刈部山本

孤食はそんなに後ろめたいことなのか?福岡の路地裏本格カレー「ダメヤ」が“おひとりさま推奨”を掲げる理由

私事で恐縮だが、つい1年前までコーヒーと自家製ケーキの専門店を13年間自営していた。いわゆる「おひとりさま」しか入れないお店で、その特異性ゆえ、メディアに取り上げられることも多かったが、こうした自店のコンセプトに深く共感してくれた人もいた。 …

空腹を襲う圧倒的ボリューム&ほどよい辛さ!川崎で独自進化した「ニュータンタンメン」が全国に向け進撃中

君はニュータンタンメンを知っているか!? 担々麺というと中国を発祥とした、ひき肉と唐辛子が真っ赤なラー油に浮かぶ激辛麺料理。 元々は汁なし担々麺がルーツのようだが、陳建一氏の父・陳建民氏が日本人向けに汁あり担々麺を開発し、浸透したことはよく…

日本人に味噌ラーメンを浸透させた昭和の巨大チェーン「どさん子」が、完全リブランドして劇的な復活を遂げていた

40歳以上の方なら、アゴが丼になっているペリカンのロゴで覚えているだろう、1970年代から急激に店舗を増やし、全国展開した味噌ラーメンチェーン「どさん子」。 東京近郊はおろか、地方の外食店のない場所にまで店舗を広げ、短期間で1000店舗を超え、日本人…

両面バッキバキの焼きそばを求めて行列が!創業30年の専門店「あぺたいと」はもはやひとつのジャンルだ【東京・板橋】

焼きそばに専門店があるのをご存じだろうか? 昨今、第四次焼きそばブームと言われ、食材などにこだわりをもった一部のお店で行列も出来るようになった。しかしまだ、多くの人は焼きそばというと、縁日の屋台や観光地の売店で数百円で食べられるオヤツ程度に…

千駄ヶ谷の生ける伝説「ホープ軒」、元祖・背脂こってりラーメン誕生の秘密に迫る

当連載『ラーメン系譜学』の第1回で、吉祥寺にある「ホープ軒本舗」を取り上げた。 www.hotpepper.jp その際、「千駄ヶ谷にある『ホープ軒』とは違うのか?」「両店は関係があるの?」という声がよく聞かれた。関係については第1回の記事内でも触れてはいた…

はかりしれない衝撃度!チャーハンしっとり派が一目置く板橋「龍王」の超目玉新メニュー「ナスバター炒飯」

東京都内、JR板橋駅近くに、夕方となるとサワーが180円で飲めてしまう激安な中華居酒屋さんが存在する。お店の名は「龍王」という。 酒場激戦区にあって、勝ち抜くために単に安さを売りにしているのではない。外観からもうかがえるように、このお店の持つ独…

伝説の環七「なんでんかんでん」の味をつくった男は今……。「御天」の超絶濃厚スープ&極細麺こそ正真正銘、博多仕込みのとんこつラーメンや!

とんこつラーメンブームを巻き起こし、環七ラーメン戦争を巻き起こした伝説の名店「なんでんかんでん」(以下、なんでん)を覚えているだろうか!? 1987年にオープンし、数年でたちまち大行列店に。お店の前を通る環七には、当時は大らかだった路上駐車があ…

つけ麺ブームの立役者「つけ麺大王」総本店は、栄枯盛衰を乗り越え今なお独自に進化していた

「つけ麺大王」というラーメンチェーンをご存じだろうか。 昭和50年代に都内を中心に、最盛期は1日1店舗ペースで展開。つけ麺という名称を始めて用いた元祖にして、麺をスープにつけて食べるというスタイルを世に知らしめた一大フランチャイズチェーンだった…

関東の一大中華チェーン「珍来」をご存じ?そこには安さ&大盛りで男たちの胃袋を満たしてきた下町スピリットがあった

「珍来」というローカル中華チェーンをご存じだろうか。 東京23区では北東部、東武スカイツリーライン沿線によく見かける。赤地に白で「珍来」とデカデカと書かれた派手な看板を掲げ、軒先でお土産餃子を包んでいる姿を見かけたことがあるかもしれない。 東…

大勝軒のルーツはどこに?代々木上原のレジェンド2代目が語る、つけ麺誕生の秘密【ラーメン系譜学】

夏の暑い時期に限らず、年中食べられ専門店も増え、今やすっかりラーメンの1ジャンルとして定着した“つけ麺”。太めの麺を甘酸っぱいつけ汁で食べると、見ため山盛りの麺量も不思議なほど胃にスルスルと消えていく魔法の食べ物。こんな料理を一体誰が最初に考…

【背脂チャッチャ系】伝説の環七「土佐っ子」のDNAを受け継ぎし「じょっぱりラーメン」

環七ブームの立役者、「土佐っ子」 土佐っ子ラーメンを覚えているだろうか。1980~90年代にかけて、環七ラーメン戦争と呼ばれるムーブメントが勃発した頃の話だ。夜な夜なタクシーや一般乗用車が向かった先は、東京の交通網の大動脈となった環状七号線(通称…

板橋「丸鶴」は“しっとりチャーハン”を愛する者の聖地である【下町の町中華】

2年半近くも前の話で恐縮だが、テレビのバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)の「板橋チャーハンの世界」でナビゲーターを務めさせてもらった。 『メシ通』で連載中のラーメン系譜学でも、メシ通初登場したときの『ザ・閉店』もそうだったが、自…

吉祥寺ホープ軒本舗を抜きにして戦後ラーメン史を語るべからず【豚骨醤油の誕生】

営業しているお店が1軒も載っていない、常識を覆す衝撃的なラーメンガイド本として、拙著『ザ・閉店』が、当サイト『メシ通』にて紹介された。 www.hotpepper.jp その中で、著者である私・刈部山本がインタビューを受けているが、それが縁でこのたび、こうし…

トップに戻る