こんにちは。メシ通編集部のTです。秋も深まり、お店で扱われるメニューも変わってきました。先日ふと松茸ご飯が食べたくなってお店を調べたんですが、11月に入っていることもあり、なかなか提供しているお店が見つかりませんでした。なんとか提供しているお店を見つけたのですが、そのお店も今年出す最後の松茸ご飯とのことで駆け込みで食べることができました。ラッキー! 食べ物によってはあっという間に旬は終わってしまいますし、極論、人間はいつどうなるかわかりません。ほどほどに健康には気を付けて、食べたいものは食べた方がいいですね!
さて、 話は変わりこれさえ読めば『メシ通』で話題になった記事が分かる、2022年10月のランキングですヽ(´ー`)ノ 10月はレシピ記事が多めです。みなさんのお気に入りはどれだったでしょうか。 では、さっそく一緒に振り返ってみましょう!
※集計期間:2022年9月21日~2022年10月20日に公開した記事が対象
※基準:各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位:もやし2袋、豚バラ200g「ガリバタ炊き込みご飯 ニラだれがけ」フライパンで炊けば臭い残りの心配なし【筋肉料理人】
10月、一番みなさんから反響をいただいた記事は、筋肉料理人さんの炊き込みご飯レシピでした。フライパンで本当に簡単に美味しい炊き込みご飯ができちゃいます。もやしを炊き込むって、ちょっと珍しいですが、もやし2袋分の水分がバッチリ計算されているので、本当にレシピの水加減でふっくらごはんが炊けるんです。編集Kも作りました。ぜひぜひお試しください!
2位:麺をパリパリに焼いてから具を入れる焼きそばの作り方にハマった【筋肉料理人】
第2位にランクインしたのも、筋肉料理人さんのレシピ。自宅で作るいつもの焼きそばも、麺をしっかり焼き付けることでお店の味にグッと近づきます。ソースの隠し味、もやしやソースを加えるタイミングもちょっとしたことですが、目からウロコ。最後に温玉をのせて、絡めて食べれば、満足度の高さにきっとびっくりしますよ。
第3位:お店選びで後悔したい、痛い目を見たい 清野とおる×パリッコが語るディープな町の飲食店の楽しみ方
お店選びで後悔したくないな、と思うのは多数派の割と自然な心理だという気がしています。それとは真逆で、飲食店で後悔したい、痛い目を見たいと思っている達人2人に少年Bさんが話を聞いてきました。清野とおるさんとパリッコさんの話を聞いていると、なんだか自分も後悔したくなってくるから、不思議なんですよね。
第4位:駅弁文化のないフランスに秋田の老舗が弁当店を開いたワケ【フランス人の味覚】
パリ在住ジャーナリスト・守隨亨延さんが現地と日本の食文化のギャップに迫る連載【フランス人の味覚】。今回は、秋田県の老舗「花善」が、フランスにこれまでなかった駅弁文化を広めるべく繰り広げる奮闘記です。守隨さんがパリからはるばる秋田・大舘の本店まで足を運び、取材しました。
第5位:10分ちょっとで刺身用タコはもっとウマくなる【魚屋三代目】
噛めば噛むほどうま味がしみ出すタコ。タコ焼きやタコめしもいいですが、魚介のことを知り尽くした魚屋三代目さんが今回教えてくれたのは、「タコの刺身のうま辛漬け丼」です。コチュジャンの効いたうま辛のたれで漬けにして、ご飯にたっぷりのっければ、止まらなくなりますよ。
第6位:カツオのたたきじゃなくて「なすのたたき」電子レンジとツナ缶で簡易版にしてみた【筋肉料理人】
今年も、夏から秋にかけて、旬のなすを使ったレシピを数多くご紹介しました。筋肉料理人さんの「なすのたたき風レンジ蒸し」は、高知県のご当地料理「なすのたたき」を簡単アレンジした一品。レンチンで手軽に作れるのに、とろりとしたなすの食感と薬味、にんにくぽん酢の相性が抜群で後を引きます。
第7位:皮付き豚バラを2時間かけてプルプルに「東坡肉(トンポウロウ)」角煮とは決定的に違った【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】
気温が下がって、しっかり味の煮込み料理が恋しくなってきました。いつもの豚の角煮もいいですが、角煮のルーツともいわれる「東坡肉(トンポウロウ)」に挑戦してみませんか。皮付きの豚バラ肉を豚骨と一緒に煮込むオトコ中村さんのレシピなら、豚の濃厚なうま味をしっかり味わえます。
第8位:オリーブオイルの量をおさえられる「家アヒージョ」のやり方。シメのパスタもしつこさ軽減
自宅でアヒージョを楽しんだ後のオイル、みなさんはどうしていますか? 食材のうま味が溶けだしたオリーブオイルはすごく美味しいけど、使いきれないこともしばしば……。という経験があるなら、山本リコピンさんの「なすとベーコンの家アヒージョ」がおすすめです。なぜおすすめなのかは、ぜひ本文でご確認ください!
第9位:ナポリタンのバージョンが上がる「焼きチーズナポリタン」フライパン1つで【ヤスナリオ】
いつも豪快で魅力的なレシピを紹介してくれるヤスナリオさん。今回はガッツリ濃厚、ジャンクで背徳感がありながらも、絶対に食べたい「焼きチーズナポリタン」です。見た目はオムナポリタンですが、ナポリタンを包んでいるのは、卵ではなくチーズなんです。ご紹介しているだけでお腹が空いてきました。
第10位:身近な食材だけで旨味じんわり「鶏舞茸塩うどん」をこの秋に試してほしい
秋も深まり、温かい汁物が欲しい季節にぴったりのレシピがツジメシさんから届きました。一度作れば、秋冬の定番になりそうなほっこりうどんメニューです。昆布と煮干しに、鶏と舞茸のうま味が合わさって、出汁を飲み干してしまうこと必至。リモートワークのランチや飲んだ後の〆にもぴったりです。
編集部おすすめ記事
さて、ここからは、残念ながらランキングには入らなかったけど、これはぜひ読んでほしい! というメシ通編集部おすすめ記事10選です。
身近な食材であっという間に作れる、ヤスナリオさんのスピードドライカレーシリーズ。納豆を使った個性的なカレーのレシピが登場しました。具材は玉ねぎとピーマン、ウインナーソーセージ、そして、主役の納豆。炒めていくうち納豆の粘りも少なくなり、調味料はカレー粉と中濃ソースだけですが、豆たっぷりのカフェ風ドライカレーに仕上がります!
ベトナムのサンドイッチ、バインミー。フランスパンにハムやレバーペースト、なますなどを挟んで食べる美味しいやつです。家でも食べたいのですが、実はバインミーの具がご飯にも合うらしいのです。ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoさん考案の「バインミー風豚バラ丼」。コンビニの大根サラダで作る即席なますも絶対にのっけてくださいね。
しょうゆだれに漬けたサーモンをサッと焼いて、濃厚にんにくマヨネーズをのせた「炙り風サーモンのにんにくマヨ丼」を教えてくれたのは、もちろん魚屋三代目さん。高タンパク食品でもあるサーモンを、しょうゆ、にんにく、そしてマヨネーズでご飯がすすむ味付けにしています。フライパンでサッと焼くことで、香ばしさが食欲をそそる炙り風に仕上がりますよ。
東京ソラマチ4階、全国各地のおすすめ梅干しを食べ比べできる「立ち喰い梅干し屋」。「比べるほど差があるの?」と疑問を持ってしまいそうだが、実際食べ比べてみると、すっぱいものから甘いもの、オリーブオイル漬けなどの変わり種まで、梅干しの味のバリエーションは幅広い。松澤茂信さんが、全国各地300種類以上の梅干しを食べ歩いたという竹内社長に取材しました。
ボディーメイクめしでおなじみの北嶋佳奈さんが、主食の中でもタンパク質が多い食材、そば(日本そば)を手軽に美味しく食べるレシピを紹介してくれました。茨城県北部の郷土料理「つけけんちんそば」をイメージした「けんちん風つけそば」は、鶏むね肉のひき肉を加えてタンパク質を強化、ボリューム&満足感もアップしています。
『メシ通』読者のみなさんは、万能酢をご存じでしょうか。酢に砂糖と出汁などを加えた調味酢のことです。これを作って常備しておけば、野菜も肉も魚も、より美味しく食べられちゃう、ということで、なかむらみつのりさんがいろいろ試してくれました。酢は酸っぱいから……と苦手意識を持つ方も、ぜひお試しください。
簡単で美味しいまかないめしのレシピを数多く紹介してくれるヤスナリオさんの「ホルモン風焼きうどん」。ホルモン炒めではなく、豚バラ肉とこんにゃくの“仮想ホルモン炒め”なのですが、豚の脂とうま味がぷりぷりのこんにゃくに絡むと、まるでやわらかいホルモンのような味わいになるんです。
パンチェッタや玉ネギを加えたコクのあるトマトソースがクセになる「アマトリチャーナ」。そのアマトリチャーナを、パパイズムさんが自宅用にアレンジしてくれました。メイン食材のイタリアの伝統的な塩漬け豚「パンチェッタ」を冷蔵庫で作り、それをカリカリに焼いて仕上げます。即席パンチェッタは2日がかり、週末メシにぜひどうぞ。
今回、野菜農家のホマレ姉さんから届いたのは、ベトナム飯の「鶏肉とレモングラスの炊き込みご飯」。ベトナムとかレモングラスとか、難しそうに感じるかもしれないけれど、実は超簡単なレシピです。刻んで、混ぜて、炒めて、炊き込めば、ベトナムの美味しい香りが部屋の中に漂いますよ。
新米の季節ですね。ぴかぴかの白ごはんもいいけど、炊き込みご飯もそりゃあ美味しいでしょう。ということで、料理研究家Yuuさんの「ツナと青のりの塩炊き込みご飯」をご紹介します。混ぜて炊くだけですが、炊き立てはもちろん、冷めても美味しいので、おにぎりにしておいて、家飲みのシメにもオススメです!
さいごに
また、「こんな企画やって!」「このお店取材して欲しい」「あそこ面白いから行ってみて!」など、ネタのご提供・たれこみはいつでもウェルカムですので、下記のTwitterやFacebookページにぜひお寄せください。
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気が付けばもう11月、今年もあとわずかです。今年1年やり残したことはありませんか? そろそろ1年の終わりの準備に入ってもよさそうですね。メシ通編集部も年末年始にぴったりのコンテンツが提供できればと準備しています。引き続きよろしくお願いします。