矢島史
あの富士そばが、肉骨茶(バクテー)そばを発売 いつも通りの駅前の風景。 ……ん? んん!? 「肉骨茶そば」ですと? 口の中がアジアになる──本格的すぎる肉骨茶そばを富士そばで 肉骨茶(バクテー)といえば…… その恐ろし気な字面とは裏腹に、私が世界で最も…
地元で評判の店。駅から離れてポツンと立つ小さなやきとん屋さん 地元で友だちと「飲もう」となったとき、十中八九第一候補に挙がる店がある。 駅周辺の繁華街から外れた小さな店にもかかわらず、そこに惹きつけられる人は多く、平日も沢山のお客さんで賑わ…
多民族国家ならではの多様性。マレーシア料理の世界へようこそ みなさん、マレーシア料理と聞いて思い出すものはありますか? 「サテ」「ナシゴレン」 正解です。インドネシア料理と言われがちですが、マレーシア料理でもあるんです。 「チキンライス」「バ…
これ……な~んだ。 くるりと巻いたかさ。無数のひだ。 砂糖がかかっているのが見えますが……。 うん。 椎茸だっ。 外側はカリッと爽やかな甘味、しかし、中は椎茸そのものの風味だっ! 斬新。 きのこの新しい食べ方来たコレ。 これが何かと言うと、大阪は八尾…
大分はいいところですよー。まず温泉。温泉県ですから。海も山もあって、かぼすに椎茸に魚、美味しいものいっぱい。中でも県最南端の佐伯市は、寿司海道があるほどの寿司の街なんです。その佐伯の名店、「錦寿司」と「寿司源」のコラボ寿司が現地まで行かず…
話題のお店にはつきものの、行列。 その行列の先には、並んででも食べたい極楽風味の極上食が待っている。 ってんで『メシ通』にはセクシーJさんの連載「行列王」がありますね。 でも……私みたいな生命力の弱い基本省エネモードの人間にとって行列は相当なハ…
職業柄いろーんな人を取材して話をお聞きする機会がありまして、 ある日、由緒正しき気品に溢れ豊かさに満ち満ちたお宅で聞き及んだのが、 1本のトマトソースのお話。 そのお宅のセレブレーションなセレブリティいわく、 「1本あれば、チキンライスもナポリ…
奥日光、奥多摩、奥渋谷。奥ってつくと、有名な地名でも知る人ぞ知る的な特別なイメージになるの、どうして? 物事は奥行きが大事ってことか? 今回ご紹介する東京・道玄坂「酒呑気まるこ」は奥渋谷の大衆酒場。ただでさえ奥渋谷なのに、店舗がかなり奥まっ…
寄席って行ったことあります? あたしゃ初めて行ってみたんですよ! 一見、シロートには敷居が高く感じられるかもしれないんだけど、行ってみりゃ全然そんなこたぁないんだ。 おうっ落語調が止まらねえや! 落語とほぼ縁のない世界に生きてたあっしでやんす…
みんなのともだちガリガリ君から、先日、新しい味が誕生したんだよ。 「大人なガリガリ君グレープフルーツ」 90円 もう試しましたか? 涼しくなってたって、家の中でカーディガンとか羽織ってると蒸してくるでしょ。 蒸してくるんだよ。 日差しが出ると存外…
おたくの会社に今年入社した、初々しい新卒社員たち。 もういい加減、会社になじんできたころでしょう。 さて、最近の若いもんは飲みに誘ってもついてこない、みたいなことが囁かれて長いこと経ちますが…… 仕事に慣れてきたなっていうこのタイミングで、気楽…
2015年9月12日、わたしはさいたま新都心駅に降り立った。 一昨年の「おかあさんといっしょファミリーコンサート」以来だとか、そんなことはどうでもいい。 歩みを進めるにつれ漂ってくるのは……かぐわしき肉のにおい。 肉とロックの饗宴、記念すべき第1回「…
ちょっとちょっとちょっと~! 熱さバテしてる場合じゃないわよ~!! ……っと思わずオネエ調でほうぼうの方々にお知らせしたい件発生。 2014年5月に第1回を開催して以降、幕張やら駒沢やら回を重ねるごとに規模を大きくしてきた肉の祭典「肉フェス」が、 ロ…
北海道からお取り寄せと聞いてすぐにアナタ、 「蟹?いくら?ロイス?じゃがぽっくる?」とか考えたんじゃないカニ? そうはいかないのがこの連載ぽっくる。 各都道府県の「そう来ます!?」たる、隠れた(り隠れてなかったりの)逸品を 次々にご紹介してい…
バウムクーヘンって、嫌いな人いるのかね? 「知らんがな」 うん、そうだよね。そうだよ……知らんよ。でもまあ、ほぼ皆無でしょう。 ただいま日本に空前のといっても過言ではないバウムクーヘンブームが到来し、到来したまま全然去る気配がないご様子。 生ま…
……まさか、あなた平成生まれじゃないでしょうね……? うーわ、ありえる。どころか結構な高確率だ、今27歳になってるんだもん。そして平成生まれの人たちはこんなやりとり死ぬほど飽きてるよね、ごめん!だいたいが、昭和レトロが昭和生まれの筆者の青春ドンピ…
関東近郊で中華街と言えば横浜を思い浮かべますが、都内、とくに東京以北に住む通勤者にとって横浜は、「えよっこらしょ」と気合を入れないといけない距離ではあります。 それが、働くお父さんの味方新橋にも“中華天国”があるとしたらどうでしょう。 むろん…
ようやく戸外で気持ちよく過ごせる季節が到来しました。しかし油断していると戸外は、あっという間に灼熱地獄に。今こそ、オープンカフェ・チャンスなのです。 そして同時にアタック・チャ~ンス! なぜなら、女子はオープンカフェが好きだから。気に入られ…
熱帯の国マレーシアを初めて訪れた時、「肉骨茶」の看板をひと目見て、あたしゃ頭の中で警報ランプがピーコンピーコン点滅したよね。 そういうインパクトをバシッと受ける、この漢字の並び。 「バクテー」と読むんですが、どんな食べ物か、まったく想像がつ…