【実は日本で2社】味噌を知り尽くした元祖「八丁味噌蔵」で味噌三昧の旅をする【愛知・岡崎】

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名古屋めし”といえば「味噌煮込みうどん」「味噌カツ」「味噌田楽」に代表される「赤味噌文化」。赤味噌とは、大豆と食塩、水を原料として長期熟成させる豆味噌の一種で、その代名詞ともいえる銘柄が「八丁味噌」です。皆さん、食べたことはありますか? (後述しますが「赤だし味噌」ではないですよ)

では、コレはご存知でした?

 

「八丁味噌」を造っている会社(蔵)は日本で2社。
「まるや」と「カクキュー」のみ!

 

つまり、世界中でも2社 しかないんです。

 

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しかもその2社は愛知県岡崎市にあり、小路を挟んで向かい合わせの立地。
どちらも予約不要・無料で工場見学ができて、試食や味噌の食べ比べ、蔵元でしか食べられない味噌料理も味わえます。つまり、1日で2大ブランドの味噌三昧の旅ができるということ! 味噌好きにはたまりません。
近年では健康食として海外からも注目を集める八丁味噌。
岡崎生まれの徳川家康が享年75歳という当時としては長寿だったのは、「江戸に八丁味噌を取り寄せて毎日味噌汁として飲んでいたから」だといわれています(諸説あり)。

 

そこで、メシ通レポーターで愛知出身の山口が、江戸時代から名古屋の食文化の支えてきた岡崎の八丁味噌のルーツと、聖地で味わえる味噌料理の数々をご紹介します。

 

旧東海道を挟んで向かい合う味噌蔵

名鉄「岡崎公園駅」から徒歩1分、愛知環状鉄道の高架をくぐった交差点に差し掛かると、それらしき看板が見えてきます。

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▲このまっすぐに伸びる道が旧東海道

 

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▲旧東海道を挟んで向かい合うのが「カクキュー」と「まるや」

 

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▲高架に向かって左手を見れば「カクキュー」

 

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▲右手を見れば「まるや」。本当に隣同士!

 

このあたりは岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある八帖町(旧八丁村)と呼ばれ、矢作川の舟運と旧東海道が交わる物流の要所。江戸時代には舟運を利用して原料の塩や大豆を調達し、出来上がった味噌を出荷していたそうです。この地で造られた味噌だから「八丁味噌」と呼ばれています。2社の蔵元が隣り合うのはこのためです。

 

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▲まさに岡崎は味噌の町

 

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▲最寄りのコンビニも味噌色という徹底ぶり

 

創業670年余の歴史誇る「まるや」

まず最初に訪れたのは、「まるや」。

創業は延元2年(1337年)、なんと670年以上の歴史を誇る味噌蔵です。

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9時~16時20分の最終入場まで(12時~13時を除く)、毎時30分おきに見学ツアーが実施されています。受付を済ませたら、ガイドさんの案内つきで工場へ。

 

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▲蔵に近づくと蒸された大豆の香ばしい匂いが漂ってくる

 

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▲見学ルートで最初に目にする製造工程のパネル

 

原料の大豆を洗って水に浸し、蒸した大豆を丸めた「味噌玉」に種(菌)をまぶして大豆麹を作ります。そこから発酵へ。ルートを進むと、急に広々とした空間に出ます。

 

そこには巨大な木桶が登場! 圧巻の光景です。

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▲高さ約2m×直径約2mの木桶。上にはピラミッド型に石が積まれている

 

この木桶は今まさに仕込み中の八丁味噌。桶の中には大豆麹がぎっしり詰められています。ゆっくり熟成させるために、極力水分を少なくした状態で「二夏二冬(2年)」寝かせるのが八丁味噌の伝統的な製法。この木桶ひとつで、6トンの味噌が仕込むのだとか。味噌汁換算すると30万人分! 想像できませんね。

 

そこで気になるのがこの重石です。

 

「なぜわざわざピラミッド型に?」
「巨大な石1個じゃダメなの?」
「地震で転がったりしない?」

 

そんな疑問に答えてくれるのがガイドさんです。

 

木桶の上には400~500個、合計約3トンの重石が積まれています。すべて河原にある天然の石です。小さな(といっても10㎏~60㎏)石を円錐状に積み上げることで、石同士がバランスをとりあい、木桶全体に均一に「圧」をかけているんです。そうすることで少ない水分が全体に行き渡り、微生物の発酵を促して均一の味になるんです。途中で中をかき混ぜたりすることもありません。

 

3トンもの石をこれだけ綺麗に積み上げるなんて、まさに職人のなせる業!

 

「積む」といってもただ無造作に石を載せているわけではなく、石積み職人が長年の経験に基づいて石の形や重さを計算しながら1つずつ最適な場所を選んで積んでいくのだとか……。確かにどの桶にも美しいピラミッド型の石が積まれています。

 

石にはひとつひとつ「顔」があります。何百年経っても崩れないお城の石垣と同じで、職人が石の顔を瞬時に判断して、的確な位置に積んでいます。そうすることで、接着剤や固定具を使わなくても、石同士がしっかりかみ合うんです。地震でも落ちたことがありません。

 

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この石積みもベテランといわれるまで最低10年はかかるんだとか!
奥深き石積みの世界です。

ところで取材時は8月真っ只中。蔵の中はかなり蒸し暑い状態です。

 

―― 2年も自然任せの状態で味噌は悪くならないんですか?

 

冬場はマイナスまで気温が下がるので、最大で40°Cもの気温差がありますが、水分や空気を極限まで抜いた状態でゆっくり熟成させるので、味噌が悪くなるということはありません。通常の豆味噌は1年でもできますが、八丁味噌は2年以上かけて熟成させることで、味がまるくなり、濃厚でうま味の強い味噌に仕上がるんです。

 

長期保存に適した味噌なので、かつては武士の携帯食として活用されていた八丁味噌。食品添加物などを一切含まず、大豆と塩のみというシンプルな味噌は、良質なアミノ酸と植物性不飽和脂肪酸を多く含む発酵食品として世界的な注目を浴びています。

 

「まるや」の八丁味噌も、「Hatcho Miso」の商品名で世界20カ国以上に輸出されているそうです。1980年代、まだ一般的ではなかった「有機」にいち早く目をつけ、有機栽培の大豆で八丁味噌を作り、当時からオーガニックへの関心が高かった海外に輸出を始めたのだとか。

 

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▲壁には各国向けのラベルが展示されている

 

今でも社長自らニューヨークやヨーロッパをまわり、八丁味噌のPRをしています。海外の一般家庭では日本と同じく味噌汁に使われることが多いですが、ニューヨークやフランスの飲食店では日本独自の調味料として、フュージョン料理に使われることもあります。

 

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▲手前左が麹菌をまぶした味噌玉。4日で菌がびっしり繁殖した「豆こうじ」になる

 

ひと通り見学を終えたら、そのこだわりの味噌を味わってみたくなるもの。
というわけで、最後はお楽しみのアレですよ。

 

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▲試食の味噌田楽

 

きたーーーー!!!
よく冷えた薄味のこんにゃくに、まるやの八丁味噌を使ったみそだれをつけていただきます。豆の濃厚な風味が詰まった化学調味料無添加のみそだれ。なめらかな口当たりで、くどさもなく、ずっと舐めていられる美味しさです。夏はよく冷やした味噌田楽、冬はアツアツのものと、試食も季節によって変えるというこだわりよう。

 

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▲売店では有機八丁味噌、八丁味噌、赤だし味噌と数多くの味噌を販売中。赤だし味噌も種類が豊富 

 

もちろん試食もできるので、さまざま味噌を食べ比べて、好みの味わいを見つけるのも楽しそう。

 

ちなみに「赤だし(味噌)」とは、八丁味噌に他の味噌、米味噌をブレンドした混ぜ味噌のこと。ブレンドする味噌の種類や分量によって味わいが変わるそうです。八丁味噌そのものは、硬くて濃く、ほとんど水分がなく粒々した状態。味が濃く、独特の渋みや酸味もあるので、ブレンドすることで使いやすくしたものが「赤だし」なのです。

 

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もちろん八丁味噌を買って自分で好みの味噌をブレンドしたり、みりんや砂糖を加えたりして、アレンジして料理に使うこともあります。

 

そして試供品のプレゼントも。赤だしの中でも特に濃厚で好評商品という「ゴールド赤だし」。筆者はこれでガイドさんおすすめの「豚汁」を作ってみます。

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▲まるやの八丁味噌を使った「ゴールド赤だし」。※1グループにつき1個まで

 

オリジナルの味噌料理も味わえる「カクキュー」

続いてもう1社の「カクキュー」へ。

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歴史を感じさせる立派な蔵と館が並んでいます。
それもそのはず、「カクキュー」の事務所や蔵は国の登録文化財。

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▲昭和50年まで大豆を蒸すのに使用していた石炭燃料のボイラー

 

カクキューの見学も予約不要で随時受付け中。夏休みの自由研究や校外学習で訪れる人も多いそうで、取材当日も家族連れや子どもの団体見学で賑わっていました。

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▲自動販売機も味噌色だ!

 

見学コースは高い城壁に建つ蔵に囲まれて、情緒たっぷり。
矢作川の水害を防ぐために、この高い石垣が組まれたそうです。

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▲敷地内はとても広く、フォークリフトが行き交う

 

見学通路からは味噌を袋詰めしている様子も見られます。

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▲固い味噌は機械に詰まることがあるため手作業

 

こちらの目玉は明治40年に建てられた味噌蔵をリノベーションした史料館。

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▲仕込みの風景を再現したジオラマや、昔の帳簿、道具などが展示中

 

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▲今では見られない宮内庁御用達の看板も

 

昭和29年に廃止された「宮内庁(省)御用達」制度ですが、宮内庁に認められたとという確かな品質と歴史を示しています。
続いて味噌蔵へ。

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▲こちらも巨大な杉桶が並ぶ圧巻の光景

 

「まるや」との違いは桶が土台に載せられていること。水害を防いだり、蔵出しの際にフォークリフトで運んだりするためだとか。よく見ると桶には仕込み年とともに「矢作」「有機」「北海道産大豆」と書かれた木札がかかっています。

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▲これは3年前に仕込まれた「矢作」

 

矢作って何ですか?

カクキューでもガイドさんが教えてくれました。

 

もともと矢作川周辺では良質な大豆(矢作大豆)がとれたことも八丁味噌が発達した理由です。栽培条件が厳しく、一時は絶滅してしまった品種ですが、研究施設と農家の努力で少しずつ栽培量が増え、ようやく仕込みに使えるまでになりました。収穫量が少ないので、通常は北海道産など他の大豆を使うことが多いですが、希少な矢作大豆を使って仕込む桶もあります。

 

矢作大豆で仕込まれた昔ながらの八丁味噌は、創業当時の味を再現したものとして販売中。お得意様の中には大豆の産地にこだわる人も多いのだとか。

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▲化粧樽入りの八丁味噌はお中元やお歳暮などの贈答用として好評

 

蔵の外には仕込みを待つ空樽がゴロゴロと並べられています。

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▲木が完全に乾くと傷みやすくなるため、あえて少し残された味噌

 

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樽の底には桶が作られた時期と「桶師」の名前も。耐久年数が100年ほどもある桶ですが、今ではこの巨大な桶を作れる職人も全国で数名。「カクキュー」ではスタッフが桶師にメンテナンスのアドバイスをもらうなど、桶を修復管理技術の習得も目指しているそう。石積み職人、桶職人など、さまざまな職人の技術に支えられて出来上がるのが伝統的な八丁味噌なのです。

 

今では他の地域の赤だしも数多く売られていますが、伝統的な八丁味噌を多くの人に知ってもらい、味わってもらうために、「カクキュー」ではさまざまな工夫を重ねています。和洋中と料理のジャンル問わずに使える八丁味噌のレシピの提案や、最近では使いやすいようにパウダー状にした味噌も開発しました。

 

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▲八丁味噌をフリーズドライで粉末状にした八丁味噌パウダー

 

固形だと加熱すると焦げ付きやすく、ひと手間かかる味噌でしたが、パウダーなら手軽に生地に練りこむことができるので、スイーツやパンにも使いやすいと飲食店にも評判だそう。これなら一般家庭でも唐揚げの下味や、フライドポテトに振りかけたり、オリーブオイルに混ぜてソースにしたり、万能調味料としても使えそう!
使い勝手の良いスパイスになります。

 

八丁味噌の本場で味噌料理を堪能

こちらも見学後はお待ちかねの試食タイム

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味噌汁の飲み比べや、八丁味噌を使った味噌田楽が味わえます。

 

さらに、「カクキュー」ではレストランも完備。

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▲八丁味噌料理が楽しめる「食事処 休右衛門」

 

カクキューの味噌を使った味噌料理の数々が楽しめます。味噌を知り尽くした会社が作る味噌料理。これまでたっぷりこだわりを見てきただけに、期待に胸が膨らみます。

 

メニューはスタンダードな田楽定食から麺類3種類に洋風の味噌ドリアまで、そそられるものが揃っています。餃子や味噌串かつなど手軽な単品メニューもあり、そのすべてが1,000円以下とリーズナブル!

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▲夏場はところてんや味噌アイスもあるよ!

 

どれもこれも美味しそうですが、中から2品をいただきます。
まずはこちら。

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▲「岡崎名物 家康らぁめん(850円)」。麺はよくスープが絡み、食べ応えもある中太麺

 

いわゆる普通の「味噌ラーメン」とは異なる濃厚な味噌スープ。
八丁味噌は火を通しても風味が落ちないという特徴をもつので、匂い立つ香りも濃厚。豆のうま味が凝縮されています。トッピングは卵、しなちく、そして肉味噌の上にあるのが「焼き味噌」です。これは八丁味噌にネギやショウガを刻んで混ぜ焼き上げたもの。

焼き味噌をスープに混ぜ溶きながら食べると、好みの味に調整もできるのです。


そしてもうひとつは、一番好評な定食。

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▲「田楽味噌定食(900円)」。こんにゃく、豆腐、卵、昆布、練り物と大ぶりなタネがゴロゴロと


このスタンダードな具に八丁味噌を使った特製みそだれを絡めて食べます。

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▲弾力のあるこんにゃく、風味の濃い豆腐、具もひとつひとつがうまい!

 

この田楽味噌の卵と「岡崎らぁめん」の卵は、岡崎の地鶏「岡崎おうはん」の卵。
卵かけごはんが最適と言われるだけあって、黄身の割合が大きく、味が濃厚。甘みのあるその味は名古屋コーチンを上回るともいわれているそう。

 

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▲もちろん味噌汁は赤だし味噌。深みのある味わいが体中に行き渡って芯からぽかぽかに

 

味噌と地元岡崎を知り尽くした会社が作る味噌料理の数々。
期待通り、外れなしのおいしさに頬が緩みます。味噌好きとしては全部味わってみたい!

 

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三河の四季に身を任せながら、木桶の中でゆっくりできあがる八丁味噌。
仕込み方法はほぼ同じでも、蔵に住み着く菌や石の積み方など、微妙な違いが味に現れるので、「まるや」「カクキュー」それぞれにファンがいます。

 

全国の味噌ファンの皆さまには、是非この「スープの冷めない距離」ならぬ、「味噌汁の冷めない距離」にある2つの味噌蔵を訪れて、その濃厚な歴史と味噌文化にどっぷり浸っていただきたいと思います。

 

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▲近くにある岡崎城公園の売店でも2社の味噌製品を販売中

 

会社情報

まるや八丁味噌

住所:愛知県岡崎市八帖町往還通52
見学受付電話番号:0564-22-0678
見学受付時間:9:00~16:20(最終入場)※12:00~13:00を除く毎時00分、30分に実施
アクセス:東名「岡崎IC」から車で15分、名鉄「東岡崎駅」より車で5分、名鉄「岡崎公園前駅」から徒歩1分
ウェブサイト:http://www.8miso.co.jp/

※団体見学の場合は要予約。
※シーズンにより大変混雑する場合があります。

 

合資会社 八丁味噌(八丁味噌の郷)

住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69
見学受付電話番号:0564-21-1355
見学受付時間:平日10:00~16:00(毎時00分、所要時間30分)、土曜日・日曜日・祝日9:30~16:00(毎時00分、30分開始 ※12:30回はお休み)
売店営業時間:9:00~17:00
ウェブサイト:http://www.kakukyu.jp/

※お盆と年末年始の見学はお電話でお問い合わせください。

 

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

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書いた人:なかむらみつのり

なかむらみつのり

ラーメン好き。漫画とか描く人。自治会役員。1999年ヤングマガジンギャグ大賞 優秀賞受賞『ハゲ60W』にてデビュー。単行本『びんぼうまんが家!都内で月3万の3DKに住んでます』(芳文社)、『出版業界すっとこ編集列伝』(アスキーメディアワークス)など。

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【閉店】各国の料理が味わえる「エバーグリーン」で、本格アジア行脚【福岡市】

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駅前に現れた、ワールドグルメツアーの入口

こんにちは。メシ通レポーターのあずま梓です。

今回はわたしがオフィスを借りている薬院エリアから、お気に入りのお店をご紹介します。この辺りは個人経営の、個性的なお店が集まっていますが、今回ご紹介するお店は、中でも特に独特。お店の名は「天然アジア料理 EVER GREENです。東京の世田谷区にある同名のお店の、二店舗目だそう。

地下鉄七隈線 薬院大通駅目の前。薬院四つ角の西日本シティ銀行の数軒隣りに佇む、一見小さなお店です。大通りに面しているのですが、付近の住人にさえ「気づかなかった」と言われるくらい、なぜか見落とされがちな入口です。

 

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安心してください。素敵なスタッフさんたちが笑顔で迎えてくれて、一人でもふらっと入りやすく、とても居心地よいお店ですよ。

 

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カウンターがあり、

 

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テーブル席があり、

 

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奥の階段を上ると、腰をかがめなければ入れない隠れ家のようなロフト席があります。こちらは、二つのテーブルをくっつけて8〜10名席にすることもできます。まるで友達の家でくつろいでいるような気分になれるので、わたしも5人以上の友達と集まるときは、電話でこの席を予約します。

 

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ロフト席からの眺め。

 

そもそも「アジア料理」とは、ずいぶんざっくりしたカテゴライズだなあと思いませんか。メニューを開けば、不思議なアジアンワイド感に軽くショックを受けることでしょう。何しろタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、インド各国の料理がずらりと並ぶのですから。

厨房をのぞくと、3人の多国籍なシェフが腕を振るっています。皆さん本当に、にこやかで爽やか。楽しそうに料理をしている様子にも、いやされてしまいます。

どれも捨てがたいランチメニューに目移り

ランチメニューは、ベトナムセット、タイセットに始まりラーメンチャーハン、さらにインドカレーなどがサラダ・ドリンク付きのお得なセットでいただけます。

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こちらは「ベトナムセット(通称Aセット 780円)」。ボリュームたっぷりのフォーに生春巻き、サラダ、ドリンク、ライスも付いています。パクチーは苦手な方のために別添えという気遣い。

 

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「タイセット(通称Bセット 800円)」。パッタイというタイの焼きそばにスープもセットになっています。ドリンクは、自家製マンゴーラッシーをチョイスしました。甘味酸味のバランスがすばらしく、ブラックペッパーが上品に香るパッタイは、自分では絶対に出せない味。どうしたらこんな味になるのか、レシピがさっぱり想像できません。タイ料理専門店でも、パッタイをよく食べますが、わたしはここのパッタイがいちばん好きです。スープも個性的で、やみつき!

 

カレーのランチは、5種類のカレーから1種類選べる「インディアンランチ(Gセット800円)」、2種類選べる「Hセット(980円)」、2種類のカレーにタンドリーチキンの付く「ヒマラヤセット(Iセット 1,080円)」から選べます。いずれもサラダとドリンクが付いて、プラス150円でナンをチーズナン、ガーリックナン、ごまナンに変更できます。

 

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こちらは2種類のカレーが選べる「Hセット」。キーマカレーとほうれん草カレーをチョイスしました。ナンとライス両方付いているので、見た目以上にボリューミィです。


他にもチキンカレー、バターカレー、ベジタブルカレーをチョイスできます。
それとは別に、「タイグリーンカレーセット(880円)」や、「カレーライスランチ(700円)」まであるんです。カレー専門店並みの品揃え。

 

カレーの辛さは加減でき、さらに辛味調味料と一緒に供されますので、辛いものが苦手な方から激辛王まで、どうぞ安心してオーダーしてください。

 

ちなみに、甘口のバターチキンカレーにナン or ライス、えびせん、デザート、ドリンクの付いた「お子様セット(500円)」もあります(小学生以下対象)。

 

全メニュー制覇するために、何度も通いたくなりますね。周囲を見回しても、皆さんチョイスは本当にさまざまで、メニューも見ずに「エビレタスチャーハン(800円)」一択のおじさまがいらっしゃるかと思えば、「ナシゴレン(800円)」と「ラーメンセット(800円)」をシェアしている二人組や、いろんなカレーを囲んでいるグループもいて、本当に、「ここは何屋さん?」と思ってしまう光景です。どれを食べてもはずれナシ、というのが今のところの感想です。まだ全制覇はしていないので、まだまだこれから楽しみです。
汁気の少ないメニューはテイクアウトもできます。

 

ディナータイムもお得でゴージャス!

ディナータイムには、さらにたくさんのメニューが並びます。それはもう、何を選んでいいか分からなくなってしまうほど。分厚いメニューは、めくっても、

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めくっても、

 

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めくっても美味しそうな料理のオンパレードで、初来店のお客さんは、最後のページまで目を通す前に、途方に暮れてしまうことでしょう。

 

そんなとき、重宝するのがコースメニュー。

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2名なら2,000円から、3名以上なら2,500円からお店のオススメメニューがセットになったコースを選べます。

 

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こちらは、すべてのコースメニューに付いている生春巻き(写真は2人前)。どのコースも野菜をたっぷりいただけるので、ヘルシー志向の方にもオススメ。

 

そして、コースを注文すれば、うれしい飲み放題がセットできるんです。このお店の飲み放題メニューは、本当にお値打ち!

 

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何しろこんなにたくさんのドリンクが選べる飲み放題メニューなんて、他では見たことありません! 120分でたった1,000円だし、ビールはちゃんと生のプレミアムモルツだし、スタンダードなカクテルから自家製ラッシーを使った個性的なカクテルまでいっぱいだし、ノンアルコールだってチャイや各種ラッシーを選べて楽しいし、これで満足しない人が、いるでしょうか。


ちょっと安すぎない? と心配になるくらいです。でも毎回、うれしくて飲んじゃう! こちらも、全制覇までの道のりは長そうです。

昨日も行ったのに、また今日も行きたいくらい。ハマッても決して飽きることのないお店。こんなお店が近所にあることが、幸せです。

 

お店情報

【閉店】天然アジア料理 エバーグリーン EVER GREEN

住所:福岡福岡市中央区薬院2-1-5
電話:092-713-1775
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜23:30(LO)
定休日:無休

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:あずま梓

あずま梓

福岡県生まれの40代。地元情報誌の編集・ライターを経て2000年独立。現在コピーライター、エディター、プランナー、ディレクターとして、主に紙媒体と映像を中心とした広告制作に携わる。趣味は料理と食べ歩きと俳句。

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【おでん記事まとめ】一年で一番おでんが売れる季節……実は秋! こんなのあったの? 集めました

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あー、うまそうなおでん! 秋風でちょっと肌寒くなってくると、コンビニでついおでんを買ってしまいます。そして、100円ショップでゲットした一人用土鍋に入れて、気分だけ渋くヤモメ酒を楽しむ『メシ通』編集部です。おでん食いてえ!

ってことで、今回は見ているだけで身も心もほっこり温まるようなおでん特集です。

 

まずは、変化球から。果たしてドイツで美味しいおでんを作ることはできるのか!?

 

ドイツでおでんを作ってみました

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ドイツのミュンヘンに嫁いだメシ通レポーターの溝口シュテルツ真帆が、現地の材料でおでん作りに挑戦します。

しかし……。

 

わたし、食べるのは大好きなんですが、料理となると……まだまだ新米主婦。エヘッ

日本にいたころは「月に1度料理すればよいほう」でした。冷蔵庫はいつでもすっからかん。

あ、コンロの上にずっと観葉植物を置いてたこともあったな……。

そう、それを見て昔の彼があきれてそのあとケンカになって……アハハ。

はい。

おでんなんて作ったことないんです!!

 

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とりあえず、だしの作り方を日本の母親に聞いて、材料を揃えてみました。

 

薄口しょうゆと、うどんのつゆや和風スープの素は自宅にない。

あるのは濃口しょうゆと料理酒(清水の舞台から飛び降りるつもりでドイツで買いました。たっかいんですよこっちだと!)、そしてだし昆布と鶏ガラスープの素は日本から持ち込んでたはず。

よし、これでだしはなんとかなりそう。

 

そして、高い日本食品店は使わずに、あえて地元のものだけで具を揃えてみるべく、ミュンヘンで最もにぎわう市場、ヴィクトアーリエンマルクトへ行きました。

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そこで、揃えたのがこれ!

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 まずは、日本的な食材群。じゃがいも、玉子、太ネギ、大根。

 

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そして、ソーセージ。

 

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コールラビ。

 

ゆでて食べると、カブとキャベツの中間のような香りで美味。

 

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ドイツ豆腐。

 

「TOFU」として売られていて、ビーガン(完全菜食主義者)に評判の食材。

日本の豆腐よりかなり水気が少なく、沖縄の島豆腐のような感じ。

 

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ゼンメル(白パン)、じゃがいも、レバーなどがメイン材料。

直径5~7センチもあるんです。

 

ちくわぶやつくねの代用になるか!?

 

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マウルタッシェン。

 

味つけをしたひき肉を小麦粉の生地で包んだドイツの郷土食です。

うん、おでんの具でいえば「巾着」みたいな存在になってくれるかも?

 

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ファラフェル。

 

ひよこ豆のコロッケ。これもビーガンの人が好んで選びます。中東地域を中心に食べられていて、クミンやコリアンダーなどのスパイスが使われてます。

 

見た目がイカ団子っぽかったけど、果たして味は!?

 

この材料で作ったおでん(?)がこちら!

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ジャーーーーーン!

う~ん……なんだかおでんというより……闇鍋?

そんな思いに駆られながらも、20分ほどコトコト煮たあたりで、完成!

 

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若干、合わない具もあったけど、

味は立派なおでんでした!


お次は……、「しぞーかおでん」って一体何?

 

主食か? おかずか? 終わることなき「おでん論争」に一石を投じる「しぞーかおでん」を堪能するならこ4店

 

お宅のおでんは主食ですか? それともおかずですかね?

 

東京辺りだと、主食かおかずかのどっちかですよね。

 

しかし、静岡に来たらおでんはなんと「駄菓子」の分類にも入ってたんですよ。つまり、駄菓子屋さんにおでんがある! しかも一年中だ!(居酒屋さんや惣菜屋さんにもあるけど、駄菓子屋さんでも食べられるのが静岡独自のスタイル)。

「しぞーかおでん」と呼ばれるこのおでんは、継ぎ足しで使われる醤油ベースの真っ黒な煮汁と、黒はんぺんなど魚系の練り物、1つずつ串刺しの具材に「だし粉」と呼ばれる魚粉をトッピングするのが特徴。だし粉の風味がたまらんのよ~。

 

そんな静岡のおでん、「しぞーかおでん」の名店を紹介します!

 

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まずは知名度NO.1を誇る「しぞーかおでん」の代表店「静岡おでん おがわ」。

 

創業から60年以上も継ぎ足してきた煮汁は、具材のうま味が凝縮した上品で素朴なお味。店先のテーブルでは近所の常連客がコップ酒やビール片手に駄菓子とおでんを頬張る姿が見られます。

 

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一度に大量の牛すじで煮込んだ汁が特徴の「ばん」。

 

串の先端の色で料金が分かれていて安いものは1本40円から! まさに駄菓子屋さん感覚で食べられるんです。好きな具を自分でとるセルフ式で、だし粉と青海苔に飽きたら味噌だれで味を変えてみるのも楽しそう。

 

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戦後の屋台から始まった創業60年以上の老舗「三河屋」。

 

秘伝の煮汁がたっぷり染み込んだおでんはもちろん、れんこんフライやレバー焼き、豆アジのから揚げなど、1皿200~300円のおつまみは「どれを食べてもうまい!」とお客さんが太鼓判。

 

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かどや 滝波商店」のじっくり味が染み込んだおでんは全品70円均一!

 

駄菓子屋×おでん鍋という昔ながらのスタイルで、小腹を空かせた子どもたちが学校帰りに吸い寄せられるのも納得のお店です。

  

どのお店も行ってみたいですね。

主食にもおかずにも、そしておやつにも、「しぞーかおでん」をどうぞ。


さて、東京にも美味しいおでん屋さんがありますよ!

 

この冬、ホックホクにあったまりたい! 都内の絶品おでん屋さんまとめ

都内の勤め人のみなさん、仕事帰りにおでんで一杯ひっかける時にはこちらへどうぞ!

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WABUYA」は浅草駅からちょっと歩いたところにある隠れ家的なおでん屋さん。

 

店内は香りのいい出汁の香りにあふれ、出汁のたっぷりと染み込んだはんぺんや玉子に舌鼓を打ったら、手作りおでんネタのカレーボールやピリ辛こんにゃくなども試してみたい!

 

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国分寺の「静岡おでん〜居酒屋 雅〜」は真っ黒な出汁がたっぷりと染み込んだ「静岡おでん」を味わえるお店。

 

だし粉やみそだれ、青のりをかけて……など、静岡おでんならではの様々な味わい方を楽しめる。あの味付けにいちどハマってしまうと、癖になってしまうから不思議。

 

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四谷の「おでんや den」は湯むきトマトやカマンベールのおでんなど、定番メニュー以外にもちょっと変わった創作おでんが素晴らしい名店。

 

内装の雰囲気も大人の隠れ家風な渋い感じ。気になる女子をデートに誘っても良さそうだ。

 

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新橋 お多幸」は言わずと知れた創業昭和7年の老舗おでん店。

 

やや黒めの出汁がたっぷりと染み込んだ大きめに切られたのおでんネタはもちろんのこと、いいだこや焼きなすなど季節に合わせて提供される「旬もののおでん」も実に素晴らしい名店の味。

 

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おでん屋 四ツ谷店」は店内に屋台風に作られたテーブルがあり、これぞおでん屋さんという風情。

 

ポカポカに温めた日本酒におでんのだし汁を注いで飲む名物「おでんや名物だし割り」は、酒飲みなら絶対に試したい逸品! グループで訪れて屋台を囲むのも楽しい。

 

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池袋の「三太郎」は、100種類以上の日本酒を豊富に取り揃え、酒好きには堪らない評判店。

 

おでんはあごだしを使用した透明感のある出汁で、非常に上品かつ滋味あふれる味わい。ネタはその日の仕入れに合わせて毎日変わるので、何度も通って常連になりたいところ。

 

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浅草の「ささのや」は、「昔ながらの和食居酒屋さん」の雰囲気で出汁の染み込んだ熱々のおでんを楽しめる。

 

なによりテラス席が素晴らしく、東京スカイツリーを一望できるという特等席。夏場はもちろんのこと、冬場もおでんで温まりながら一杯、というのもオツなもの。

 

 

さて、帰りはやっぱりおでん屋さんに寄っていきましょうかね。

 

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:「メシ通」編集部

メシ通編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。

熟成魚と昼網の鮮魚が評判の「鯛之鯛」はシメまで凄い

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熟成肉の次はコレ! 話題の熟成魚、大阪梅田に登場

熟成肉はブームを超えて定着してきましたが、今、新たに注目を集めているのが、熟成魚です。

 

神戸三宮に昨年2月にオープンするなり、熟成魚と鮮魚がウマイと評判になった「神戸地魚食堂 鯛之鯛」。好評を受けて、今年5月17日に大阪梅田にさっそく登場しました。

 

今回ご紹介する「地魚食堂~熟成魚と明石昼網~鯛之鯛 梅田店」です。

 

場所は、各線梅田駅から東へ。

 

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飲食店密集エリア、東通商店街のアーケードを抜けてすぐ。深夜まで賑やかなエリアです。

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店頭に飾られた漁網やこも樽が目印です。

 

階段を下りて、入り口を入ると……。

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入り口を入って右手には生け簀あり。

 

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店内は漁師居酒屋風かと思いきや、アメリカ西海岸にありそうな? シュッとしたジャパニーズレストランといった雰囲気。お高そうです。

 

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店内奥には半個室があり、合コンやパーティーに好評だそうで、この日も予約が入っていました。

こちらの推しは、魚種によって熟成方法を変える熟成魚と、明石の昼網の鮮魚。昼網とは、その日の漁で捕れたばかりの鮮魚のことです。

 

聞けば、漁港のセリの免許を持っているため、その日のうちに届けられるそう。鮮度だけでなく、北新地のお寿司屋さんクラスの上物を仕入れています。熟成魚も、新鮮な天然ものでつくるからこそ、美味しいとのこと。

 

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魚介を扱って10年以上の料理人、店長の嶋西浩志さん(中央)。

 

「熟成魚は熟成肉以上に、扱いが大変なんです。適切な下処理をして、温度と湿度の管理を徹底、手間ひまかけて熟成します。魚の種類によって熟成方法、食べ頃の日数も違うんですよ」と、店長の嶋西浩志さん。

こちらでは、そんな熟成魚が毎日5、6種類食べられるということです。

 

鮮魚と熟成魚の食べ比べ、そして酒

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原価度外視、1人前あたり 580円の「熟成魚×明石昼網鮮魚 刺身盛り合わせ(写真は2人前 1,160円)」。圧倒的なお値打ち感です。

 

この日は、鯛、太刀魚、アラ、ハゲ、カマスというラインナップ。刺身を一切れずつ楽しめます。熟成魚は鯛、アラ、カマスでそれぞれ6日間。

 

仕入れ次第で、ノドグロや本マグロも登場するそうです。

 

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お好みで、ブレンド醤油、ポン酢、塩でいただきます。

 

ワインも豊富ですが、ここは日本酒でいただきましょう。

日本酒は約20種類、グラス 499円、1合 999円とリーズナブル。「獺祭」もエリア最安級の 499円です。

 

「黒龍」や「玉川」、「雁木」などの全国の銘醸蔵に、「仙介」や「奥播磨」など兵庫県の銘酒が専門店並みに揃います。それ以外にもプレミアム日本酒が隠し酒としてあるとか。

日本酒10種類以上飲み放題付きの宴会コース 5,000円も気になるところです。

 

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兵庫明石港で捕れた魚介には、兵庫のしっかり味の乗ったお酒を。淡路島の「都美人 純米吟醸」をチョイスしました。

 

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新鮮な歯応えが心地よい、キラッキラの太刀魚。

 

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独特の食感が楽しめるハゲ。

 

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なめらかなうま味の6日熟成の鯛。

 

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6日熟成でやわらかなうま味が増したアラ。

 

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熱燗が欲しくなるような、香ばしいうま味がたまらない、6日熟成のカマスの炙り。

 

鮮魚も熟成魚も、食べて分かるものの良さ。取材でなければ、盛り合わせだけで日本酒3杯は確実でした。

 

「お店に通っていただきたいから、手間がかかる熟成魚や、良いもんでも、できるだけリーズナブルにご提供したいんです」。

 

いや、素晴らしい!

今回は胃袋の都合で断念しましたが、熟成魚は焼いても絶品だそうです。

 

「天ぷらも美味しいですよ!」

 

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割烹出身の料理人仕込み、明石ダコのレア唐揚げ 899円。

 

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かみしめると、うま味がじんわり。

衣は薄く、生の明石ダコをレアで仕上げたので、心地よい歯応えが楽しめます。

 

痛風持ち以外のすべての人におすすめのシメ

「ぜひシメも食べてください!」ということで……。

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こちらがシメにおすすめ、いくら海鮮卵かけごはん 1,199円。

 

お上品な小椀ではなく、大きな丼にこんもり。
想像以上にたっぷりの漬けイクラがかかっています。そして、その下には刺身がゴロゴロ!

 

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まずは、たっぷりのイクラとマグロなど刺身をご飯と一緒に贅沢に一口で……。

プチプチはじける上質なイクラと魚介のうま味があふれます。

 

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続いて、卵をつぶしてイクラと一緒に。ダブル卵の相乗のうま味がたまりません。

食べても食べてもイクラがあふれて、最後までイクラを存分に楽しめました。

 

熟成魚と鮮魚の食べ比べを目当てにうかがいましたが、天ぷらにシメまで、どれもが期待を裏切りません。特に、インパクト抜群のいくら海鮮卵かけごはん、こちらもぜひ食べるべきだと思います。

 

鮮魚から熟成魚まで、魚介類の可能性をここまで追求したお店はそうないでしょう。魚介好きの方は特に、予約が取れるうちに行かれることをおすすめします。

 

お店情報

地魚食堂~熟成魚と明石昼網~鯛之鯛(tai-no-tai)梅田

住所:大阪大阪市北区堂山町1-2 R&EビルB1
電話番号:06-6130-8865
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休
Facebook:https://www.facebook.com/tainotaiumeda/

www.hotpepper.jp

※金額はすべて消費税込みです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:西尾明彦

西尾明彦

外食ライター&コピーライター。食と酒を中心に、堅めのビジネス系など執筆中。趣味は酒蔵巡り。北は北海道から南は四国まで50蔵以上を訪問。大阪在住のきき酒師。

HP:大阪のコピーライター西尾事務所

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