こんにちは。『メシ通』編集部のTです。暑すぎた夏が過ぎ、夜には鈴虫の鳴き声が聞こえるなど、少しずつ秋の訪れを感じるようになってきました。ぶどう、梨、栗、さんまなどの秋ならではの美味しい食べ物も最近はよく見かけます。旬の食べ物も食卓に取り入れたいですね。
さて、話は変わり、これさえ読めば『メシ通』で話題になった記事が分かる、2023年8月のランキングですヽ(´ー｀)ノ 8月は冷たいメニューのレシピが多めにランクインしていました。みなさんのお気に入りはどれだったでしょうか。では、さっそく一緒に振り返ってみましょう！
※集計期間：2023年7月21日～2023年8月20日に公開した記事が対象
※基準：各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位：元イタリアン料理人の十八番、チューブわさびで冷製パスタを作るレシピ。ミョウガと大葉たっぷり【メシ通の冷たい麺】
長年イタリア料理に携わってきた経験を活かして、身近な材料で、家で作れる美味しいパスタレシピを日々研究しているパパイズムさん。今回は、家にあるツナ缶とチューブ入りのねりわさびで作る、キリッと冷たい冷製パスタを紹介してくれました。わさびがたっぷり入りますが、ツンとした辛味は意外と控えめ。しょうゆの風味のシンプルなパスタのいいアクセントになるのです。www.hotpepper.jp
第2位：トマトのうま味で鶏むね肉も野菜もガッツリ「しょうが焼き丼」のレシピ。白メシ少なめでも満腹に【筋肉料理人】
2位にランクインしたのは「鶏むね肉とトマトのしょうが焼き丼」のレシピです。もちろん、鶏むね肉レシピに定評のある筋肉料理人さんならではの、しっとりやわらか仕上げ。白メシは少なめにして、キャベツのせん切りでかさ増しすれば、肉と野菜をガッツリ食べられて、しかも糖質控えめの丼ものでお腹いっぱいになりますよ。
3位：クミンとみそで約2分。リピ確定の夏メシ「ツナクミン冷や汁」の作り方【ヤスナリオのまかないレシピ】
猛烈に暑かったこの夏、やはり冷たいメニューのレシピに読者のみなさんの反響が集まりました。なかでも、ヤスナリオさん考案「ツナクミン冷や汁」はスパイス好きのみなさんにもたくさんチェックしていただきました！ ツナとみそで作った冷や汁に旬のオクラとトマトもたっぷり加えて、仕上げのクミンパウダーと粗びき黒こしょうを効かせています。みそとクミンの風味が相性抜群です。
第4位：ニンニクとトマトのうま味、クミンの風味がやみつきの「シャクシューカ」はスパイシーで食欲そそりすぎる！
ピリリとスパイシー、うま味のあるトマトソースと半熟卵がからみあう「シャクシューカ」という料理をご存じですか？ 北アフリカや中近東を中心とした地域で作られてきた料理です。その「シャクシューカ」の作り方を料理・食文化研究家の庭乃桃さんが解説。ベースのトマトソース作りでは、時短になって美味しさもアップするコツも教えてくれています。
第5位：鶏むね肉と野菜たっぷり、炊飯器でベトナム版チキンライス「コムガー」を作るレシピ。鶏のうま味を吸ったご飯が本当に美味しい！
ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさんによる「コムガー」のレシピが5位にランクインしました。コムはベトナム語でご飯、ガーは鶏のこと。ベトナム各地でいろんなアレンジがありますが、今回はランタン祭りや世界遺産で有名な中部の街ホイアン風の「コムガー」です。ひと皿で野菜もお肉もたっぷり摂れるベトナム風チキンライスをぜひ試してみてください。
第6位：腹は減ったが猛烈に暑いから「ツナとキムチのピリ辛冷や汁」約2分メシのレシピ【ヤスナリオのまかないレシピ】
6位にもヤスナリオさんの冷や汁シリーズがランクイン。「ツナとキムチのピリ辛冷や汁」です。みそ、水、ツナとキムチを混ぜるだけとほんの2分くらいで完成。火を使わずに、うま味たっぷりの冷や汁が作れます。ツナ缶と水はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくのが素早く作れるコツだそうですよ。
第7位：冷たい鶏むねと豆腐でタンパク質補給「鶏むね肉の冷やし豆腐粥」ご飯少なめ低糖メシレシピ【筋肉料理人】
夏の体にやさしい「鶏むね肉の冷やし豆腐粥」のレシピを、筋肉料理人さんが考案してくれました。豆腐入りの鶏粥をつくり、それをキリッと冷やして冷製に。食欲のない時にも美味しく食べられる、あっさり味の冷やし粥なので、残暑疲れにもおすすめです。お好みでザーサイをのせ、ラー油をかける中華風のアレンジも美味しそうじゃないですか？
第8位：ビールもご飯もすすむ夏の漬け物作り「きゅうりと長ねぎのクミン漬け」クミンの消費にも【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】
この夏、さっぱりとした味にどれだけ助けられたことか。オトコ中村さんのクミン漬けも、酢の酸味でさっぱりしながらクミンの香りで食べ応えもあって、お酒にもご飯にもピッタリなんです。買ったものの最近使っていなかった……そんなクミンパウダーの消費にもおすすめですよ。
第9位：元イタリアン料理人が大葉とサバ缶で「ジェノベーゼ風冷製パスタ」を作るレシピ【メシ通の冷たい麺】
8月の1位に輝いたパパイズムさんの記事が9位にもランクイン！ 「大葉とサバ缶のジェノベーゼ風冷製パスタ」のレシピです。本来は香り豊かなバジルを使い、松の実やアンチョビなどを入れたりもするジェノベーゼを家で作りやすい食材でアレンジしてくれました。コク出しのアンチョビの代わりにサバの水煮を少量ソースに混ぜるとまとまりが生まれ、魚介のうま味やコクが加わりますよ。
第10位：煮込まないから暑い日も超ラク「なすトマチーズドライカレー」ご飯なしでつまんでも最高なやつ【ヤスナリオのまかないレシピ】
ランキングの常連、ヤスナリオさんのドライカレーのスピードレシピシリーズ。8月に届いたのは、カレーとの相性抜群の夏野菜をたっぷり使った「なすトマチーズドライカレー」です。ひき肉とトマトのうま味たっぷりのドライカレーを、やわらかくなったなすがしっかり受け止めて食べごたえあり！ ご飯と合うのはもちろん、ご飯なしでおつまみとしても最高ですよ。
編集部おすすめ記事
さて、ここからは、残念ながらランキングには入らなかったけど、これはぜひ読んで欲しい！ という『メシ通』編集部おすすめ記事10選です。
揖保乃糸に公式レシピ本があるのをご存じですか？ 斬新なメニューも数多くあり、どれもこれもおいしそうなレシピばかり。その中から涼しげで爽やかな3つを選び、工藤真衣子さんに作っていただきました。基本のゆで方をしっかり押さえつつ、和風からタイ風まぜそうめんまで、そうめんを楽しみ尽くしています。今年はそうめんを食べ収めたという人も、まだまだ食べるぞという人も、ぜひ参考にしてください。
ツジメシさんから、いつもと違った麺を使用した焼きそばのレシピが届きました。生の中華麺を自分で蒸してから焼きそばにすれば、より強い歯応えになり、さらに焼く工程を入れることでカリカリ食感と香ばしさも加わり、自作ならではの個性的で美味しい麺が味わえるのだとか。ゴワゴワともっちりとカリカリが混在した独特な麺の焼きそば。これは食べてみたいですね！
魚を食べる機会が少ない方にもオススメ、栄養満点のサバ缶。今年も夏メシでお世話になりっぱなしだったそうめん。さらに、暑い時になぜか食べたくなる辛いもの。この3つを組み合わせたレシピを北嶋佳奈さんが考案してくれました。にんにくやしょうが、豆板醤のおかげでサバ独特のクセがやわらいで食べやすくなるので、サバ缶はちょっと苦手という人にもオススメですよ。
美窪たえさん考案のニラレシピは、電子レンジ加熱でニラをしっとりやわらかく仕上げて、卵黄のしょうゆ漬けをのせたユッケ風のどんぶりもの。オイスターソースとおろしにんにくで味付けしたニラは、1人1束でもつるりと食べられてしまうほどのおいしさです。シンプルな作り方の中に、ニラのパンチや味わいを楽しむためのポイントがいくつか出てきますので、ぜひ参考にしてみてください。
たこの食べ方って、お刺身、お寿司、から揚げ、アヒージョ、たこ焼きくらしか思いつきませんでしたが、この手があったとは。魚屋三代目さんが教えてくれたのは、刺身用のたこを使って、うま味も刺激もたっぷりの「粉山椒と一味のたこなめろう」。たこは細かく切ってもしっかりとした食感があり、噛めば噛むほどおいしい！ たこのうま味、そしてみそと薬味の風味が口に広がって、たまらずビールやご飯が恋しくなりますよ。
何かと値上げが続く中、安くてたっぷり食べられる野菜「豆苗」は頼りになる存在。その豆苗を1袋丸ごと使った、「豆苗のにんにく花椒炒め」のレシピが山本リコピンさんから届きました。シャキシャキ食感の豆苗に、ラー油と花椒で辛味と刺激も追加。5分もあれば作れるこの節約おつまみは、シュワッと冷たいお酒のおともに最適です。1袋分作っても、加熱するとカサが減るのでたくさん食べられますよ。
タイの屋台料理としても知られる「ガイヤーン」。タイ語で、ガイヤーンの「ガイ」は鶏肉を、「ヤーン」は「あぶり焼き」を意味する、タイの焼き鳥です。作り方が地域やお店によっても実に多種多様なガイヤーンを、庭乃桃さんが家でも簡単に作れるようアレンジしてくれました。味の決め手はパクチーの“根”を使った漬けだれです。
しつこく長く暑かった2023年の8月。『メシ通』ではたくさんの冷たい麺レシピをお届けしました。山本リコピンさんから届いたのは、定番のめんつゆをひと工夫して美味しく食べるアイデア。めんつゆにポン酢しょうゆとごま油を混ぜるだけで、甘酸っぱくてさっぱり、コクもある冷やし中華のたれっぽい味が楽しめます。うどん、そうめん、中華麺と何でもおまかせのこのたれを、今回は「ぶっかけうどん」で召し上がれ。
魚屋三代目さんが教えてくれた「冷製パスタ風ぶっかけしらすそうめん」。しらすと冷たいだし汁のうま味と塩味に、コクと独特のほのかな苦みがあるオリーブオイルがよく合います。レモンの酸味、大葉の香りとオクラの食感も心地よくて、暑い日でもそうめんをスルスル食べられますよ。「しらす干し」「釜揚げしらす」「ちりめんじゃこ」の違いも教えてくれていますので、お見逃しなく。
ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさんが、「冷やしチキンフォー」のレシピを教えてくれました。ベトナムの定番料理「フォー」は、米粉でできている平たい麺で、最近はスーパーなどでも乾麺を見かけるようになりました。乾麺のフォーはぬるま湯に浸けて戻すのですが、Kiさんは、毎回戻さなくてもいいように、戻したフォーを保存袋に入れて冷凍庫にストックしているそうですよ。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
『メシ通』は、これからもいろいろなグルメ情報をお届けしていきますのでご期待ください。
また、「こんな企画やって！」「このお店取材して欲しい」「あそこ面白いから行ってみて！」など、ネタのご提供・たれこみはいつでもウェルカムですので、下記のTwitterにぜひお寄せください。
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9月はシルバーウィークもあり、涼しくなってきてお出かけしやすくなります。今年はコロナに関する制限がなくなっているので、今までを取り返すように出かけたいですね！ 楽しい9月をお過ごしください。引き続きよろしくお願いします。
