インタビュー
東京のそばを食い尽くしそうな勢いの東京ソバット団が今回、目をつけたのは「文殊」。原材料費と人件費の高騰で厳しい局面に立たされる飲食店も多い中、そんな苦しい状況をものともせず、創業以来、着実に店舗を増やしている立ち食いそばチェーンです。両国…
著名人やソノ道の達人らによるトークを楽しみながら飲み食いできる「トークライブハウス」。その元祖こそ、東京・新宿歌舞伎町「ロフトプラスワン」だ。1995年創業のこの過激な言論スポットで、ロフトプロジェクト席亭、平野悠氏に話を聞いた。あと、名物・…
三大欲求のひとつである、「食欲」。栄養を補給するため、おいしいものを食べるため、空腹を満たすため――。食事をする理由は人によってさまざまですが、朝昼晩と口にしている食べものに、疑問を持ったことはありませんか? 本連載「メシのはてな」は、ふだん…
岐阜めしをご紹介したいんですけど、まず、岐阜に行ったことありますか? 名古屋のすぐ上にあって、日本列島のほぼ中央です。どこからでも行きやすいですね(たぶん)。で、本題の岐阜めしは、JR岐阜駅すぐそばの「円相 くらうど」でいただきました。漬物ス…
いい年をした大人になっても、時々無性に食べたくなるのがスナック菓子のもつ魔力。野球ファンのなかには、2018年で生誕45周年を迎えるおまけ付きお菓子の日本代表、「カルビー プロ野球チップス」を、ついつい買ってしまうという人も多いだろう。 かく言う…
お菓子を食べるとき。料理をするために冷蔵庫から食材を手にしたとき。疲れたから今日はカップ麺で済まそうと思ったとき。お弁当やお惣菜を買って帰ったとき。たいていの場合、食べる前に必ず出合うものがあります。 「パッケージ」です。食品を包む袋やフィ…
「世界一性格の悪い男」鈴木みのる選手【レスラーめし 第3回】 日々、リング上で熱い闘いを見せるプロレスラーたち。その鍛えた身体を支えるための日々の食事はもちろん、レスラーを目指していた頃の思い出の味、若手の頃に朝早くから作ったちゃんこ、地方巡…
ラクして痩せる――それは、全人類の夢。食事制限に筋トレと、ストイックに自分を追い込めれば痩せられるのはわかってる。 でもさ、続かないのよ。 付き合いや誘惑でつい食べちゃうし、筋トレだってしんどいし、3日坊主も「3日も続いて素晴らしい!」って思え…
神奈川県・桜木町、創業100余年の老舗パン屋「コテイベーカリ」の三代目ご夫妻が守り続けているもの、それは昭和の菓子パン「シベリア」。調査の結果、平成生まれでシベリアを知っていたのは25%だけ。昭和ってそんなに遠かったっけ? 今すぐ周りの昭和生ま…
『ぐりとぐら』。 『おおきなかぶ』。 『かわいそうなぞう』。 子どものころに何度もくり返し読んだ絵本は、いつまでも思い出として残っている。 誰にだってそんな絵本が1冊や2冊はあるはずだ。 でも、大人になって読み返すチャンスはそうそうない。 高円寺…
炭水化物を食べない食生活、いわゆる糖質制限ダイエット。病気のため食事療法をしている人もいるでしょうが、それ以外で実践している人の多くはダイエットや体型維持のために糖質制限、つまり炭水化物を食べない食生活を送っています。 でも、本当にその食生…
東京・麻布十番のトルコ宮廷料理店「ブルガスアダ」で及川眠子さんに会った。及川さんは『残酷な天使のテーゼ』、『淋しい熱帯魚』など数々の名曲を生み出した作詞家。「『残酷な天使のテーゼ』は通りすがりにもらった仕事」という彼女に、ネットとの付き合…
身近すぎて深く考えたことなかった、なんてよくありますよね。大阪人にとって「金龍ラーメン」は、道頓堀の本店も御堂筋店も難波千日前店も、あって当たり前の身近な存在。でも改めて考えてみると、知らないことが多すぎたんです。なので、その歴史について…
『メシ通』連載「鉄分補給」のライター・望月です。 平成30年(2018年)が始まりました。 例年1~2月は、各地の百貨店で駅弁大会が頻繁に開催される「鉄道メシ」のシーズン! そこで今回は、東京目黒区にある東急東横線・祐天寺駅に。 あれ、ここ駅じゃあり…
アイドルグループ「私立恵比寿中学」の最年少メンバー、りったんこと中山莉子さん。弱冠17歳ながら、映画『咲-Saki -阿知賀編 episode of side-A』で天才麻雀女子を熱演。初めて牌に触れるところからスタートし、今ではすっかり麻雀のトリコになったというり…
熱燗(あつかん)の温もりが染みる季節。 香り高くまろやかな燗をチビチビ味わう喜びに、いつまでも浸っていたくなりますよね。日本酒は温めると香りや味わいが変化するため、ときに「……微妙」となることも……でも、そんな失敗はしたくないものですよね。 と…
修学旅行や温泉旅行で、誰もが一度は目にするこれ。青い固形燃料。 見覚えあるでしょう? ひとり用鍋を音もなく温め、人間が飲んでしゃべっているうちに静かにその仕事を完遂、気がつけばぐつぐつアツアツの鍋が完成するという、あれです。今では旅館だけな…
東京・浅草で1942年創業の「パンのペリカン」は熱狂的なファンも少なくない老舗ベーカリー。販売しているパンは食パンとロールパンの2種類だけ。しかも行列必至、お昼前には売り切れてしまうのだ。でも大丈夫。直営カフェ「ペリカンカフェ」、ロシア料理店「…
遠くから、車がやってきた。 閑静な住宅街を変わった色の車が走っている。マットな青いボディカラーのワゴンタイプの外国車。30年ローンを抱えた公務員は絶対に選ばないカラーだ。街で見かけたら「きっと芸能人が乗っているに違いない」と思うことだろう。な…
今回の【アイドルめし】のゲストは、肉好きの26時のマスカレイド・森みはるちゃん。東京・上野「焼肉 一心たん助」で、仙台牛タン、和牛サーロインなど全60種類食べ放題4,980円(税抜)をいただいた。もちろん、鮮やかな赤色と潔い厚みの肉を頬張るぱるちゃ…
こんにちは、東京ソバット団の本橋です。 今回は「立ち食いそば界の新星」と、一部で話題になっているお店を紹介しますよ。 ここのところ飲食業界では原材料費や人件費の高騰で、個人経営のお店は苦労しているところが多いんですよ。 そんななか、なんと飲食…
元スポーツ選手の飲食店、というのはいろいろありますが、なかでも現役中・引退後問わずお店を経営するプロレスラーは少なくありません。 試合観戦後に名レスラーのお店に行って試合談義に花を咲かせる……ファンにとってそんなぜいたくはありませんが、レスラ…
35歳を超えて、食が細くなってきた。 高校生の頃のように「量が多ければ多いほど良いお店」というジャッジをしなくなった。 子どもの頃、おかずをつまみに酒だけ飲んで、ご飯を食べない親戚のオジさんを「食の楽しさを失った哀れな生き物よwww」とあざ笑って…
年末年始は飲み会が重なり、暴飲暴食による胃腸の不具合や風邪が心配なシーズン。 そんな時期を元気に乗り切るためには、気合いや睡眠だけじゃ不十分。 やっぱり栄養が必要だ。 そこで、栄養士の資格を持つアイドル、Maison book girl (※2021年活動終了)の…
スタバに、緑じゃなくて黒いエプロンをした店員さんがいて、その店員さんの入れる珈琲は特別らしいよ。という都市伝説を知っているか? ブラックエプロンは伝説にあらず。「スターバックスコーヒー 東京ミッドタウン店」2階の「スターバックス リザーブ® バ…
東京ミッドタウンのスタバは、英字新聞持ってないとソファー席座っちゃダメって都市伝説はさすがにガセだが、どうして誰もかれも「スタバ」「スタバ」なの? という疑問を「スターバックスコーヒー 東京ミッドタウン店」でぶつけてみたら、心のモヤモヤが珈…
こんにちは。糖質ダイエットが僕の大好きなお肉しか食べないと耳にして、思いっきり食べていたら結局食べ過ぎで増量してしまった新人作家の大谷です。 運動しなきゃダメですね、とほほ。 そんな絶賛糖質ダイエット中の現在、お肉を買うならお肉屋さんだ! と…
どうも臆病者の新人作家、大谷です。 突然ですが、スーパーの肉、たまに外れることがありませんか? 高い肉を選んでも、臭みが強かったりちょっと固かったり、ああ今回も外れか……とがっかりしてしまうこともしばしば。 そこで、簡単にいい肉を目利きする方法…
16年シーズン限りで惜しまれつつも現役を退いた元読売ジャイアンツ・鈴木尚広(すずき たかひろ)さん。 ストイックかつ入念な準備で、球史に残る唯一無二のポジションを築きあげた“足”のスペシャリストに、ベストなコンディションを保つ「食」の秘訣(ひけ…
超人的な集中力と体力を必要とするアスリートたち。そんな彼らの食生活って気になりませんか。今や、世界的サッカー選手として活躍しているインテル所属の長友佑都選手の専属シェフ、加藤超也さんにアスリートのレシピやメニュー考案のうえで気を付けている…
皆さんは、フジパンのネオバターロールを知っていますか? 数多くのメーカーが発売しているバターロールの中で、ひときわ魅惑的な商品です。 何しろネオバターロールは、バターロールの中に適量のマーガリンを詰めるという画期的なアイデアを規した食卓パン…
俳優、鈴木浩介。底なしの良い人から実は犯人でした的サイコまで何でも演じる、言わずと知れた名バイプレーヤー。彼はカレーとスパイスを愛している。インドに出向き、片っ端からカレーを食べ尽くすほどに愛しているのだ。彼は言う。東京の南インド料理なら…
©123RF 子育て中のママの悩みといえば、夫がどれだけ家事育児を担ってくれるかということ。 そこで専業・フルタイム・在宅&ナイトワークという、それぞれ立場の違った三人の主婦をお招きして覆面座談会を開きました。前編はこちらから。 【座談会参加メンバ…
©123RF 世の中の、多くの主婦たちが持っている悩みといえば「どうすれば、夫が家事や育児をもっとしてくれるか」ということではないでしょうか。 「もう少し家事や育児をして欲しい」と頼んでも 「やり方がわからない」 「俺の役割じゃない」 「十分にやって…
日本酒の知識について話そう。日本酒美味しいな、と思いながら「同じ銘柄なのに、大吟醸と吟醸と純米酒があるの、なんなん?」程度の知識の人! ようこそ、同志よ。神奈川・横須賀中央「「酒のデパート ヒトモト 立ち呑みカウンター」で代わりに学んで来たか…
いきなりクイズです。 下記に挙げた2軒の和食店。会計金額には、およそ300倍もの差がある。 とはいうものの、両店にはある共通項が存在する。それはいったい、何? A店:ニューヨークの最高級寿司レストラン。あるカップル客は、握りのコースと追加の寿司を…
東京・駒場東大前「BUNDAN COFFEE & BEER」で、文学とうまい食事に浸かってきた。純文学から大衆文学、思想書、マンガに至る2万冊の蔵書に囲まれると、読書好きならずとも珈琲の味がいつもと違って感じられそう。文学作品と作家に紐づけられたメニューも実に…
「旅をしない音楽家は不幸だ」という言葉を残したのはモーツァルトだが、では、旅する音楽家の中でもっとも幸せなのは? それはやはり、その土地土地ならではの旨いものを味わい尽くしている音楽家ではないだろうか。そこで! ライブやツアーで各地を巡るミ…
みなさん、日々、日本の治安を守る自衛隊についてどんなイメージを持っていますか?ご存じのとおり自衛隊は、陸海空それぞれの組織が独立し、日本各地に基地や駐屯地を持っています。 むろん、関係者以外はその敷地内には気軽に立ち入ることはできません。よ…
その肉体と強さ、どうやって作り上げたの? を紐解く【レスラーめし】。第2回はモンスターモーニングでおなじみの中西学選手です。アマチュア時代の思い出の店、東京・新宿西口「朝起」や、五反田「ステーキハウス・リベラ」並みのステーキの話など、今回も…
満たされない、と感じているすべての人に告ぐ。「好き」を仕事にすることは素晴らしい。ただ、難しさもある。脱サラに成功しながらも、そんな思いを忘れないのは東京・新宿御苑「curry 草枕」の店主の馬屋原氏。もちろん、満たされていないものが胃袋ならば…
こんにちは。 『メシ通』ライターの鷲谷と申します。 さっそくですが、けっこう前に話題になったツイート、ノザキのコンビーフ公式アカウントによる「#自社製品を自虐してみた」のアレです。 このツイートを見たとき、笑っちゃうと同時に思ったのは、ひょっ…
5000年前、古代メソポタミアの人々は何を食べていたんだろう……。人間、一度は考える問題だと思います。あれ? 考えない? でも、古代に思いをはせ、文献を読みあさり、できるだけ当時に近いレシピで「歴史メシ=歴メシ」を作り続けているのが歴史料理研究家…
あのイカ天バンドが再ブレイク中 『いかす! バンド天国』でのデビューから28年、再ブレイク中の「人間椅子」。青森から上京しデビューし、ドラマーチェンジを経てもなお、不遇の時期も歩みを止めることなくコンスタントに新譜を出し続けているハードロック…
「アイドル」と「スナック」。 イメージでいえば、昼の世界と夜の世界。 まるで真逆に思えるかもしれない。 しかしアイドルが自らお店を持って「ママ」として切り盛りしているお店がある。 その名は「ヤングスナック-芹奈-」。 場所は渋谷道玄坂から曲がった…
抜群のスタイルと飾らない人柄で男女共に注目を集める女優、片瀬那奈さん。なんと、20歳までは1日9回も食事をしていたという食いしん坊。もちろん今でも「食べることが大好きで食事制限なんてできない!」と公言するほど。そんな片瀬さんに、食への熱い思い…
実家に帰省して家族で夕飯を食べに外に出た。目当てのお店が閉まっていて、少し悩んだ挙句、近くのファミレスに入る。 「うーん、あのお店閉まってたの残念だったなー」という感じで少しテンション下がり気味で入店したのだが、メニューを広げてみると家族が…
マイクロ出版社、ferment booksの(よ)です。 突然ですが皆さん、下記の式の意味、わかりますか? 焼餃子 = 日本のイノベーション 中華料理 ≠ 中国料理 日本食 = 和食 +(洋食+中華料理) 和食 = 日本食 -(洋食+中華料理) 洋食 + 中華料理 = 日…
24歳から女優のキャリアをスタートして26歳で映画デビュー。スタートは遅かったものの、そこから月9ドラマ、園子温監督作品の常連になるなどメキメキ頭角を現した桜井ユキ。最新出演映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY - リミット・オブ・スリーピング ビュ…
いやぁ、世の中には面白い人がいるねぇ。 今回は、カカシ(案山子)が好きすぎて、青春18きっぷで全国をまわり、カカシの写真を撮りまくっているというお方。ピート小林さんだ。 年齢不詳だけれど、たぶん僕よりは年上だと思われる。 待ち合わせたのは、東京…