に登場することとなりました。

 

第1回目、訪れたのは長野長野市・篠ノ井の「橙宴」。

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電車で行く方は、しなの鉄道「篠ノ井駅」下車で徒歩20分。(ちなみに、しなの鉄道の電車のドアは手動で下車駅で開かず焦りました。)

車の方は、県道86号線沿いに見えてくる看板を目印にしてください。長野オリンピックの開会式が行われた、南長野運動公園へも歩いて行ける場所に位置しています。

 

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こちらを紹介してくれた記念すべき1蔵目は、地元篠ノ井で「本老の松」というお酒をつくっている東飯田酒造の娘さんめしだちゃんです。

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めしだちゃんが持っているのは、本老の松バッグだね。さりげなく宣伝挟んできたね。

彼女、実は自他ともに認めるオタク。アニメやゲームに精通している酒蔵の娘さんとして、巷で有名な子なんですよ!

  

f:id:mesitsu_lc:20160928220209j:plain「こんにちは~!」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「あ、めしだちゃん毎度。いらっしゃい!」

 

 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「はじめまして! 日本酒ライターの友美です。お腹ペコペコですっ! あとで名刺お渡ししますので、さっそくですがお店のオススメをください!」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「えっ! めしだちゃん、すごい人連れてきちゃったなぁ。ハハハ。聞く気ないと思うけど……店主の成澤です。うちのオススメは、『麻婆豆腐』と『担々麺』だよ!」

 

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ランチタイムは、サラダBARが利用できます。注文した料理を待つ時間も、これは楽しい! なぜか女性ってサラダBAR好きですよね~。

しかもこのサラダBARですが……。おでん、フルーツ、コーヒーに紅茶、その時々で変わる品が食べ放題っていうかもはや「サラダ」BARじゃない!

すっごくお得! 豪華すぎる!!

だから、お腹いっぱい食べたい男性も大満足です。

  

オススメの「麻婆豆腐」と「担々麺」を実食!

そうこうしているうちに、きたきたっ!

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▲めしだちゃんが頼んだ「麻婆豆腐+ミニラーメンセット」 972円

 

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▲わたしが注文した「担々麺+ミニチャーハンセット」 972円

 

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か、 かわいい。天使か。

 

f:id:mesitsu_lc:20160928212934j:plain「美味しいですよね。わたし意外とたくさん食べるので、こういうのうれしいです! 『麻婆豆腐』も辛すぎず、ちょうどいい! 友美さんも、ひと口食べますか? あーーん」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「うん。『担々麺』もまろやかでそんなに辛くない、優しい味で美味しいね。え、いいの!? 鼻血出ちゃうよ。あーーん」

 

こだわりは、とにかく「パルセイロ」!

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「見てください。このお店の麺は全て、地元のサッカーチーム「AC長野パルセイロ」のチームカラーであるオレンジ色をしているんです。なんとこちらはパプリカで着色しているんですよ。」

 

「担々麺」はわかりにくかったけど、なるほど確かにオレンジ色している。

 

 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「パルセイロのファンなんですか?」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「うちの開店とパルセイロのチーム発足がちょうど同じ、約10年前。地域活性のためにも、チームができた時は本当にうれしかったなぁ。だから、当時からずっと応援してるよ。店名の「橙宴」っていうのも『パルセイロが宴会する場所』っていう意味で名付けたんだよね」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「ダイレクトすぎる!」

 

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地域活性のためにメーカーが開発した「パルセイロビール」。オレンジ色の正体はクランベリーエキス。そのため、甘酸っぱい飲み口が特徴のビアカクテルです。

 

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「ぷはーっ! 昼から飲むビールは最高ですね。うまーーーい!」

 

 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「ところで、店名の『中華賄い料理店』ってどういうことなんですか? 何でも作ってくれるんですか?(疑いの目)」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「うん。やれって言われれば、できる限りなんでもやるよ!」

 

 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「いやいやー。またまたー。中華料理屋だから『うどん』とかやらないでしょー?」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「あ、明日ちょうど『きのこうどん』やるんだよ。近所の人が採ってきたばかりのきのこをもらってね。長野と言えばきのこ、というほどよく採れるから。ほら、これ」

 

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 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「突然、きのこがもらえたりするんですね……。さすが長野。しかも美味しそう。確かにこれは、うどんかそばに乗せて食べたいです。でも『パスタ』はやらないですよね?」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「お客さんから言われて、パスタやることもあるよ! あとは、常連さんが中華以外が食べたいって言うもんだから、わが家の晩御飯用に作ってあったハンバーグ出したこともあるね」

 

 f:id:mesitsu_lc:20160928220450j:plain「中華料理店に来て、中華料理以外が食べたい! っていう人もすごいけど、対応しちゃう成澤さんもすごい。本当になんでも来いですね!」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928220018j:plain「色んなサポーターさんたちが集まってくれるから、新潟に魚釣りに行って『釣りすぎたから』って50cm以上のイナダを10匹くらい持ち込む人もいたね。調理した分の原価だけもらって刺身三昧して、残りはブリしゃぶパーティしたよ。川中島のブランド桃のハネ品を持ってきてくれる人もいるから、ランチタイムに『フルーツBAR』としてみんなに気軽に食べてもらったな」

 

f:id:mesitsu_lc:20160928212934j:plain「贅沢すぎます~! 1個数百円する、高価なものなんですよ。ご近所ネットワークがないと、とてもじゃないけどできないですよー!」

 

成澤さんは、日本料理屋、焼肉屋、洋食屋、病院食、中華と色んなところで修行してきたため、なんにでも対応できるのだそう。

上記以外にも、常連さんのお母さまのために病院食作ったり。家で油料理をしたくない近所の人たちを集めて「てんぷらの会」をやったことも。お店で女子会の予約が入った時には、マンゴープリンなどスイーツも作るそう。

……というわけで、「橙宴に死角ナシ!」

 

篠ノ井・川中島方面で「お腹が空いた! 何か食べたい!」という時は、なんでも食べることのできる「橙宴」に足を運んでみてください。

また来ます。ごちそうさまでした!

 

お店情報

中華賄い料理 橙宴

住所:長野長野市金井田6-3
電話番号:026-292-7929
営業時間:【ランチ】11:00~14:00【ディナー】17:00~20:30(LO)
定休日:月曜日、第3火曜日(パルセイロ試合時は出店のため臨時休業の可能性あり。店舗にご確認ください)

www.facebook.com

※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

紹介してくれた酒蔵情報

株式会社 東飯田酒造店

住所:長野長野市篠ノ井小松原1724
電話番号:026-292-2014
ウェブサイト:http://www.motooi.com/

 

書いた人:友美

友美

日本酒ライター/コラムニスト 。寒さに弱い北海道出身。「とっておきの1本をみつける感動を、多くの人に」という想いから、初心者向けのイベントやセミナーの主催や日本酒関連記事を中心に執筆。

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熱海・伊東エリアのグルメキーワードは「おさかな百景」 ~名店巡礼 熱海・伊東エリア編~【タベアルキスト】

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みなさんこんにちは、メシ通レポーターのタベアルキストWakuiです。

今回も我々タベアルキストが、わざわざ食べに行く価値のある逸品を提供しているお店へ実際に訪れ、食べまくる究極の食べ歩き「名店巡礼」をお届けします。
名店巡礼のセレクト店の定義やこの企画ポリシーなどは、ぜひ以前の記事をご確認ください!

 

~名店巡礼 熱海伊東エリア編~

今回の巡礼先は静岡県の「熱海伊東エリア」を選びました。
静岡県の巡礼は、静岡市に続いて2回目。

このエリアは東海道線の終点の駅にもなっており、東京からも電車で一本。
ほどよい距離にある観光地です。

かつて昭和の頃は社員旅行のメッカとして賑わっていた熱海
近年は客足もだいぶ落ちてしまいひなびた温泉街に……。

と思いきや、ここにきて勢いを取り戻しているとか!

 

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今回はそんな熱海伊東エリアの海の幸をテーマに、こだわりの5軒をセレクト。
熱海伊東の美食を巡ります。

 

1軒目:ふじいち 逸品:ねごめし

巡礼のスタートは、伊東港そばの「ふじいち」から。

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連載読者の方はお気づきかもしれません。
タベアルキストのセオリー「老舗の直営店グルメは美味しい」。
こちら、「ふじいち」も1階は鮮魚店、2階が飲食店となっており、直営店ならではの鮮度と目利きされたお魚をいただくことができます。

 

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▲ネゴめし(1,400円)

 

こちらの一押しは、伊東の漁師料理「ネゴめし」
三合たたきという、複数の魚のたたきを合わせたもの(この日はマグロ、ヒラマサ、サワラ、タイ、キンメでした)に味噌と生姜とトッピングした丼です。

最初は、味噌はよけておき、たたき丼としていただきます。
大きめにたたかれたお魚のたたきが口の中で混然一体となり、1種類のたたきでは決して生み出せない美味さです。

 

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半分ほどいただいたら、味噌を戻し、出汁をかけてお茶漬けスタイルでいただきます。ぞぞぞっと豪快にいただくのが漁師飯風。
塩気はおさえめで、さっぱりと。生姜の風味が程よいアクセントになっています。

 

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▲いかの丸焼き(800円)

 

そしてもう一つのおすすめが、いかの丸焼き。
各テーブルにセットされたロースターでいかを丸ごと焼きます。
たっぷり詰まった肝に醤油を少々おとして作ったタレにぷりぷりのイカを絡めて食べれば、至福の時間。
トロッと濃厚で臭みのない肝は、さすが直営店の品質の良さを感じさせます。

 

なんとも単純明快な魚介料理の数々だが、その素朴な豪快さが心地よかった。

 

お店情報

ふじいち

住所:静岡伊東市静海町7-6
TEL:0557-37-4705
営業時間:10:00~15:00
定休日:金曜日

ウェブサイト:http://www.fujiichi.com/

執筆者:Kazushi Kikutani

 

【閉店】2軒目:まご茶亭 逸品:まご茶漬け

2軒目に訪問したお店は「まご茶亭」。山本旅館さんがお昼のみ営業されている郷土料理、海鮮料理のお店です。

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こちらは観光地・熱海にあって隠れ家感があり、どんな逸品に出合えるか期待が膨らみます。
看板メニューは店名の通り、伊豆半島沿岸部の郷土料理「まご茶漬け」ですが、俳優の阿藤快さんプロデュースによる「あじなどんぶり」と言う丼がありました。
折角なので、これら二品を実食!

 

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▲まご茶漬け(1,500円)

 

ごく薄切りにしたマグロを浅く漬けにしており、熱々のかつお出汁を掛けていただきます。マグロの色のグラデーションが美しく、届いた瞬間に「おおっ!」となります。
塩気、出汁ともにサッパリな味わいで、マグロの酸味が爽快です。
マグロの下に柚子胡椒が仕込んであるところが個性的。
一気に溶かすと柚子胡椒味に席巻されますので、要注意!

 

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▲あじなどんぶり(1,500円)

 

なめろうよりも粗めにたたいたアジに加えて、ほぐし身のアジの干物を用いているところが面白い! 新鮮なアジの食感と香りに、干物のしっとりした食感とこなれた風味、塩気が合わさり、絶妙な味わい。

たたきのアジの下味は醤油、生姜、胡麻、大葉。
ご飯にも胡麻をたっぷりと混ぜており、食欲を刺激します。

 

阿藤快さんのアイディアに乾杯!

 

お店情報

【閉店】まご茶亭

住所:静岡熱海市中央町17-14
TEL:0557-81-3063
営業時間:11:00~15:00
定休日:不定休

執筆者:Yuya Otani

 

3軒目:おやじの蔵 逸品:ダブルしらす丼 

3軒目に訪問したお店は「おやじの蔵」。
地元のこだわり鮮魚を使った居酒屋さんで、ランチは土日限定の営業になります。

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夜の居酒屋さんのこだわり料理もおすすめですが、今回はランチのどんぶりにスポットを当ててみました。

 

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▲ダブルしらす丼(1,200円)

 

まずは静岡県内、由比港で捕れたしらすのどんぶり。
生しらすは臭みは全くなく苦みも少なく新鮮そのものです。
釜揚げはちょうどよい塩分で、醤油がなくてもしらすの塩分とうま味だけでご飯が進みます。
最初は別々に食し、そのあと生と釜揚げを混ぜて二つの食感を楽しんでいるとあっという間にご飯がなくなってしまいます。

 

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▲名物あじタタキ丼(1,200円)

 

続いて名物あじタタキ丼。
地元で捕れた綺麗なピンク色のアジの身は見るからに新鮮でプリプリとした食感と程よく脂が乗っていてアジそのものの味が楽しめます。
ねぎとしょうがの風味もよくこちらもご飯が進みます。
隠し味が入っているらしいのですが、私はわからずどなたか是非当てて頂きたい。
ランチにはお味噌汁がつくのですがこれがまたこだわりの味噌と出汁で、通常はたたきにつかうアジのアラから出汁をとるそうなのですが、この日はたまたまかつお出汁でした。一口飲んだだけでも深い出汁の味が感じられ、こちらのお店の仕事の丁寧さがうかがえました。

 

職人気質だけれど朗らかで粋な大将と美人で明るい女将さんのあたたかなお店。
ついつい、「ただいま」と言って再訪したくなるお店でした。
今度は夜に、またゆっくりおうかがいしたいです。

 

お店情報

おやじの蔵

住所:静岡熱海市渚町7-1
TEL:0557-85-6330
営業時間:18:00~21:00(ランチは土曜日・日曜のみ11:30~14:00)
定休日:木曜日

執筆者:Nagisa Yoshino

 

4軒目:海幸楽膳 釜つる 逸品:季節の地物鮮魚の干物

熱海で2軒巡った勢いに乗り、続いては4軒目は「海幸楽膳 釜つる」
絶品の干物を頂ける和食のお店です。

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母体の「釜鶴ひもの店」は、なんと親子五代続く老舗。
当代のご主人が新しい試みを次々と行い、支店と料理店を出店されるまでに成長。
常時30種類の干物を用意し、年間を通すと50種類以上作られているそうです。

 

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この度は地物の「ムロアジ」、「カマス」に加えて、
非常に珍しい「天使の海老」を干物店の店先で選び、料理店で焼いていただきました。

(天使の海老は、フランス領ニューカレドニア産)

 

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お店で頂くと御膳スタイルで、とても豪華です。

 

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▲天使の海老(1尾 378円)

 

届いた瞬間に立ち上がる香りが心地良い。
香りだけでなく甘み、うま味が凝縮されており、至福の味わいです。
こちらの干物は塩気が控えめな点がうれしく、素材の魅力を最大限楽しめます。

 

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▲本カマス(1枚 840円)

 

脂が乗るのは秋以降ですが、ご主人の目利きのお陰で十分美味しいです。
カマスは水分が多いお魚なので、干物にすると抜群のうま味を味わえます。
塩気に加えて、鮮度の高さもこちらのお店の魅力です。

 

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▲ムロアジ(1枚 540円)

 

珍味・くさやの材料であるムロアジは干物では珍しい。
ご主人いわく「肉で例えると、アジがカルビなら、ムロアジはハラミ」との事。
確かに、程よい脂に特有の酸味が加わり、肉の赤身的な持ち味があります。
スッキリした味わいは唯一無二の味わい。
塩気、鮮度に加えて、珍しい干物も頂ける点は、他にはない魅力でしょう。

 

価格に見合った上質な味を提供するお店です。

 

お店情報

海幸楽膳 釜つる

住所:静岡熱海市銀座町10-11
TEL:0557-85-1755
営業時間:11:30~14:30(LO14:00)、17:30~21:00
定休日:水曜日、第3木曜日
ウェブサイト:http://www.kamaturu.co.jp/

執筆者:Yuya Otani

 

5軒目:磯料理赤沢丸昌 逸品:金目鯛煮付け

締めくくりは、断崖絶壁に寄り添って立っている「磯料理赤沢丸昌」。

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創業60年、先代は洞窟の中でお店をやっていたようで、その後こちらの店内に移ってきて40年になるそう。

 

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お店の下には、洞窟の中に天然の生け簀があります。

 

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店内は岩肌もそのままインテリアとなっております。
多少の改修はしているものの、立派な材木なので頑丈とのこと。

 

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▲刺身盛り合わせ(写真は3人前 4,000円となりますが、価格は要相談で対応していただけます)

 

新鮮な刺身の盛り合わせ。
お店のご主人が船で釣ったり、網にかかっていたり、市場で仕入れたりと新鮮なお魚をその日のお任せで楽しめます。
本日はマダイ、アジ、炙りカマス、クロムツの4種でした。
マダイはまだ生きていてピチピチしており、コリコリとした新鮮な歯ごたえが楽しめます。
アジはさすが地元産脂が乗っており、うま味と食べ応えがありました。
また無農薬の畑で採れた甘夏がふんだんに添えられて柑橘の風味が増します。
冬はだいだいになるそうです。

 

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▲金目鯛の煮付け 5,500円

 

こちらの名物金目鯛の煮付けになります。
稲取で1本釣りされた金目鯛は極上品とされ、その金目鯛を煮付けしたこちらは本当に贅沢な逸品でした。
煮込んでも煮崩れなくぷりぷりとしており、煮汁が染みこみ過ぎず金目鯛そのものの味が感じられます。
また、濃厚な煮汁に身をくぐらせると金目の出汁と煮汁の甘みで重厚感が増した味わいが感じられます。
もちろんご飯が進むこと間違いなしです。

 

新鮮な金目鯛が捕れた時は、金目鯛のしゃぶしゃぶも可能。
ただし捕れる場合に限るので、事前にご相談されるのが良いかと思います。
金目鯛の煮付けは年間あるとのことですが、売り切れる場合もあるので連絡してから訪問されることをおすすめします。

 

お店情報

磯料理赤沢丸昌

住所: 静岡伊東市赤沢309
TEL:0557-53-0325
営業時間:11:00~(LO 19:00)
定休日:木曜日(繁忙期は営業)

執筆者:Nagisa yoshino

 

名店巡礼 熱海伊東エリア編 まとめ

今回の5軒のセレクトいかがでしたでしょうか。
丼ぶり3種類に干物と煮付け。
とにかく白いご飯が進む巡礼となりました。
新鮮なお魚と白いご飯は日本食の原点とも言えます。
観光地だけあって、お店のロケーションやおもてなしの趣向もさまざま。
お魚料理のバリエーションとあいまって、そのパターンは幾通りにも。
この多彩さから、今回のキーワードは「おさかな百景」としたいと思います。
おさかな×シチュエーションで必ずお気に入りのお店が見つかるはずです!

 

次回は、山を越えて日本海まで! 新潟市民に愛されている名店を探ります!

 

書いた人:タベアルキスト

タベアルキスト

タベアルキストとは、「食べる幸せ、探す喜び」をモットーにした実名制の食べ歩きマニアのコミュニティ「Tabearukist Association」に所属する、年間300軒以上の外食をしているメンバーのことを「タベアルキスト」と言います。その一食、一食を、お腹も心も満たされる幸せな時間とするため、「一般人による一般人のためのグルメ検証」を旗印に、公正中立な立場から「食べる価値のある逸品」の情報を発信しています。

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【燻製料理まとめ】燻った姿に自分を重ねながら……お酒に合う燻製料理を作ってみる!

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じゅうううううう! けむっ! あ、魚焼いてたら寝落ちして、危うく自分が燻製になるところだったメシ通編集部です!

(気を取り直して)それはそうと自分で作る燻製、美味いですよね! 肉ならなんでも間違いなく美味いし、肉以外にもいろんなもの燻製してみるのもいいですよね。燻製ができる男って、絶対モテるはず……当然、『メシ通』編集部もモテるための燻製方面は強化しておりますで(切実)、そこんとこよろしくです。

さて、まずは豚。 燻製の基本は肉ですから!

 

豚バラ肉2キロで自家製ベーコンをつくろう。男の休日に燻製どうでしょう(意外と簡単です)

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手作りベーコンを作るべく、買ってきました、豚バラ肉2キロ! 

 

冷蔵庫の常備品「ベーコン」。

これが、じつは簡単に手づくりできてしまいます。自分でつくれば塩気も調整できるし、そして何より燻製の風味が段違い! スライスされた既成品と違って、分厚く切ってムシャムシャと豪快に食べる……なんてことも可能になります。

簡単ではあってもけっこう時間はかかるので、そこは「燻製をつくるという優雅な時間を過ごす」と逆に楽しんでしまいましょう。

 

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まずは肉の仕込みをします。

塩漬けにして、塩抜きをして、乾燥させる。というと、簡単そうで、実際簡単なのですが、時間は一週間ほど掛かります。

 

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そして一週間後、いよいよ、燻製をします! 

 

上から、

  • チップ
  • 炭火

の順で配置されています。

チップは香りをつけてコーティングする、つまり燻製する役割を担当し、炭火は燻製器内の温度を高温(65~70℃)に保つためのものです。

 

ビールを飲みながら優雅に出来上がりを待つつもりでいたら、

 

ぬお~! チップに脂が落ちて引火してました! 失敗です!

 

と、紆余曲折ありましたが、

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 見事なベーコンが出来上がりました!

 

2~3時間は燻製したでしょうか。 いい色、いい香りです。

表面が煙でコーティングされることで腐りにくくなります。それが燻製するそもそもの目的ですね。塩漬けにしたのも腐りにくくするためですし、もともと燻製とは、保存食をつくる手法ということです。

下準備の期間は1週間と長いですが、難しい作業もありませんし、燻製している時間のワクワクは「休日の男の趣味」って感じがしました。なにより完成したベーコンのおいしさったらないですしね。 

 

これはぜひ、やってみたいですね!

 

さて、次は室内でも出来る絶品燻製料理です!

 

「日本でいちばんビールに合うおつまみ」の作り方を、日本燻製協会・佐藤暁子代表に教わってきた!

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今回はなんと日本燻製協会・佐藤暁子代表に「日本でいちばんビールに合うおつまみ」のつくり方を教わることに。ちなみに佐藤さんですが、目黒区の「西小山ラウンジ」というバーで不定期に「燻製バー」なる燻製料理のバーを運営されてらっしゃいます。

 

最初に出していただいたナッツも燻製になっています。

 

またこのナッツの燻製がいい感じに美味いんですよ。
燻されたナッツがキツネ色に色づいてるの、わかりますか?

 

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さて、その「日本でいちばんビールに合うおつまみ」とは、スモークド・チキン。

使うのは普通のスーパーで売っている鶏もも肉。塩胡椒して、十分に水分を取る、という下ごしらえをしてから、中華鍋でアルミホイルの間にチップを入れて、燻製していきます。

 

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「しばらくするとこのように煙が出てきます。チップ自体は、燃えるというよりもまさに意図的に不完全燃焼の状態にして“燻された”状態になっています。このような燻煙(くんえん)が出てきたら火を弱火にしてください」

 

この燻煙の香りにレポーターはうっとりしてきます。

 

いやー先生、いよいよ独特のいい香りがしてきましたよ!
なんだかとってもいい匂い。

それにしても……この煙の香りを嗅いでいるだけで、なんとも豊かな気分になれるんだから不思議です。

 

今回は“熱燻”というタイプなので、燻製時間は15分ほど。

 

「冷燻、温燻、熱燻といろいろなやり方があるんですよ。今回は家でお手軽にできる“熱燻”というやり方なので、短い時間で十分に燻製の効果があります」

 

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ジャジャーン!!!!

すっかり燻された鶏もも肉がキツネ色に染まっています。
これ、肉が焼けたからこういう色になったわけじゃないんです。
あくまでもチップの煙に燻されて、こんなにも美しい色に変身したんですね。
それにしても、なんという芳醇な香りでしょうか。
独特のスモーキーな芳香が鼻腔をくすぐります。

 

この肉をさらにフライパンとオーブンで焼いて仕上げます!

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これが、もう最高の味わい! あまりの美味さに感動したレポーターは自宅で再現を試みて、見事成功!

その感動の軌跡は、こちらの記事でどうぞ!

 

次は、普通は燻製にしないようなものを燻製にしてみるお話。

 

【燻し飯】一番ウメェ燻製はどいつだ!? 進撃のアボカド編

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世の中に存在する無数の食材たち。

焼いたり、煮たり、揚げたりと、その調理方法はすでに出尽くされているようにも思える。しかし、本当にそうだろうか。

それぞれの食材が持つポテンシャルを、それらの調理法は最大まで引き出すことができているだろうか。

否!

人々はもうひとつ、大切な調理方法を忘れている。

そう、それが……

「燻し」である。

 

燻煙太郎(いぶしけむたろう)が食の可能性を追求するため、まだ世の中に知られていない、燻して美味い食材を探し出す、という連載です。

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こんな感じで、燻製してみます。

 

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イカはどうでしょうか?

 

意外にもしっかり火が通っておりまして、これでお腹を壊す心配はしなくてよさそうです。ただし、かなり汁が出たので、チップに汁が落ちないよう配慮が必要かもしれません。

海産物にはオークのチップを使用してみました。魚などがいい色に仕上がるらしいです。オークにはクセがあまりないのですが、奥深い香りがします。

 

食べてみると、

 

ふおおおおおおおおおお!!!

肝がいい! 肝がすごくいい! ほろ苦い肝のスープにちょい苦な煙の香りがあいまって、オトナな気分のところに肉厚なイカのうま味がドーン! イカの足はサクサク、身はプリプリ。

この気持ちどうしたらいいの、何にぶつければいいの。白いごはんには合わないのでこれも日本酒案件でしょう。こうして少年はオトナへと変わっていくのですね。

 

イカは美味しかったので、次はアボカドに挑戦です。

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食べた後の、絶妙な表情はリンク先の記事でお楽しみください!

 

アー

アー

アー

よくない。この苦いネチョネチョした燻されたやつ、よくない。あんなに美味しいアボカドを台無しにしてしまったことに怒りすら覚えます。駆逐してやる! 駆逐してやる!!!

野菜ってみずみずしさが命みたいなところがあるじゃないですか。そこからみずみずしさを奪うのが燻製じゃないですか。ハテ、これは最初から無理な勝負であったのではあるまいか。

 

ってな感じで、燻製して美味しそうなものにも不安なものにも果敢に挑む燻煙太郎に、これからもご期待ください!

 

正直、アボカドの燻製はキツイっす!

普通に美味い燻製でビールが飲みたい『メシ通』でした!

 

書いた人:「メシ通」編集部

メシ通編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。

栄養たっぷりの納豆料理。粘りの中にあふれるうま味がたまらない!

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こんにちは、メシ通レポーターのマツータケシです。

灼熱の夏も終わり、秋ですね!

えっ!? 仕事が忙し過ぎてバテ気味!?
それはいけませんね……。
わかりました。
そんな人たちのために私がひと肌脱ぎましょう!

栄養満点! 健康食品として世界中で注目を集めている“納豆”を使った創作料理店をご紹介いたします。
しっかり食べて栄養をチャージしてくださいね。

ということで、福岡市薬院にある

博多フードパーク 納豆家 粘ランド」に行ってきました。

大の納豆好きで、全国3,000種類の納豆を食したオーナーシェフが腕をふるう「博多フードパーク 納豆家 粘ランド」。納豆料理を扱うお店は数多くあれど、専門店は全国でもわずか。納豆ファンには、はずせないまさに“粘ランド”なんです。
それにしても“粘ランド”とは……ネーミングセンスが抜群です(笑)。

 

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お店があるのは福岡市の中心部・天神から西鉄電車で1駅目の「薬院駅」。

アクセス抜群で、数々のグルメ店が軒を連ねる薬院エリアです。目印は黄色の看板。駅を降りてすぐなので、すぐに見つけることができると思います。

 

納豆料理のオンパレード! なんとその数120種!

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店名のとおり、ここを訪れる人のお目当ては「納豆料理」。
納豆料理専門店ということもあり、多くの納豆ファンでいつも満員なんです。健康志向の高い女性客はもちろん、外国人のお客さんもよく見かけます。

 

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開放的な窓が印象的な店内は、カウンターにテーブル席、奥には個室まで揃っています。

扉を開けてまず目に飛び込んでくるのが、ショーケースの納豆!!
キレイに整列しております。

 

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福岡で取り扱っているのがこのお店だけという、希少な茨城水戸市の「くめ納豆」。

炒める、揚げる、煮込む……加熱調理が難しいと言われる納豆料理にぴったりなんだそうです。

 

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オブジェももちろん納豆にちなんで“710”。毎年、7月10日には納豆パーティーが開かれるそうです。

 

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納豆! 納豆! 納豆!

「こんな納豆料理があったの!? 」と驚くほど多彩な和・洋・中・伊のオリジナルメニュー。
納豆パスタ、納豆チャーハンなどの定番モノから、納豆サラダ、納豆スイーツなどのユニークなメニューまで常時70種、年間で120種の創作料理を提供しているそうです。

実を言いますと、子どもの頃から大の納豆マニアの私、
これだけのメニューを目の前に興奮がとまりません!

ということで、フルコースで注文することにしました。
前菜からシメまで、初級者、中級者、上級者と3段階に分けてご紹介いたします。


見事なまでの納豆尽くし!

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まずは前菜からということで、「もずく納豆(390円)」です。
(中級者/納豆1パック)

 

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よ~くかき混ぜて、程よく粘ってきたところで、いっただきま~す!

う、美味い!!

沖縄産もずくのしっかりとした歯ごたえと、納豆のネバネバが絶妙に絡み合い新感覚。
納豆と鰹節の香り、そしてさっぱりとしたお酢の酸味が食欲を誘う逸品です!
本場水戸では普通に食卓に並んでいるという「もずく納豆」。栄養も抜群! バテ気味の人には最高の一品ですね。

 

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続きましてのご登場は、「ねばねばタラモイタリアンサラダ(690円)」。
(中級者/納豆1/2パック)
明太子入りのポテトサラダに柑橘系のフルーツが彩られた、見た目にも鮮やかな一品です。

えっ、納豆入っているの!? と思う人もいると思いますが、
しっかりとポテトサラダに納豆が練り込まれていますのでご安心を。
明太子のピリ辛さと、納豆の香りは相性抜群。ボリュームもあるので女子会などで食べられることが多いそうです。

 

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次々に行きますよ~。
こちらは「カンパチ納豆(800円)」。
(上級者/納豆1パック)

マグロ、サーモン、イカなどお刺身と和えたメニューも揃っているなか、タイミングが合った時のみお目にかかれる裏メニューです。たっぷりと脂ののったカンパチの刺身の味に、濃厚な納豆のうま味と粘りがマッチして、美味! ごはんに乗せても酒の肴にしても最高の一品です。

 

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そして、こちらが「納豆家」NO.1メニューの「カリカリ納豆コロッケ(600円)」です。
(初級者/納豆1/2パック)

 

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納豆料理とは思えない、イタリアン風コロッケ。
「数々の納豆嫌いを納豆好きに変えてきたメニューです」、というオーナー一押しの自身作。じゃがいも、挽き肉、野菜、納豆を混ぜ合わせたタネを一晩寝かせることで、粘りと独特の香りを収めて、納豆本来の豆の香りとうま味を引き出しているのだそうです。美味しさの秘訣は、自家製のタルタルソースとパルメザンチーズにも。同じ発酵食品ということもあり、チーズと好相性の納豆。意外な化学反応を起こし風味とコクが倍増! 一度食べると病みつきになります。このコロッケを目当てに通い続ける常連さんが多いというのも納得しちゃいます。

 

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まだまだ続きますよ。
こちらはNO.2メニュー「納豆家チャーハン(750円)」です。
(初心者向け/納豆1パック)

納豆が入っているとは思えないほどのパラパラ感。具材→納豆→ご飯の順序を守るだけで、火の通り方が変わり、納豆本来の豆の香りが引き立つのだそうです。
ネバネバとした食感も納豆の醍醐味ですが、サラッとした納豆も一味違ってオススメですよ。
鰹節、海苔、納豆と日本食を代表する風味のオンパレードに、ノックアウト寸前です(笑)。


納豆! 納豆! 納豆! 

幸せ納豆パーティーもそろそろフィナーレのお時間が近づいてまいりました。
お手製の納豆スイーツで、コース料理のシメを飾りましょう!

 

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「納豆ガトーショコラ(390円)」「納豆チョコロールケーキ(350円)」「納豆レアチーズケーキ(390円)」「スイート納豆モンブラン(450円)」「納豆ティラミス(390円)」「納豆アイス(350円)」etc…。ご自慢の納豆スイーツが勢揃いです。

ホントに納豆入りかな? と思い、ひと口食べてみると
あっ、納豆の味がする。
うそ……意外と美味しい! ってなっちゃうからビックリです。

すごく不思議なんですが、食感と風味にちょっとしたアクセントが加わって、
一言で言うならば“納豆さん”かなりいい仕事をしています。
例えるなら、生ハムにメロンのイメージが近いですね。

 

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創業27年目。こよなく納豆を愛するオーナー赤木陽介さんが営む「納豆家」。栄養価が高いことで“パーフェクトフード”と呼び声の高い納豆を使い、日々新たな創作料理を生み出しています。ヘルシーで健康に気をつかえるのはもちろん、今まで出会ったことがない新感覚の美味しさを体験できる“粘ランド”にぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

 

お店情報

博多フードパーク 納豆家 粘ランド

住所:福岡福岡市中央区白金1-21-13 クレッセント薬院2F
電話番号:092-524-2710
営業時間:11:30~15:00(LO 14:30)/17:00~23:30(LO 23:00)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
ウェブサイト: http://www.nattouya.info/

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:マツータケシ

マツータケシ

福岡在住。某出版社を経て、フリーのカメラマン&ライターとして活動中。好きな言葉は「一日三度のメシ」。福岡の安くてうまい穴場を発掘することにはまっている。

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【閉店】分厚くてふわっふわな「海豚」のお好み焼き! 変わり種もあるよ【大阪】

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みなさん、こんにちは。メシ通レポーターのsenaです。

 

今回は大阪高槻にある「海豚(いるか)」のお好み焼きが、他のお店と比べて分厚い! ということで、行ってまいりました。

 

わたしも大阪生まれ大阪育ちなので、昔からお好み焼きはたくさん食べてきましたが(ご飯は一緒に食べない派)、「分厚いお好み焼き」と、変わり種のお好み焼きがあると聞いて黙ってはいられない……。

 

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JR高槻駅から歩いて5分ほど。

 

こんにちは~。 

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店内はカウンターもあってひとりでも、家族や大人数でも来られる雰囲気。

 

早速店長さんにお話しをうかがいました。

 

──今日は「海豚」のお好み焼きが分厚いと聞いて来たのですが、一番好評なお好み焼きは何ですか?

 

「お好み焼きやったら『黒玉』が一番ですね。ガーリック、キムチ、油かす、豚肉が入っています」

 

ということで、「黒玉」を注文! 

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──このお好み焼きの、色分けは何でしているんですか?

 

「わかりやすいからですね。あと、最初創作お好み焼きを作る時に、お客さんがいろいろリクエストを言うので、それを叶えていったメニューだったり、スタッフと一緒に考えたお好みだったりして、その中の具材のイメージの色っていう感じです。黒玉だったら少し男っぽいというか」

 

──注文する際も、わかりやすくていいですよね。お客さんのリクエストはよくあるんですか?

 

「ありますね、豚モツ鍋のメニューができたのも、お客さんのリクエストからなんです。食材はあるし、できるだけリクエストにはこたえたいから、じゃあって作ったんですけど、最初はお客さんに出す用の鍋がなくて……。それには困りましたね。最近だったらお茶漬けして、とか山芋短冊して~とかね(笑)」

 

──そうですよね、器が困りますよね。芸能人の方の写真もたくさん貼ってありますね。

 

「なんでかわからないんですけど、よく来てくれはるんですよ」

  

──お話しを聞いていても、お客さんとの距離感がすごく近い感じがします。

 

「そうですね、たまに距離感近すぎて、どこまでいったらいいかわからなくなります(笑)。かしこまった営業ではなく、『こんにちは』だったり、『おかえり』だったりそういったスタイルで営業していきたいのは、自分も昔家の近くにお好み焼き屋さんがあって、そういう営業スタイルだったからかもしれません」

  

──チェーン店ではなかなかできないないですよね。

 

「そうですね。カウンターもあるんで、お客さんと話してたら、お客さん同士がいつのまにか話してて、友達になって、とか。結婚された方もいらっしゃいます」

 

──それはすごい!

 

「縁結びみたいになってしまって、記念日に来てくれたりします。その時は、僕がハート型のお好み焼きを作ったり

 

──ハート型とかできるんですか!?

 

「今からお出しするのは、丸なんですけど、厨房に僕がいる場合はお客さんがカップルだったりしたら、ハートにしたり。四角とか、三角とかもしますね」

 

と出てきた、こちらが「海豚」のお好み焼き!

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▲黒玉(1,250円)

 

きれいなまんまるです!

そして噂通りの分厚さ!!

 

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──これ作るのに型とかあるんですか?

 

「ないですね。最初は型とかも考えたんですけど、型を使わずにコテで全部作っています」

  

──こんなにきれいに丸にするの大変そう……。新しく入ったスタッフさんとか、練習しないとダメですね。

 

「そうですね、自分の食べるまかないなどで練習してもらって、作れるようになってもらいます」

 

中身はふわふわしているけれど、豚肉がこんがりカリっとしてて、キムチがアクセントになっていて、おいしい!

 

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丸でも割るのがもったいないのに、ハートだと特に割りたくなくなるやろうなあ。

 

──この形のお好み焼きを最初作ったきっかけとかってありますか?

 

「やっぱり、きれいな見た目で出した時にお客さんが喜んでくれたんですよね。それがきっかけですね」

 

メニューを見てもお客さんが楽しめるようなおもしろいメニューがたくさん!

 

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ロシアンたこ焼きや、モツボール(たこ焼きのたこをもつに)など、変わり種もたくさんあってみんなで楽しめそう。

 

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そしてメニューのところどころ登場するスタッフさん。

スタッフ紹介もしっかりとあって、仲の良さがうかがえます。

 

──店名「海豚」の由来ってありますか?

 

「三人兄弟の一番下の妹の朝海から海っていう字をとって「海豚」にしました。僕の名前や弟の名前はしっくりくるのがなくて「~豚」っていう名前にしたいっていうのはあったんで、それでカタカナ読みもできるし、ロゴも作りやすいし、と思って」

 

「海豚」のまんまるのお好み焼きは、ただ形がまるくて分厚いだけではなくって、思いがしっかりつまってるんやな~。

と、そんなことを思ったのでした!

 

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焼きそばもすごく好評だそうなので、今度は焼きそばも食べに来ます。

ごちそうさまでした!

 

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お店情報

海豚 

住所:大阪高槻高槻町12-13 明和ビル1F 
電話番号:072-685-6550 
営業時間:月曜日~土曜日 11:00~翌1:00、日曜日・祝日 11:00~23:00 
定休日:無休

※このお店は現在閉店しています。
飲食店の掲載情報について。

 

書いた人:sena

sena

大阪生まれ大阪育ち/もの書き/すきなもの/肉/アイス/わたがし/とうもろこし

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