こんにちは。メシ通編集部のTです。ここ数日、東京はすっかり寒くなって、コートを着込むような気候になってきました。こういう季節になると美味しく感じるのは鍋やおでんなどの温かい食べ物。『メシ通』でも鍋特集をリリースするなど、冬のレシピを積極的に掲載しています。年末向けの記事も何本か掲載していく予定なので、楽しみにしていてください!
さて、 話は変わり、これさえ読めば『メシ通』で話題になった記事が分かる、2022年11月のランキングですヽ(´ー`)ノ 11月はレシピ記事が多めです。みなさんのお気に入りはどれだったでしょうか。 では、さっそく一緒に振り返ってみましょう!
※集計期間:2022年10月21日~2022年11月20日に公開した記事が対象
※基準:各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位:豚バラ薄切り肉を使った、5分でできる時短ルーローハン(魯肉飯)が簡単なのにうますぎる
ここ数年、注目を集めている台湾飯のレシピが、11月の1位でした。香辛料が食欲をそそるルーローハンといえば豚肉を煮込んだ深い味わいが特徴ですが、ごはん同盟のしらいのりこさんが時短レシピにアレンジしてくれました。所要時間なんと5分! さらに、パンと合わせる斬新な食べ方も提案してくれています。たっぷり作って、夜はルーローハン、朝はルーローパンで楽しむのもいいですね。
第2位:フライパン1つ。スープで麺を茹でる「ペペロンチーノ風スープスパ」がラクでウマい【ヤスナリオ】
いつもサクッと作れるスピードレシピを提案してくれる、ランキング常連のヤスナリオさん。今回は、スパゲティと具をスープで一気に煮込むフライパン1つのスープスパレシピが2位にランクインしました。「ペペロンチーノ風スープスパ」は、唐辛子とニンニク、熱々スープの三段階で体が温まりますよ。
3位:なぜスーパーには複数のそうめんが陳列されているのか?素朴な疑問を料理研究家に聞いてみたら目からウロコだった 【樋口直哉】
そうめん、と一口に言っても、スーパーの棚にはいろんな種類のそうめんが並んでいて、どれを選んだらいいのか、迷ったことはないですか? そんな長年の疑問に終止符を打つべく、料理研究家の樋口直哉さんに「そうめんの選び方や理想的な調理方法」を聞いてみました。各種の違いもさることながら、そうめんごとの調理法を知ってしまうと、次の夏が待ち遠しくなります!
第4位:中国の家庭的な蒸し料理を提供する「蒸籠味坊」に蒸籠の使い方を教わったら驚きが満載だった
揚げたり炒めたり、油で調理するイメージの強い中華料理ですが、実は蒸し料理も絶品! それを目の当たりにできる「蒸籠味坊」をJUNERAYさんがリポートしてくれました。美味しそうな料理が次々蒸し上がっていく様子は臨場感満載! 行ってみたい、というコメントがたくさん寄せられました。『メシ通』読者のみなさん、編集Kも同感です。
第5位:ブリ刺身が塩昆布でねっとりウマい「塩昆布締め丼」の作り方【魚屋三代目】
簡単で美味しいレシピを通じて、魚介を身近にしてくれる魚屋三代目さんが今回紹介してくれたのは、ブリの昆布締めならぬ塩昆布締め。ブリは刺身でいただくのもいいですが、塩昆布締めにするとねっとりしてまた違った楽しみ方ができそうです。これからどんどん美味しくなるブリ、いろんな角度から楽しみ尽くしたいですね。
第6位:牛乳、小麦粉、レモン汁でお店レベルの「レモンクリームソース」をめざす【元イタリアン料理人のレシピ】
昨今のレモン味ブーム、夏だけでなく、秋冬も続きそうな気配です。『メシ通』でも、元イタリアン料理人のパパイズムさん考案の「レモンクリーム風スパゲッティ」のレシピが、読者のみなさんの注目されました。今回は乳化もなしのお手軽レシピで、レストランで食べるようなクリーム系のパスタを自宅で食べられちゃいます。
第7位:酸味とにんにくが効いたカレー「ポークビンダルー」を家にありそうな調味料で作る【美窪たえ】
みなさん、ポークビンダルーをご存じですか? カレー好きも多い『メシ通』読者のみなさんには愚問かもしれません。インドでは珍しい豚肉を使ったカレーで、お酢による「酸味」とスパイスの「辛味」と豚肉の「うま味」の融合が特徴。このポークビンダルーを、美窪たえさんが作りやすくアレンジしてくれました。相性抜群の炊き込みにんにくライスも一緒に紹介してくれています。
第8位:中華料理店にありそうな「椎茸ラーメン」はグルタミン酸+イノシン酸+グアニル酸のうま味がバツグン【ツジメシの日常メシ】
きのこのうまみを存分に味わえる、ツジメシさん考案の「椎茸ラーメン」レシピが8位にランクイン。椎茸のうま味成分グアニル酸に魚介系、動物系それぞれのうまみ成分がプラスされて、しっかり美味しいラーメンです。それにしても、気温が下がってくると、きのこのうまみが恋しくなるのはなぜなんでしょう。いつか取材して掘り下げてみたいです。
第9位:大根が鶏皮の脂でこってりウマい「鶏むね肉でフライパン鶏大根」のレシピ【筋肉料理人】
大根の煮物って手も時間もかかるイメージがあって、なかなか試せなかったんですが、最近は簡単に美味しくできるよってレシピが増えてきて、助かっています。そんな中でもおすすめなのが、筋肉料理人さんのこのレシピ。フライパンひとつで、コクのある鶏大根が作れちゃうんですよ。ポイントは鶏皮。こんなにでも試してみてください。
第10位:柱状節理クッキー、斜交層理パイ!?「ジオ菓子」を伊豆半島から届ける謎の人物に迫る
いろんなジャンルのマニアさんを紹介してくれる松澤茂信さんが今回取材したのは、地形が好きすぎて、柱状節理、枕状溶岩、有孔虫化石などさまざまな風景を、クッキー、パイ、ヌガーなどお菓子で表現している人。認定ジオガイドとして南伊豆でガイドツアーも実施しているジオガシ旅行団の鈴木さんの、不思議で熱い人柄が面白いんです。
編集部おすすめ記事
さて、ここからは、残念ながらランキングには入らなかったけど、これはぜひ読んで欲しい! というメシ通編集部おすすめ記事10選です。
日本に現存する最古のビヤホールである「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」の「ポークチャップ」を食べたことがありますか? びっくりするほどジューシーで肉汁たっぷりな分厚いロース肉はまさに絶品。この絶品を自宅でも再現したい塩見なゆさんに、なんと総料理長直々にレクチャーしてくれました。肉の選び方から火入れ、ソースまで、なるほど納得なポイントの数々は必読です。
気温もどんどん下がってきて、そろそろ冬本番。『メシ通』では、今年もいろんな鍋レシピをご紹介します。こちらは、山本リコピンさん作、お手軽かつ食べ飽きないトマト風味にアレンジした新感覚すき焼き。小鍋での1人鍋用レシピですが、もちろん増量して、大勢で囲んでもきっと美味しく召し上がっていただけると思います。〆はごはんとチーズを投入してトマトリゾット風。白ワインも合いそうですね。
スパイス好きな『メシ通』読者のみなさんにぜひお試しいただきたいレシピをご紹介します。オトコ中村さんのクミン漬けシリーズ。今回はきのこのクミン漬けレシピです。いろいろなスパイスで試した結果、うまみたっぷり、秋の味覚のきのこにはクミンが一番だったそうです。10分以上おいて味をなじませるのですが、混ぜてすぐ食べるのも美味しいらしいですよ。
いかって、透明でコリコリの活造りも美味しいし、ねっとり甘いお刺身も美味しいし、煮ても焼いても美味しいですよね。魚介のプロ、魚屋三代目さんが教えてくれた、いかの美味しい食べ方は、なんとしゃぶしゃぶ。サッと湯通しをしたいかは、ほどよい食感が出て、甘みも増し、刺身とはまた違った美味しさが楽しめます。食べてみたい!
11月は、ご飯のおかず特集をお届けしていましたが、みなさんのベストオブご飯のおかずは何ですか? かめきちパパさんが提案してくれた「大根のバターしょうゆ炒め」もぜひ試してみてください。下茹でした大根をバターで炒めて、最後にみりんとしょうゆで味付け。仕上げに追いバターです。大事なことなのでもう一度。仕上げに追いバターです!
ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさんが教えてくれたご飯のおかずは、なんと漬け物。米食文化のベトナムに精通するKiさんにしては意外かもしれませんが、にんにくとナンプラーが効いた甘酢漬け風の浅漬けなら納得ですね。そのまま食べても、納豆に混ぜても、冷ややっこにのせても美味しいKiさんの浅漬け。冷蔵庫に常備したいですね。
『メシ通』では、これまでにたくさんの鍋レシピをお届けしてきました。その中から、魚介系に絞って、鍋レシピまとめ記事を作成。ねぎまならぬ、ねぎブリ鍋、サバ缶鍋、良コスパ鍋、麻辣牡蠣鍋など、7レシピを厳選しました。これからも鍋レシピをご紹介していきますが、過去のレシピもこの機会に改めてチェックしてください。
ライスペーパーが余っていれば、ぜひ試してほしいのがこのレシピ。ベトナム南部の屋台でよく見かける「バインチャンヌン」です。パリパリに焼き上げたライスペーパーにひき肉、ねぎなどの香味野菜をのせ、折りたたんだ「焼きライスペーパー」です。この屋台メシをKi Yamamotoさんが自宅で作れるようにアレンジ。フライパンで焼ける簡単レシピです。
ご飯に合うおかず特集からもう一品。山本リコピンさん考案の「厚揚げのにんにく照り焼き」のレシピをご紹介します。甘辛いたれが絡んだ厚揚げときのこが、ホカホカのご飯によく合いますよ。そして、ガツンと効いたにんにくで食欲アップ! ご飯はおかわり必至です。お好みで七味唐辛子を散らしても美味しそうですね。
根強い人気の日本発パスタ、ナポリタン。炒めたケチャップの甘さと酸味が食欲をそそる定番メニューを、パパイズムさんがプロ目線でアレンジしてくれました。茹でたスパゲッティをケチャップで炒めるだけでも十分に美味しいのですが、お店の味に近づくソースの作り方と、メイラード反応でワンランクアップ。常備してある食材で作れて、大人も子ども大好きな、どこか懐かしい味にぜひチャレンジしてください。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
『メシ通』は、これからもいろいろなグルメ情報をお届けしていきますのでご期待ください。
また、「こんな企画やって!」「このお店取材して欲しい」「あそこ面白いから行ってみて!」など、ネタのご提供・たれこみはいつでもウェルカムですので、下記のTwitterにぜひお寄せください。
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12月は月間ランキングだけでなく、23日(金)に2022年の年間ランキングも公開予定です。こちらも楽しみにお待ちください。12月に入って気温だけでなく湿度も下がってきました。新型コロナウイルス、インフルエンザにかからないように乾燥対策も十分にできるといいですね。体調には十分お気を付けください。引き続き宜しくお願いします。